授かった子供の成長と、無事に生まれてくることを願う「安産祈願」。

お母さんのお腹が膨らんでくるまで無事に胎児が育ったことを祝って腹帯はらおび(ふくたい)を巻き、出産もうまくいくようにと神様に祈願したのが由来だそう。

また、お産の軽い犬にちなみ、妊娠5ヶ月目の「戌の日」に神社やお寺にお参りすると良いとされています。

この記事では、さまざまなエピソードで安産祈願の信仰を集める東京都内の神社やお寺を8社ご紹介します。

ぜひ、お参り先選びの参考にしてみてくださいね。

戌の日参りでの参拝マナーや服装などの詳細は、こちらの記事をご覧ください♪

※本記事の内容は2021年2月時点のものです。
 掲載内容は変更していることもありますので、正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

安産祈願でオススメの東京の神社・お寺① 水天宮

東京都内で安産祈願といえば、必ず検索でヒットする水天宮。

戌の日には行列ができるほどの大人気スポットです!

水天宮が安産祈願で有名なのは、昔、水天宮の社殿の鈴についている紐(鈴の緒)のお下がりを腹帯で使った妊婦が安産だったため、評判が広まって人々がお参りするようになったからなのだそうです。

水天宮での安産祈願のご祈祷は超!人気のため、戌の日にご祈祷を受けられるのは妊婦さんご本人もしくは代理の1名のみで、ご家族は別室で待つことになります。

※戌の日以外にご祈祷を受ける場合は、その日の混雑状況により立ち会える人数が異なりますので、公式HPのお知らせをご確認ください。

ご祈祷の予約や時間指定はできないので、お参りの際は混雑する日や時間帯を避けると良いですよ。

また、水天宮では申込内容を郵送することでご祈祷いただける“お預かり祈祷”の対応もされています。

御守の郵送も行われているので、足を運ぶのが大変な方はぜひ問い合わせてみてくださいね♪

社寺名水天宮(すいてんぐう)
住所〒103-0014
東京都中央区日本橋蛎殻町2-4−1
アクセス・東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」(5番出口)より徒歩1分
・東京メトロ日比谷線「人形町駅」(A1出口)より徒歩6分
・都営地下鉄浅草線「人形町駅」(A3出口)より徒歩8分
・都営地下鉄新宿線「浜町駅」(A2出口)より徒歩12分
※東京駅八重洲口からはタクシーでおよそ15分
参拝時間開門 7:00~18:00
神礼所 8:00~18:00
祈祷受付 8:00~15:30

※参拝時間は変更となる場合がございます。
正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

安産祈願でオススメの東京の神社・お寺② 鬼子母神堂

「雑司ヶ谷鬼子母神堂きしもじんどう」として親しまれる鬼子母神堂ですが、ご祭神の鬼子母神のエピソードはかなり強烈です。

鬼子母神はかつて、人間の子供をとって食べる暴虐ぼうぎゃくな神様でしたが、お釈迦様によって自分の末の子を隠されてしまったことで、それまで自分が食らった子供の親の嘆きや悲しみを悟りました。

それから改心した鬼子母神は、安産・子育の神となりました。

親の気持ちを知る神様ということで、ぜひとも安産を祈りたい神様ですよね。

ご祈祷は電話予約ができるので、参拝日時をあらかじめ連絡しておくと良いですよ。

鬼子母神堂の絵馬にはかわいらしいザクロが描かれており、悪魔を払う「吉祥果きちじょうか」という果物に似ていて縁起が良いといわれています。

境内では手創り市が開かれていることもあるので、タイミングが合えば参拝と一緒にイベントも楽しめますよ♪

社寺名 鬼子母神堂(きしもじんどう)
住所〒171-0032
東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20
アクセス・JR「池袋駅」東口(西武百貨店前)より、明治通りを新宿方向へ
 歩き、「南池袋3丁目」歩道橋を左折、約15分
・JR「目白駅」より、目白通りを東へ歩いて約15分
・JR「池袋駅」東口より都バス、西武バスで、目白方面行または新
 宿・渋谷方面行、「東京音大前」または「千登世橋」下車
・JR「目白駅」より、都バス新宿駅西口行「鬼子母神前」下車
・都電荒川線(三ノ輪・早稲田間)「鬼子母神前」下車
・東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」(1番出口)より徒歩5分
参拝時間9:00~17:00(大黒堂は10:30~16:30)

