ワゴコロがオススメする日本の伝統文化に触れることができる、令和2年(2020年)4月から6月までのイベントをまとめてみました♪
この時期特有のイベントばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
令和2年(2020年)4月の伝統イベント
皇居乾通りの桜

例年、3月下旬から4月上旬の桜が見頃の時期に、皇居の乾通りが一般公開されます。
皇居の乾通りは、毎年何十万人もの人たちが訪れるお花見スポットです。
満開のソメイヨシノや枝垂桜、里桜を美しい日本庭園とともに鑑賞することができますよ♡
昨年の令和元年(2019年)は、3月30日(土)から4月7日(日)までの9日間に渡って公開されました。
入門できる時間は、9:00~15:30までなので、ご注意ください。
また、期間中は大変混雑しますので、並ぶのは覚悟で行きましょう!
期間:最新情報は宮内庁HPをご確認ください
時間:9:00~15:30
場所:〒100-0001 東京都千代田区千代田
アクセス: JR 東京駅
地下鉄 大手町駅、二重橋前駅
日本伝統文化フェスタ
日本の伝統文化が一度に楽しめる、上野恩賜公園の噴水前広場で開催されるイベントです!
イベント会場内には体験エリア、物販エリア、飲食エリアなど複数のエリアで構成されており、日本のさまざまな文化に触れることができますよ♪
入場・閲覧料は無料、体験・物販・飲食が有料となります。
海外の方と一緒に参加すれば、日本のことを知ってもらえる良い機会になりそうなイベントですね♪
期間:令和2年(2020年)4月29日~5月1日
時間:未定
場所:〒110-0007 東京都台東区上野恩賜公園
アクセス:JR、東京メトロ 上野駅
京成本線 京成上野駅

「伝統文化」と聞くと、少し敷居が高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんなあなたにぜひオススメしたいのが、東京・上野恩賜公園で開催される「日本伝統文化フェスタ」です!
体感!日本の伝統芸能
日本の伝統芸能である、歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊を一挙に知ることができる、大型伝統イベントです!
日本の伝統芸能は、役者・演者・演奏者だけでなく、日本の自然美を描いた衣裳や、道具、楽器などの「もの」が不可欠であり、それらの素晴らしさを伝えるために、製作工程や、熟練職人のトークを通して、日本の伝統芸能をさまざまな角度から知ることができます♪
エントランスには17世紀の国宝・花下遊楽図屛風の複製品が展示され、プロジェクションマッピングにより幻想的な演出がされています。
2ヶ月以上に渡って公開されるイベントなので、ぜひ一度足を運んでみてください!
期間:令和2年(2020年)3月10日~5月24日
時間:9:30~17:00
場所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館 表慶館
アクセス:JR 上野駅
詳細はこちらの記事をご覧ください!

令和2年(2020年)3月10日(火)~5月24日(日)。
日本の伝統芸能である、歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊(くみおどり)を一度に堪能できる特別展が、東京国立博物館・表慶館(ひょうけいかん)で開催されます。
特別展 和食~日本の自然、人々の知恵~

平成25年(2013年)にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の魅力を知ることができるイベントです♡
日本人の知恵や工夫で作り出された発酵技術や調理法、そして、現代にいたるまでの日本の食の歴史的変遷などをデジタルアートなどの映像で見ることができます!
和食を知ることで、普段の食事がさらに美味しくなるきっかけにもなるかもしれません。
期間:令和2年(2020年)3月14日~6月14日
場所:〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館
アクセス:JR、東京メトロ 上野駅
京成線 京成上野駅
チケット情報:こちらをご覧ください
春季例大祭(靖国神社)

