萬古焼は三重県四日市市で作られる、耐熱性に優れた陶器として有名な伝統工芸品です。
萬古焼というと「土鍋」が有名ですが、実は「急須」にも秘められた力があるのをご存知でしたか?
萬古焼の急須は鉄分を多く含む赤土粘土で作られているのですが、その土にお茶の渋みとなる成分が吸着し、適度に渋みがとれ、おいしいお茶を淹れることが事ができるのです!
そのため、萬古焼の急須を使うとおいしいお茶を淹れることができると大人気♪
また、使い込むことで急須の表面が艶っぽく変化するので、長く愛用すると万古焼の経年変化の楽しさも味わえます。
そんな魅力いっぱいの萬古焼急須のオススメ商品を8つ選んでみました。
長く使える急須や、おいしくお茶を淹れられる急須をお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
最高の一杯を味わうために職人が手作り!萬古焼 至高急須
お茶本来の風味を引き出し、極上の味わいを楽しむために職人が手作りした至高の急須です。
この急須は、おいしいお茶を注ぐためにこだわりぬかれたデザインとなっています。
こだわりポイントの一つ目は、急須につけられた100個の茶漉し穴。
急須の茶漉しには、プラスチックや金属でできた茶漉し網を使うことが多いですが、この急須はそれらを使っていません。
そのため、プラスチックや金属の臭みがお茶に移ってしまうことがなく、お茶そのものの風味を楽しむことができるのです。
こだわりポイントの二つ目は、袋型をした急須の形状。
これのおかげでしっかりと対流ができ、茶葉が開きやすくなるので、お茶の香りがぐっと深くなります。
そんなこだわりがつまった急須だからこそ味わえるおいしさ、どんなものか気になってきませんか?
ぜひ至高急須によるお茶の味わいを確かめてみてください!
キティちゃんがとってもキュート♡ハローキティ 萬古焼1.5号急須(菊)
こちらはハローキティが描かれた萬古焼の急須♪
伝統工芸品・萬古焼とキティちゃんのコラボだなんて…買わずにはいられない!!!
和風の菊のお花ともマッチしていて、乙女心をくすぐる逸品ですね。
さらに、紫泥でできたこちらの急須は、紫泥に含まれる鉄分がお茶の苦みを吸収して、まろやかなお茶に仕上げてくれます。
ただ、素材のキメが細かく、薄手の作りとなっていますので、熱湯は避けて70~80度のお湯で淹れてくださいね。
かわいいだけでなく、性質にも優れたキティちゃんの萬古焼の急須。
自分用にも良いですし、お友達へのプレゼントにもオススメです♡
どんな日本茶もおいしく淹れられる!萬古焼 平形底網急須
どんなお茶もおいしく淹れられる萬古焼の底網急須。
急須の底に網がついていることで、残り湯も濃くならず、二煎目もおいしさそのまま♪
細かい網の目は目詰まりを防ぎ、粉茶にも使用することができます。
また、特徴的な大きなふたは残量の確認、茶がらの処分には最適です!
この急須の魅力は、あらゆる日本茶のおいしさを引き出すことができる点にあります。
さらに、注ぎ口が広く、茶湯の通りが良いのも魅力です♪
色々なお茶に挑戦してみたくなる急須ですね♪
面倒くさい茶殻の処理を快適に!萬古焼 茶ガラの捨てやすい急須
「お茶を飲んだ後、残った茶殻が急須にくっついてしまう…」
「茶殻の片付けが面倒だから急須で淹れるのは億劫だな…。」
この急須はその名の通り茶殻が捨てやすい茶漉しになっているので、急須につきもののお悩みを解消してくれます!
