皆さんは水引をご存知ですか?

「水引」という言葉を知らなくても、きっとどこかで見たことがあるのではなかと思います。

水引は、ご祝儀や不祝儀に用いられる飾りで、贈答品や封筒に掛けられる帯紐です。形や色により様々な使い分けがされます。

飾り紐としてだけでなく、現在は置物やアクセサリーとしても利用されています。

そして、水引の色や結び方などに意味が込められてるのをご存知でしょうか?

水引について、簡単にご説明してまいりましょう。

水引の意味

未開封であることの証、魔除け、引けば引くほど強くなることから「人と人を結びつける」という三つの意味合いがあります。

現在では主に三つ目の意味合いで使われることが多いようです。

水引の歴史

水引の歴史は諸説ありますが、室町時代にさかのぼります。

明(中国の王朝のひとつ)からの輸入品のすべての箱に、紅白の縄が掛けられていました。

その縄は、輸入品と輸出品を区別するだけのものでしたが、日本がそれを贈答用に掛ける習慣があるものと誤解し、日本でも赤白の紐を掛けるようになったという説や、航海の無事を祈ったり、海賊から守るための魔除けとして使用された説などがあります。

また、宮廷への献上品に紅白の麻の紐を結ぶ習慣があり、室町時代後期には、麻紐の代わりに紙こよりに糊水を引き乾かして固めた紙糸が使用されるようになりました。

水引の色

水引の色と組み合わせによっても用途が代わってきます。

赤白
祝い事全般に用いられます。
紅白と混合されてしまいがちですが、別物です。
紅白皇室の祝い事のみに用いられます。
紅の顔料で染められており、一見しただけだと黒色に見えますが指でこすると紅色に発色します。
金銀
結婚祝い、結納、長寿祝いなど一生に一度のお祝いごとに用いられます。
金赤門松や神札など、特別な用途に使われています。
黒白
香典やお供えなど、主に仏事に用いられます。黒銀も同じです。
黄白香典やお供えなど、特定の地域で用いられます。
仏事のなかでも悲しいことに用いられます。
黄色は土の色で、土に還ることを表すといわれています。

水引の素材

水引は、和紙を紙縒り状にしたものに糊を塗り、乾かして固めたものです。

このままでも使用されますが、金銀の紙で巻いたものや、細い繊維を巻き付けて使われるものもあります。

水引の結び方いろいろ

あわじ結び
水引の基本の結び方で、慶事・弔事・神事・佛事、すべての用途に用いられる結び方です。
目的によって水引の色が違います。
別名「あわび結び」とも言い、形がアワビに似ているから、との説もあります。
両側を持って引っ張るとさらに固く結ばれることから、「末永くお付き合いしたい」という意味が込められています。
梅結び
丸い花びらを表した「梅結び」は特に婚礼で多く用いられます。
簡単にほどけないことから、「固く結ばれますように」という意味が込められています。
蝶結び
本来の水引の結び方ではなく、開くことを目的としています。
結び直すことができることから「何度あっても良い」お祝いごとに使います。
相生(あいおい)結び
「共に生きる」「共に老いる」という意味がある相生結びは、慶事に使われます。
水引のほか、料理でもよく用いられる結び方です。
輪結び
余った水引を切ることなく輪にして結びます。
「すべて滞りなく丸く収まりますように」との意味が込められ、特に婚礼に使用します。
鶴結び
「あわじ結び」の変形で、「鶴は千年、亀は万年」という言葉もあることから、
長生きできるようにとおめでたいことのお祝いに用いられます。
結び切り
さかさまの蝶のような形をした「結び切り」は、硬くてほどけないことから、結婚式や内祝いに使われます。
また「二度と繰り返さないでほしい」という意味もあり、お見舞い、弔事などにも用いられます。

このように、祝儀袋のイメージの強い水引ですが、カラフルでアレンジ自在、軽い素材でできていることからアクセサリーとしても人気を集めています。

今回はプレゼントにもぴったりな、オススメの「水引ピアス10選」をご紹介します!

花嫁をイメージした、清楚でエレガントなデザインの「あわじ結びピアス」

「あわじ結び」の水引とコットンパールを組み合わせた樹脂ピアスです。

日本人女性デザイナーの手作りのアクセサリー。

着物姿によく合うので、夏祭りや花火大会、成人式にぴったり!