※参拝時間は変更となる場合がございます。
正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

安産祈願でオススメの東京の神社・お寺③ 大宮八幡宮

大宮八幡宮のご祭神は、八幡様=応神天皇おうじんてんのうです。

その母の神功皇后じんぐうこうごうは、応神天皇を妊娠中に大陸へ出陣し、帰還後無事に出産したことから安産祈願の神様になりました。

安産祈願で使う腹帯も、神功皇后が巻きはじめたのが由来とされているんですよ。

ご祈祷は、当日に受付をした方からの案内となるため、予約制ではありません。

大宮八幡宮のご祈祷では巫女さんによる舞と鈴振り神事があるので、神様にしっかり願いが届きそうですね。

初穂料は8,000円からで、授与品にはお守り、腹帯、マタニティマーク入りの母子緒守、安産祈願絵馬がお受けできるとのこと。

力強い武勇伝を持つ神功皇后にあやかって、安産祈願してみてくださいね!

社寺名大宮八幡宮(おおみやはちまんぐう)
住所〒168-8570
東京都杉並区大宮2-3-1
アクセス・京王・井の頭線「西永福駅」より徒歩7分
・京王・井の頭線「永福町駅」より徒歩10分
・東京メトロ丸の内線「方南町駅」より永福町行きバス[宿33][中71]で5分、「大宮町」下車
・東京メトロ丸の内線「新高円寺駅」より永福町行きバス[高45][新02]で「大宮八幡前」または「大宮町」下車
・JR総武線・中央線「高円寺駅」より永福町行きバス[高45]で「大宮八幡前」または「大宮町」下車
参拝時間10:00~17:00
祈祷受付 9:30~16:30

※参拝時間は変更となる場合がございます。
正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

安産祈願でオススメの東京の神社・お寺④ 子安神社

子安神社こやすじんじゃは八王子市内で一番古い神社で、1250年もの歴史があります。

ご祭神の木花開耶姫命このはなさくやひめのみことは、夫である瓊瓊杵尊ににぎのみことと出会ってから一晩で子供を授かり、かつ、3人の子供を炎の中で産んだという神話があるため、子授け・安産のご利益があるといわれています。

そして、子安神社で有名なのが「底抜け柄杓ひしゃく」です。

「底抜け柄杓から水が抜けるよう、お産も安産でありますように」と願い、神様に奉納します。

祈祷料は、1級式(3万円)~7級式(6,000円)と設定されているので、「祈祷料のお気持ちっていくらくらい?」と悩む心配がないのもうれしいですね♪
(級式によって授与品の内容が異なります。)

なお、子安神社のご祈祷は当日受付のみで、前もっての予約はできません。

待ち時間を少なくしたい場合は、混雑が少ない日や時間を選ぶと良いでしょう。

社寺名子安神社(こやすじんじゃ)
住所〒192-0046
東京都八王子市明神町4-10-3
アクセス・JR「八王子駅」より徒歩5分
・京王線「京王八王子駅」より徒歩1分
参拝時間4月~9月 6:00~18:00
10月~3月 6:00~17:00
ご祈祷受付時間 9:00~15:30
※土日祝日の“戌の日”は8:30より受付開始

※参拝時間は変更となる場合がございます。
正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

安産祈願でオススメの東京の神社・お寺⑤ 日枝神社

日枝神社ひえじんじゃは徳川家の産土神(土地の神様)で、将軍家が安産祈願に訪れていた由緒正しい神社です。

日枝神社の神様のお使いの「猿」にちなんで「まさる(魔が去る)」と信仰され、戌の日だけでなく、申の日のお参りも推奨されています。

無料の駐車場があったり、境内へ登るエスカレーターがあったりと、妊婦さんも安心してお参りできます。

なお、安産祈願・子授祈願のご祈祷はご夫婦2人までとのことです。

社寺名日枝神社(ひえじんじゃ)
住所〒100-0014
東京都千代田区永田町2-10-5
アクセス・東京メトロ千代田線「赤坂駅」(2番出口)より徒歩3分
・東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王駅」(7番出口)より徒歩3分
・東京メトロ千代田線「国会議事堂前駅」(5番出口)より徒歩5分
・東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」(11番出口)より徒歩8分
参拝時間・授与所(お守・お札の授与)
平日  8:30~16:00
土日祝 8:00~16:30
・朱印所
全日  8:00~16:00
・祈祷受付
平日  9:00~16:00
土日祝 8:30~16:00

※参拝時間は変更となる場合がございます。
正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

安産祈願でオススメの東京の神社・お寺⑥ 代々木八幡宮

代々木八幡宮よよぎはちまんぐうのご祭神は、先ほど紹介した大宮八幡宮と同じく八幡様として親しまれる応神天皇です。

臨月に大陸出征し、帰国後に無事出産を果たした応神天皇の母・神功皇后も祀られており、安産・子育て・家内安全の神様として古くから崇められています。

ご祈祷は事前予約が可能で、初穂料は5,000円から。

持参した腹帯やマタニティガードルなども、お祓いしてもらえますよ!

