萩焼とは今から約400年ほど前に山口県萩市で始まり、茶人達から「一楽、二萩、三唐津」と賞されるほど、良質な焼き物の一つです。
萩焼に使われる土は、浸透性、保水性、保湿性が高いといった特徴があり、それぞれの土の調合分量によって焼き上がりが変わってきますが、焼きしまりが少ない土を使用するため柔らかな風合いがでます。
また、釉薬と土の収縮率の違いから表面に細かなヒビが生まれ、長年使い込んでいくと、このヒビに水分が馴染んでいき器の色合いが変化していく楽しみがあります♪
色合いの変化は「萩の七化け」と呼ばれ、萩焼の特徴とされています。
一般的に、萩焼にはあまり絵付けなどの装飾はされず、土の配合や釉薬のかけ方、ヘラ目、刷毛目などによってデザインが作られます。
素材を生かしたデザインはシンプルで素朴、使い込むほどに味わいが出てくるのが萩焼の面白さです。
また、茶碗の底の部分の「高台」と呼ばれる足部分にある切込みは、「切り高台」「割り高台」と呼ばれ、萩焼の目印となっています。
今回は伝統的で趣のある物から、ちょっとお洒落で可愛らしい萩焼のお茶碗10選をご紹介します!
山口県山口市ふるさと納税返礼品「ふるさと納税 萩焼飯器セット」
萩焼ならではの淡いピンク色合が上品で、柔らかな雰囲気のご飯茶碗セットです♪
ご夫婦やカップルで使えば、日々の何気ない食事の時間も楽しくなるのではないでしょうか?
一つひとつ手で作られるため、微妙な違いが生まれるのがなんとも味わい深いですよね。
白いご飯がより、おいしく感じられそうなお茶碗♡
こちらは山口県山口市のふるさと納税の対象品で、10,000円の寄付金への返礼品です。
シンプルながら可愛らしい「萩焼 銀灰 組 飯碗」
控えめでシンプルながら、洗練されたデザインの組飯碗です。
使い込むごとに萩焼らしい味わいが楽しめますよ。
茶碗の直径は約12㎝と持ちやすく、手にフィットするサイズ感です♪
茶碗の足部分にはしっかり萩焼のマークである切れ込みが!
ギフト包装と熨斗は無料で対応してくれますので、プレゼントにも大変喜ばれる組飯碗です!
使い安く、お茶練習用にピッタリ!茶道具 抹茶茶碗 萩焼平茶碗
ほんのりとした温かみのある可愛らしい抹茶椀です♡
底は白色になっており、様々な角度から見える茶碗の表情に見とれてしまいそう!
シンプルなデザインがゆえに、使い込むことで生まれる経年変化がよくわかる茶碗ですね。
萩焼の抹茶椀の中でも手軽なお値段で、お茶の練習用にもピッタリです。
重量も軽く、手になじみやすく使いやすいです♪
キュートながら大人っぽさもある「萩焼 茶碗 mint お茶碗ペアセット 木箱入り」
ピンクと、ミントグリーンの淡い色合いが、上品ながら可愛らしい萩焼のお茶碗ペアセットです♡
キュートで可愛いだけではなく、大人っぽさも揃えた「オトナカワイイ」お茶碗は、毎日の食卓がグッと華やかになりそう。
鮮やかなミントカラーは、インスタ映え間違いなし!
化粧箱入りなので、一人暮らしを始める女の子へのプレゼントにもオススメです♪
シンプルで力強さが感じられる「萩焼 井戸 桃李窯」
素朴でシンプルな中に、力強さが感じられる萩焼らしいご飯碗。
直径は約13.6㎝と、一般的なお茶碗の大きさなので使い勝手は抜群!
底には萩焼の印、高台の切込みもしっかり入っています。
一つひとつ手作りのお茶碗ですので個体差はありますが、そこもまた趣があって良いのではないでしょうか!?
使い込むごとに表情が変化していく、手作りの温かみが感じられる個性的な茶碗です。
夕映え色が絶妙な「日本製 萩焼 茶碗 おしゃれ 陶器 ごはん茶碗 飯椀」
夕映えをイメージしたモダンなデザインのご飯茶碗です♪
薄いブルーとピンクの2色展開なので、ご夫婦やカップルで揃えると毎日の食卓も楽しくなりそうです!
すっきりとした印象の茶碗は、深さがありお茶漬けなどの汁物にも良さそう♡
ただ、電子レンジや食洗器は使用できませんので、そこだけは注意してくださいね!
オシャレで可愛い♡淡い紫の萩茶碗「 萩焼 萩むらさき飯茶碗」
萩焼らしい、淡く薄い紫色で控えめなトーンのご飯茶碗です。
シンプルなデザインの中に、萩焼ならではの絶妙な焼き上がりが生んだ柔らかさを感じられます♪
外側は美しい紫、内側は可愛らしい白と紫のマーブルカラーに♡
お茶碗を覗き込んだときに、外側から見るのとはまた違ったデザインが楽しめるなんて。
ごはんの時間が待ち遠しくなるお茶碗ですね!
不思議な色が生み出すモダンでオシャレ!インスタ映えする「萩焼 緋色飯茶碗ペア 化粧箱」
萩焼らしい温かな土色と、トロリとした乳白色の釉が組み合わさった、なんとも不思議な萩焼のペア茶碗です♪
見る角度により光の加減で様々な表情を見せてくれます。
萩焼らしさもありながら、どこかモダンでポップで可愛いですよね♡
ちょっと頑張って手の込んだお料理を作った日は、こちらのお茶碗と合わせて食卓を飾れば、インスタ映え間違いなし!
ファンも多い清玩ブルー!「萩焼 山根清玩 青萩 飯茶碗」
陶芸家の山根清玩氏ならでは、の藍色が鮮やかな萩焼の飯茶碗です。
清玩ブルーとも呼ばれる青色には、単体の青だけではなく、様々な青色を混ぜ合わせ、無限の宇宙が表現されています。
この清玩ブルーから萩焼にハマった…なんて方もいるほど、熱いファンが多いんです♪
白いお米とのコントラストを楽しみたい逸品です!
また、ハンドメイドのため仕上がりには個体差がでるのもワクワクしますよね。
あなたのお手元に届くお茶碗は、どんな清玩ブルーでしょうか!?
ゆったりとした口縁の「萩焼 井戸茶碗 林紅陽 作 木箱入、作陶家しおり付き」
ゆったりとした口縁で飲みやすい、萩焼の井戸茶碗です。
素朴な仕上がりの中に気品が感じられ、茶碗が持つ言葉では表せない風合いは、萩焼ならでは。
こちらは茶道の抹茶椀としても、ごはん茶碗としてもお使いいただけます♪
比較的お手頃ですので、茶道を始めたばかりの方のファースト抹茶椀にぴったりなのでは?
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は萩焼のお茶碗の中でも、手軽でご自宅用としで使いやすいもの、カップルで揃えてみたくなるもの、各ギフトにもオススメなものなどをピックアップしてみました。
素朴でシンプルなデザインの萩焼のお茶碗を使ってみて、日に日に変化していく姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。
毎日の食卓にちょっとしたアクセントが生まれるかもしれませんよ♪