樹脂でできているので金属アレルギーの方にもお使いいただけます。

同じデザインでイヤリングもあるのが嬉しいところ♪

春の訪れを知らせる喜びの象徴、梅の花がモチーフの「梅結びピアス」

春先に身に着けたい「梅結び」の水引とコットンパールのピアスです。

職人が織り込んだ水引を、可愛らしい梅結びにあしらいました。

和風素材でありながら華やかさがあるので、和装だけではなく洋装にも合います。

ミッキーと水引の意外なコラボがたまらなく可愛い「ミッキー梅結びピアス」

ディズニーでおなじみのミッキーが水引になりました。

「梅結び」の進化系で、大ぶりなミッキーフェイスが涼しげにスウィングします。

ディズニー好きなお友達へのプレゼントに、いかがですか?

左右色違いがかわいい、「リボンの水引と和柄のピアス5点セット」

左右で色が違う「蝶結び」の水引ピアスです。

「今日はどれをつけようかな?」と迷ってしまいそうなかわいい5個セットで、いろいろなバリエーションが楽しめます。

蝶結びと和柄ピアスとを組み合わせても素敵ですね。

ビビットな色の組み合わせが和モダン、「相生結び水引ピアス」

4色の水引を「相生結び」に織り込んだピアスです。

和装にも洋装にも合う、ゆらゆら揺れるデザイン。

大ぶりながら軽い素材なので、重さが気になりません!

耳たぶに挟むだけ、アレルギーフリーの「あわじ結び水引ピアス」

鮮やかな色の和紙で組んだ「あわじ結び」のノンホールピアスです。

ピアスホールが開いていなくても身に着けることができます。

金属アレルギーがある人でも安心の樹脂製です。

繊細で華やかな「輪結びの水引ピアス」

「輪結び」にした水引のフックピアス。

ビビットカラーの和紙と金色の組み合わせが、とても華やかな印象ですね。

浴衣、着物、袴などの和装にぴったりです!

愛媛の伝統工芸、「伊予の水引とアコヤナチュラル真珠のピアス」

「伊予の水引」と日本の海で育ったナチュラル真珠を組み合わせた、愛媛ならではのピアスです。

伊予は「紙の街」として古い歴史があり、伊予水引は水引の国内生産量第2位でもあります。

ぜひ、愛媛のおみやげにいかがですか?

おめでたい金色の鶴のモチーフはお祝いにぴったり「鶴結びピアス」

「鶴結び」に加工した水引ピアスです。

こちらも「伊予の水引」。老舗の職人が丁寧に作っています。

華やかなので、結婚式などのおめでたい席にぴったりですね♪

ふるさと納税できる「スワロフスキーと水引のピアス」

伝統の水引をお花の形にあしらった水引ピアスは、香川県観音寺市のふるさと納税対象商品です。

生産者も寄付した人もお得な「ふるさと納税」。

寄付を通じて地域を応援!

スワロフスキーがキラキラ揺れて、華やかに耳元を飾ります。

自分で作れるハンドメイドの水引ピアス・イヤリング

ステキな水引のピアスをご紹介してきましたが、ここからは自分で水引のピアス・イヤリングが作れるキットをいくつかご紹介したいと思います!

とっても簡単♪変わり結びの水引ピアスが作れるキット!

シックな茜色が大人の女性らしくて素敵なピアス♡

こちらはピアスですが、イヤリングの部品を別で購入しつけ変えれば、ピアスの穴が開いていない方でもお付けいただけます♪

猫ちゃん型の水引イヤリングが作れるキット♡

水引の技術を応用し、かわいい猫ちゃん型のイヤリングを作れるキットです。

イヤリングタイプなので、お子さんにも付けてあげられます!

別でピアスパーツを購入していただければ、ピアスにも作り替えられますよ♡

パールと水引がお上品!みょうが結びの水引ピアスキット

パールとピンクの水引の組み合わせが可愛らしいイヤリングキットです。

水引もパールの縁起の良いものなので、結婚式などのお祝いの席に付けていきたいですね♡

おわりに

いかがでしたでしょうか?

誰もが目にしたことのある、知っているようで知らなかった水引の歴史や意味、おしゃれな水引ピアス10選をご紹介しました。

古い伝統のある水引ですが、それをアクセサリーにするとかえって新しく感じますね。

元号が「令和」に変わり、由来となった万葉集が注目を集めているように、歴史のある水引も見直され、ますます人気が出そうな予感。

和装にも洋装にも合う水引ピアス。

ひとつ持っていると重宝するのではないでしょうか。

海外の方へのお土産にもオススメです!