代々木八幡宮周辺は、自然林に囲まれているためとても静かな地域です。

ご祈祷も1組ごとに受けられるそうなので、落ち着いて参拝したい方にオススメです♪

社寺名代々木八幡宮(よよぎはちまんぐう)
住所〒151-0053
東京都渋谷区代々木5-1-1
アクセス・小田急線「代々木八幡駅」より徒歩5分
・東京メトロ千代田線「代々木公園駅」(代々木上原寄り出口)より5分
参拝時間9:00~17:00(ご祈祷の受付は16:30まで)

※参拝時間は変更となる場合がございます。
正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

安産祈願でオススメの東京の神社・お寺⑦ 亀戸天神社

菅原道真すがわらみちざねを祀っている亀戸天神社かめいどてんじんじゃには、妻の島田宣来子しまだのぶきこと14人の子供たちも祀られています。

たくさんの子供に恵まれた菅原道真は、子宝・安産・立身出世の守護神として信仰されています。

亀戸天神社は境内に写真スポットが多く、おやしろとスカイツリー、太鼓橋など趣ある写真を撮ることができます。

また梅、藤、菊と花祭りも催されるので、ご家族で参拝し記念に残る写真を撮ってみてはいかがでしょうか?♪

初穂料は5,000円で、ご祈祷は当日受付のみです。

ご祈祷後は、お祓いしたお守りと腹帯を授与いただけますよ。

社寺名亀戸天神社(かめいどてんじんしゃ)
住所〒136-0071
東京都江東区亀戸3-6-1
アクセス・JR総武線「亀戸駅」(北口)より徒歩15分
・JR総武線、東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」(北口)より徒歩15分
・都バス「亀戸天神前」下車すぐ
参拝時間本殿 6:00~17:00(神社境内には24時間入れます)

※参拝時間は変更となる場合がございます。
正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

安産祈願でオススメの東京の神社・お寺⑧ 大本山 増上寺

東京タワーに近いこともあり、たくさんの方が参拝する大本山増上寺ぞうじょうじ

ご本尊の阿弥陀如来像あみだにょらいぞうは、勝運、災難除けの仏様として、江戸時代から人々に信仰されています。

仏像がお香の煙で黒ずんでいるので黒本尊くろほんぞんと親しまれており、人々を守るために災難や悪事をその身に受けて黒くなったともいわれています。

お寺なので神社での初穂料にあたるものは“冥加料みょうがりょう”といい、これは5,000円~10万円となっています。

予約なしでも受けられるそうですが、行事の日は受付していないこともあるため、あらかじめ電話で問い合わせてから参拝しましょう!

社寺名増上寺(ぞうじょうじ)
住所〒105-0011
東京都港区芝公園4-7-35
アクセス・JR線・東京モノレール「浜松町駅」より徒歩10分
・都営地下鉄三田線「御成門駅」より徒歩3分、「芝公園駅」より徒歩3分
・都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門駅」より徒歩5分
・都営地下鉄大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩7分
・東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩10分
参拝時間本堂 6:00~17:30
安国殿 9:00~17:00

※参拝時間は変更となる場合がございます。
正式な情報については事前に各社寺へお問い合わせください。

おわりに

東京都内でオススメの安産祈願ができる社寺を8社ご紹介しました。

・ご祈祷を受けられる人数
・ご祈祷の予約ができるか、または予約なしでも受けられるか
・アクセスの良さや待ち時間など、妊婦さんへの負担は少ないか
・お祭りなど、神社・寺院の行事と重ならないか
・お宮参りや七五三などの際にも参拝しやすいか

などのポイントに注目して、ぜひご自身が参拝しやすい社寺を探してみてください。

ただ、一番大事なのはお母さんとお腹の赤ちゃんの体調ですから、無理せずに安産祈願のイベントを楽しんでくださいね♪

皆さんが安産で、元気な赤ちゃんが産まれますように♡