安産祈願でお寺や神社に参拝をするなら、「いぬ」がオススメ!

しかし、なぜ戌の日が良いのでしょうか?

今回は、戌の日についてその意味、戌の日参りのマナーやルールなど詳しく解説していきます。

当日の服装や持ち物、初穂料の相場なども気になりますよね。

安産祈願にオススメの神社や腹帯の巻き方、出産後に腹帯をどうすれば良いのかについても合わせてお伝えします♪

戌の日とは?

妊娠するまでは、「戌の日」という言葉すら知らなかった、という方もいるのではないでしょうか?

戌の日とは、安定期に入る妊娠5ヶ月目の妊婦さんが寺社で安産祈願をし、腹帯はらおび(ふくたい)を巻く“帯祝い(戌の日参り)”をするのに適した吉日のことです。

戌の日に安産祈願をする

では、なぜ「戌の日」に安産祈願をするのでしょうか?

戌とは、十二支の「戌」のこと。

ねずみうしとらうさぎたつへびうまひつじさるとりいぬいのしし

11番目が「戌」で、動物の犬になります。

犬は多産でお産が軽く、昔から安産の象徴とされてきました。

そこで安産の犬にあやかり、戌の日に安産を願い、腹帯を巻いてお祝いするようになりました。

このことを“帯祝い”と呼びます。

水天宮(東京都中央区)など安産の神様として有名な神社やお寺をお参りし、腹帯を巻いてお祝いします。

妊娠5ヶ月目というのは、ちょうどお腹が目立ちはじめる時期。

腹帯を巻くことには、大きくなってきたお腹を支える、冷えや腰痛防止の意味もあるんですよ。

戌の日はいつ?令和3年(2021年)のカレンダー

干支というと年を思い浮かべますが、日にちにも干支は使われており、12日に一度、戌の日がやってきます。

令和3年(2021年)の戌の日を見てみましょう!

1月2(土) 14(木) 26()
2月7(日) 19()
3月3(水) 15() 27()
4月8(木) 20(火)
5月2(日) 14() 26()
6月7(月) 19()
7月1(木) 13() 25()
8月6(金) 18(水) 30(月)
9月11(土) 23(木・祝)
10月5(火) 17() 29()
11月10(水) 22()
12月4(土) 16(木) 28(火)


※赤字は大安

なお、帯祝いは妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に行く風習とされていますが、最近では天気や曜日、大安といった六曜などを考慮し、必ずしも最初の戌の日と限らず行く方も増えています。

戌の日の「腹帯」って?

戌の日に巻く腹帯。

普通の腹帯とは違うの?誰が買えば良い?出産後はどうすれば良いの?

ここでは、そんな疑問を腹帯の巻き方と合わせて解説しましょう。

腹帯は誰が買うの?

戌の日で使う腹帯のことを「岩田帯いわたおび」といいます。

昔は妊婦さんの実家で、早いと帯祝いの半月前から岩田帯を用意するのが習わしでした。

しかし、最近では妊婦さん自身で用意したり、神社によっては腹帯の用意があるので、事前に問い合わせて確認してみてくださいね!

腹帯の巻き方

さらしの巻き方は、以下の動画を参考にしてみてください♪

出産後、腹帯はどうするの?

お参りのときに神社やお寺で購入した腹帯。

出産後、どうしたら良いのかわからないという方も多いはず。

神社やお寺によっては、お焚き上げしているところもあります。

また、赤ちゃんの産着として使う方もいらっしゃいます。(素敵ですね♡)

ただし、縁起物だけに雑巾やオムツにするのはNG!

くれぐれも、粗末な扱いはしないことです。

いざ、戌の日参り!お参り方法やマナーは?

では次に、戌の日参りの方法やマナーについて見ていきましょう!

誰と行くのか、どんな服装をしていくのか、初穂料はどのぐらい包めば良いのか、戌の日が仏滅だったらどうすれば良いのかについてお伝えします。

戌の日は誰と行く?

特に誰と行かなければいけない、という決まりはありません。

夫婦だけで行くという家庭もあれば、両家の親と一緒にお参りするという家庭もあります。

中には兄弟家族も一緒に、という家庭もあります。

気をつけておきたいのは、後になって「行きたかった…」といわれてしまった場合です。

その辺も考えると、事前に両家で話し合っておいたほうが良いかもしれませんね!

戌の日の初穂料とは?相場はどれくらい?

寺社で安産祈願をしてもらったら、感謝の気持ちとして初穂料を納めます。

気になるのは、いくら納めたら良いのか?ですよね。

各神社やお寺、地域によっても違いますが、相場は5千円~1万円です。

お参り当日の服装、何を着ていけばいいの?