靖国神社で春と秋の年2回執り行われる、最も重要な祭典が例大祭です。
春は4月21~23日に固定されており、お祭りの期間中は以下の流れで諸儀が行われます。
4月21日 清祓 15:00
4月22日 当日祭 10:00~
勅使参向 10:30
4月22日 第二日祭10:00~
直会の諸儀式 18:00
21日に行われる清祓では、祭礼で使用される諸道具が祓い清められ、当日祭では50点もの御神酒や山海物を奉納し、平和な世の実現を祈ります。
春季例大祭の期間中、境内では各種奉納芸能を観ることもできるので、ぜひこの期間中に靖国神社に訪れてみてください!
期間:令和2年(2020年)4月21日~4月23日
場所:〒102-8246 東京都千代田区九段北3-1-1 靖国神社
アクセス:JR 飯田橋駅、市ヶ谷駅
地下鉄 九段駅、飯田橋駅、市ヶ谷駅
芸能で旅する京都 (上方伝統文化芸能ユニット霜乃会 伝統企画)
京都を舞台に、能・浪曲・講談・落語の古典演目を鑑賞しながら、茶席を楽しむことができるイベントです!
一日目は相国寺養源院にて能楽・浪曲・茶席を、二日目は栖賢寺にて講談と落語を鑑賞しながら茶席を楽しむことができます♪
古典芸能と茶道を通して京都の歴史と物語を体験することで、まるでタイムトラベルをしているかのような感覚になれるかもしれませんね。
期間:令和2年(2020年)4月4日 相国寺養源院(浪曲・能・茶道)
令和2年(2020年)4月5日 栖賢寺(講談・落語・茶道)
時間:午前の部 10:30~12:00(定員40名)
午後の部 13:30~15:00(定員40名)
午前、午後は同一内容
料金:一回のみ 6,000円
両日 10,000円
詳細はこちらの記事をご覧ください!

みなさんは、「霜乃会」という伝統芸能ユニットをご存知ですか?
霜乃会は、関西で活動している20代~40代の講談・落語・浪曲・文楽・能楽・茶道の若手による上方伝統文化芸能ユニットです。
令和2年(2020年)5月の伝統イベント
三社祭(浅草神社)

三社祭は、毎年5月に行われる東京浅草・浅草神社の例大祭のことであり、正式名称は「浅草神社例大祭」といいます。
「三社」とは、浅草神社の旧称「三社権現社」からの呼び名です。
江戸下町の風情を残した勇壮で華やかなお祭りで、町会毎にお揃いの半纏を着た勇ましい担ぎ手達が、威勢良く御神輿を担ぎ浅草の町全体を練り歩きます!
3日間で100万人を超える人が三社祭のために浅草に訪れる、東京の初夏を代表する風物詩の一つです。
さまざまな御神輿はどれも素晴らしく、一見の価値がありますよ♪
期間:令和2年(2020年)5月15日~5月17日
時間:5月15日 13:00~16:00頃まで
16日 10:00~18:00頃まで
17日 6:00~18:00頃まで
場所:〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1 浅草神社
アクセス:地下鉄 浅草駅
東武線 浅草駅
つくばエクスプレス 浅草駅
くらやみ祭り(大國魂神社)
くらやみ祭は、東京都府中市の大國魂神社で行われる例大祭です。
東京都指定無形民族文化財にもなっている、約千年の古い歴史があるお祭りなんですよ!
日本人の精神文化には「尊いものを直接見てはならない」という考え方があり、神聖な御霊が神社から神輿に移られるお姿は、人目に触れることがない暗闇で行うべきだという考えから、くらやみ祭りが行われることになったそうです。
日中に行われるお祭りが多い中、大変珍しいお祭りだと思いますので、一度は体験してみたいですよね!
期間:令和2年(2020年)4月30日~5月6日
場所:〒183-0023 東京都府中市宮町3-1 大國魂神社
アクセス:JR 府中元町駅
京王線 府中駅
第18回神田明神薪能「明神能・幽玄の花」(神田明神)
約1300年もの間、東京の街を見守り続けている神田明神。
日本三大祭りの一つである神田祭では、明神様へ奉納するための神事能と呼ばれる能楽が披露されます。
令和2年(2020年)の神事能では、伝統の能や素謡、人間国宝・野村万作氏による狂言などが上演されます!
神田明神境内に設けられた舞台で催される、日本が世界に誇る伝統芸能を、この機会にぜひ間近で体感してください♪
期間:令和2年(2020年)5月14日
時間:開場 17:30
雅楽演奏 18:00
解説 18:15
上演開始 18:30
場所:〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2
アクセス:JR 御茶ノ水駅、秋葉原駅
地下鉄 御茶ノ水駅、新御茶ノ水駅、広末町駅、秋葉原駅
座席・チケット:全席指定 令和2年(2020年)2月1日10:00~発売
詳細は下記リンクよりご確認ください
神楽坂まち舞台・大江戸めぐり
神楽坂まち舞台・大江戸めぐりは、幅広い世代や海外からの観光客を含む多くの方々に、江戸の趣きが残る神楽坂の魅力や、日本を代表するさまざまな伝統芸能に触れていただけるイベントです♪
これまでは11月に行われていましたが、令和元年(2019年)より、まち歩きを楽しみやすい5月へと開催時期が変更となりました。
地元の方々がボランティアとして参加し、共につくり上げる「まちと人が一体になった祭り」。
路地を歩きながら演奏する「新内流し」や、芸者さんとの「お座敷遊び」など、神楽坂ならではのプログラムをはじめ、赤城神社の境内で行う新プログラム「神遊びライブ」など、多彩な伝統芸能をご観覧いただけますよ!
期間:令和2年(2020年)5月9日~5月10日(開催予定)
時間:宵祭 5月9日 15:00~19:40頃
本祭 5月10日 11:30~18:30頃
詳細は公式HPをご覧ください。
場所:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂
アクセス:JR 飯田橋駅
地下鉄 飯田橋駅、神楽坂駅、牛込神楽坂