また、便利で使いやすいだけでなく、艶々とした見た目も魅力的♡
茶色と緑を基調とした深い色味は、ずっと眺めていたくなような美しさですよね。
萬古焼は、使えば使うほど艶っぽく輝いていくという特徴を持っています。
長い年月をかけて、自分だけの焼き物を育てていく楽しさを味わってみてはいかがでしょうか。
どんな湯呑にもベストマッチ!シンプルな黒の萬古焼急須 杏 329cc
マットな質感と、手作りならではの温かみが感じられるシンプルな黒の萬古焼急須。
装飾のない潔さゆえに、どんな湯呑にも合わせやすく使うシーンを選びません。
急須の内側には釉薬を使っていないので、陶器に渋み成分が吸着しまろやかな味わいのお茶を淹れることができます。
3種類のサイズが展開されているのもうれしいポイントの一つ。
小さめに作られたサイズの急須もあるので、女性を始め小さな手の方でも、片手でフタを押さえられるので簡単にお茶を淹れることができます。
お気に入りのサイズのものを選んでくださいね♪
使いやすさに超特化!萬古焼 平碗ビリ形ベンリー急須 <青磁>
毎日使いたいものだからこそ、とことん使いやすさにこだわったベンリー急須。
使いやすさの秘訣は急須に施された数々の工夫にあります。
例えば茶漉し。
急須の底全体が茶漉しになっているので水切れしやすく、茶漉しの網目が細かいので目詰まりがしにくいです。
また、フタが大きく設計されているため、茶殻が捨てやすく片付けも簡単!
急須を大きく傾けなくてもお茶が注ぎやすいのもポイントです。
一風変わったくびれのある持ち手のデザインは、手にフィットして滑りにくそうなのも嬉しいですよね。
誰が使っても扱いやすいので、贈り物にもピッタリ!
美しい瑠璃色が特徴!「萬古焼 こだわりの角丸急須 ルリ」
「シンプルな急須を一つ持っているけど、シーンに合わせて華やかなものも使いたい。」
そんな方にピッタリの、趣あるセンスの良い急須です。
長く使っても飽きがくることはありません。
また、急須の美しさだけでなく、使いやすい点も高評価。
くびれのある取っ手は、手にフィットし、毎日使いに最適な急須です♪
おわりに
家事に仕事に毎日忙しく過ごしている私たち。
時間がないからこそ、急須よりもすばやくお茶を淹れられるテーパックなどを使っているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、萬古焼の急須はティーパックではできない、お茶本来のおいしさを引き出すことができます。
じっくり時間をかけただけのおいしさを約束してくれますので、ぜひ萬古焼急須でお茶を楽しんでみてください。
忙しい日常の中でほっと一息つくお茶の時間を大切にできれば、心にゆとりを持つことができるでしょう。
萬古焼とは、三重県四日市市の代表的な焼き物で、昭和54(1979)年に国から伝統的工芸品に指定されています。
発祥は江戸時代中期。茶道に精進した茶人であり、商人でもあった「沼波弄山」の茶の趣味が高じ、自ら茶器を焼き始めたのが始まりです。
常滑焼とは、愛知県の知多半島西海岸の中央部に位置する常滑市周辺で作られている陶器の名称です。
鉄分を多く含む良質な粘土を原料として、古くから様々な焼き物が作られてきました。
昭和51(1976)年には国の伝統的工芸品に指定されています。
南部鉄器とは、「岩手県南部鉄器協同組合連合会」の加盟業者によって作られている鉄器で、現在は経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されています。今回は、身近な人へのお祝いだけでなく、海外へのギフトにもぴったりの、洗練された南部鉄器の急須オススメ10選をご紹介します。
三重県は伊勢海老の産地としても有名で、千葉県と共に漁獲量全国1位を競っています。そんな三重県では、何百年も前から受け継がれてきた技術で作り上げた、33品目以上の伝統工芸品が存在します。経済産業大臣によって三重県の「伝統的工芸品」として指定されている、伊賀くみひも、四日市萬古焼、鈴鹿墨、伊賀焼、伊勢形紙をご紹介します。
日本には何十年、何百年も前から受け継がれてきた技術を用いた、伝統工芸品が数多く存在します。技術の革新により機械化が進み、安価で使いやすい商品がどんどん市場に出回っている昨今、手作業で作られる伝統工芸品は需要が少なくなり、追い詰められているのが現状です。