戌の日参りだからといって、正装する必要はありません。

カジュアルすぎなければOKですが、神社やお寺にお参りするのですから、その場にふさわしい服装にしましょう。

肌の露出が多い服装やサンダル履きは控えること。

妊婦さんなので、ヒールの高い靴やウエストが締まったスカートなども避けたほうが良いですね。

ご祈祷を希望するなら少なくとも30分は時間がかかるので、身体に負担のかからない服装にしましょう。

男性も特に決まりはありません。

スーツでなくても構いませんが、ジーンズにトレーナーといったラフな格好は控えたほうが無難です。

必要な持ち物

戌の日当日、お参りに必要な持ち物は2点です。

(1)初穂料(祈祷料)
(2)腹帯

初穂料は直接納めることも多いのですが、のし袋や袋に入れるよう案内されるところもあります。

あらかじめ用意しておくか、事前に確認しておきましょう。

先にお伝えしたように、腹帯は神社やお寺で用意しているところも多いのですが、持参する場合は忘れないようにしてくださいね。

“仏滅”の戌の日

日本では、お祝い事は大安を選ぶのが習わしになっています。

しかし、安産祈願のお参りは仏滅の戌の日であっても特に問題はありません。

もちろん仏滅が気になるようであれば、日にちをずらすのもOK!

祈願を吉日にし、腹帯を巻くのは戌の日にするというのもオススメです♪

戌の日の帯祝い、贈るときの金額相場は?お祝い返しは必要?

ここでは、帯祝いのお返しは必要なのか、帯祝いを贈るとしたらいくらぐらいが相場なのかについてお伝えします。

帯祝いを贈るときの目安金額

帯祝いを贈る金額の目安は、贈る人の立場により違ってきます。

妊婦さんの親なら1~3万円

義理の親や兄弟姉妹の場合なら5千~1万円

親戚や友人、職場の同僚であれば、3千~1万円を目安としてください。

帯祝いのお返しはしたほうがいいの?

帯祝いのお返しは、地域によってお赤飯や紅白のお餅を配るところもありますが、基本的には必要ありません。

相手が身内であれば、お祝いの席を設けることでお返しの代わりにもなります。

もし、友人や会社の同僚など身内以外の方へお返しをするのなら、内祝いとしていただいた金額の1/5~1/3くらいの品物にしましょう。

義母への帯祝いのお返し
また、身内であっても、義母への帯祝いのお返しはしておいたほうが良いでしょう。

先輩ママの中には、義母の好きな和菓子にしたという方もいます。

戌の日に行きたい!安産祈願でオススメの神社

せっかくお参りするなら、人気の高いところが良いですよね。

ここでは、東京で人気の安産祈願スポット3箇所をご紹介します!

水天宮(東京都中央区)

日本橋人形町にある水天宮は、安産や子宝の神として東京で一番知名度の高い神社です。

祈願は予約制ではなく、当日の朝8時から受付がスタートします。

戌の日はかなり混みますので、事前に混雑予想や待ち時間を公式サイトで確認してから出かけるようにしましょう!

住所:〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
開門時間:7:00~18:00
     ご祈祷受付時間は8:00~15:30 ※ただし、戌の日は16:00まで
アクセス:
・東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」5番出口より徒歩1分
・東京メトロ日比谷線「人形町駅」A1出口より徒歩6分
・都営地下鉄浅草線「人形町駅」A3出口より徒歩8分
・都営地下鉄新宿線「浜町駅」A2出口より徒歩12分

鬼子母神堂(東京都豊島区)

雑司ヶ谷にある鬼子母神堂は、国の重要文化財にも指定され700年以上の歴史あるお寺です。

正式名称は「威光山法妙寺いこうざんほうみょうじ」といいます。

祈願は予約もできますので、混雑が予想される戌の日は、事前予約をオススメします。

住所:〒171-0032 東京都豊島区雑司ヶ谷3−15−20
開堂時間:9:00~17:00
アクセス:
・JR「池袋駅」「目白駅」より徒歩15分
・東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」1番出口より徒歩5分
・都電荒川線「鬼子母神前」徒歩1分

大宮八幡宮(東京都杉並区)

大宮八幡宮は敷地が15000坪もあり、東京で3番目に広い神社です。

東京のヘソ(中心部)・杉並区に位置しているため、最近はパワースポットとしても注目されています。

祈願は予約をしなくてもOK!

マタニティ―マークが入った絵馬が人気です♡

住所:〒168-8570 東京都杉並区大宮2-3-1
開堂時間:10:00~17:00
     ご祈祷受付時間は9:30~16:30
アクセス:
・京王電鉄 井の頭線「西永福駅」より歩7分
・京王電鉄 井の頭線「永福町駅」より徒歩10分
・東京メトロ丸の内線「方南町駅」「新高円寺駅」JR「新宿駅」「中野駅」「高円寺駅」それぞれ永福町行きバスより「大宮八幡前」または「大宮町」下車

おわりに

いかがでしたか?

帯祝いは、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日と決まってはいますが、体調が悪ければ無理をせず、日程を変更したり、代理や郵送でも受け付けてくれる神社やお寺がほとんど。

何よりも大切なのは、お腹の赤ちゃんとママの安全です。

くれぐれも無理はしないでくださいね。

また、妊娠中は突然体調が悪くなることもあります。

お参りの時だけではなく、外出時は必ず母子手帳を持って歩くようにすれば、いざという時にも安心ですよ!

女性にとっての一大イベント、ぜひ素敵なマタニティライフをお過ごしください♡