かつて「山の手銀座」と呼ばれ、多くの人々で賑わった東京都新宿区神楽坂。
大正時代から続く花街の面影をとどめ、その名が示す通り、昔から華やかな芸能と縁の深い街です。
そんな神楽坂の初夏を彩る伝統芸能のイベントが「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」です。
第15回古河花火大会

古河花火大会は茨城県古河市西町で行われる、全国でも珍しい三尺玉が2発も打ち上がる花火大会です!
三尺玉の重さは約300㎏もあり、開花時の直径はなんと約650m!!!
打ち上げ総数は2万発以上で、関東最大級。
例年は8月の開催ですが、令和2年(2020年)はオリンピックにより5月30日(土)の開催が決定しました。
令和2年(2020年)は、「合併15周年記念事業」として開催されるため、例年以上の花火が打ち上げられることも期待されています!
壮大なスケールの花火大会で、ぜひ夏の訪れを感じてください♪
期間:令和2年(2020年)5月30日
悪天候の際は翌日開催
時間:19:20~20:30
場所:〒306-0038 茨城県古河市西町10-1 古河ゴルフリンクス(大会本部)
※花火大会は渡良瀬河川敷でご覧いただけます
アクセス:JR 古河駅
東武日光線 新古河駅
令和2年(2020年)6月の伝統イベント
千日詣り ほおづき縁日(愛宕神社)