「萩焼」とは、吉田松陰の妹を主人公とした大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台としても取り上げられた山口県萩市に根付く伝統の一つです。今回は、萩焼とはどのようなものか、萩焼の種類や特徴についてご紹介します。

萩焼は山口県の萩市を中心に生産されている伝統的工芸品です。
慶長9年(1604年)に藩主である毛利輝元の命により、朝鮮人陶工である李勺光と李敬の兄弟が、城下で御用窯を築いたのが始まりとされています。

山口県萩市の伝統的工芸品である萩焼。一つひとつ違った色合いや形がもたらす温かみに多くの人が魅了されています。
萩焼の特徴を知るには、製造工程を理解することが大切です。では、萩焼はどのようにして作られるのか、ご存知ですか?

茶道とは、伝統的なしきたりに則って亭主が招いた客人に抹茶をふるまう、密接な茶会の文化です。
茶室という静かな空間で茶を点てる時、客人は心を落ち着かせると同時に自分自身と対峙します。

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石川県南部で生産される、色鮮やかな「九谷焼」。日用品から美術品まで幅広く知られていますね。現在は、宮内庁を通して海外の著名人への贈答品としてもその名を轟かせています。この記事では、九谷焼から生み出された、素敵な茶碗をいくつかご紹介いたしましょう!

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