ほおづき市の発祥とされる、愛宕神社の千日詣り(ほおづき縁日)。
社殿前に設置された茅の輪をくぐって参拝することで、罪や穢れを取り除くことができ、千日のご利益があると信仰されています。
縁起もののほおづきが並ぶ境内には江戸の風情が漂い、まだ実が青いほおづきの、赤く熟れる様子を楽しむことができます♪
茅の輪くぐりは誰でも簡単に実践することができるので、千日分のご利益を得るために、「千日詣り(ほおづき縁日)」に訪れてみてはいかがでしょうか?
期間:令和2年(2020年)6月23日~6月24日
場所:〒105-0002 東京都港区愛宕1-5-3 愛宕神社
アクセス:JR 新橋駅
地下鉄 神谷町駅、虎ノ門駅、御成門駅
夏越大祓式(神田明神)
神田明神境内で6月30日に、毎年恒例の「夏越大祓式」が行われます。
無病息災を祈願し、自身の名を記した形代に罪や穢れを託して、心身を清める儀式です。
神社の境内に設置された茅の輪をくぐることでも罪や穢れが祓われるといわれています。
どなたでも参加することができるイベントなので、ぜひ参加してみてくださいね!
期間:令和2年(2020年)6月30日
時間:11:00~、15:00~の2回斎行
場所:〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2 神田明神境内
アクセス:JR 御茶ノ水駅、秋葉原駅
地下鉄 御茶ノ水駅、新御茶ノ水駅、広末町駅、秋葉原駅
山王祭(日枝神社)
神様をおもてなしし、1年の平和をお祈りする「神事」として鎌倉時代あたりからはじまったお祭りが、日枝神社の山王祭です。
山王祭の一番のみどころは、総勢500人もの王朝装束をまとった行列が、皇居や東京駅周辺、日本橋、銀座など、約23kmもの距離を巡行する神幸祭!
皇居、東京駅、日本橋、銀座、そして王朝装束の行列というコントラストを楽しみながら、東京の歴史を感じられるのが魅力的ですね♪
神幸祭を追いかけながら、東京の街を巡ってみるのも楽しそうですね!
期間・時間:令和2年(2020年)6月中旬頃
詳細は下記HPをご確認ください
場所:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5 日枝神社
アクセス:地下鉄 赤坂駅、溜池山王駅、国会議事堂前駅、赤坂見附駅
夏越の大祓式(赤坂氷川神社)

東京都赤坂にある赤坂氷川神社でも、6月30日に夏越の大祓式が行われます。
先でも述べましたが、大祓式は人間がため込んでいる穢れを半年ごとに祓い、新たな気持ちで翌半年を過ごせるよう祈る神事。
毎年参拝者は300人を超えるのだとか!
また、先着200名に配布される茅の輪をイメージして作られた「夏越ごはん」は、ぜひゲットしたいですよね♪
夏越の大祓式に参加することで、少しでも日本の伝統文化に触れてもらえたらと思います!
期間:令和2年(2020年)6月30日
場所:〒107-0052 東京都港区赤坂6-10-12 赤坂氷川神社
アクセス:地下鉄 赤坂駅、六本木駅、六本木一丁目駅、溜池山王駅
江東花火大会
江東花火大会は、東京都江東区にある、荒川・砂町水辺公園で開催される毎年恒例の花火大会です。
開催日は毎年固定で8月1日の19:30~20:30までなのですが、令和2年(2020年)は東京オリンピック・パラリンピックと時期が被って警備体制が難しくなることから6月6日に変更となりました!
江東花火大会は打ち上げ場所が良いと評判で、約4,000発もの打ち上げ花火をさまざまな場所から見ることができるので、例年の人出は30万人以上にもなります。
打ち上げ場所から会場の荒川・砂町水辺公園まではわずか150mなので、会場では大迫力で観賞できますよ!
荒川の川面に映る花火も綺麗ですので、ぜひ足を運んでみてください♪
期間:令和2年(2020年)6月6日
時間:19:30~20:30(予定)
場所:荒川・砂町水辺公園周辺
アクセス:地下鉄 南砂町駅

打ち上げ花火を至近距離で楽しめる、江東花火大会。
会場へのアクセスや見どころ、迫力満点の美しい花火をゆったり観覧できる、オススメの穴場スポットなどをご紹介します!
おわりに
令和2年(2020年)4月~6月の日本の伝統を感じられるイベントをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
この季節ならではのイベントや、季節関係なく一度に複数の伝統文化に触れることのできる大型イベントまで、さまざまなイベントが開催されていますね。
今回ご紹介したのは、日本全国で開催されているイベントのほんの一部。
ぜひお近くでも日本に触れることができるイベントが開催されていないか、探してみてください♪