
女の子なら一度は舞妓さんに憧れるかもしれません。
しかし実際に舞妓になるには、厳しいお稽古だけでなく年齢の制限もあります。
1日だけでも舞妓さんになってみたい!という方にオススメなのが「舞妓体験」です!
京都には、舞妓さんと同じメイクをして、同じ着物を着られる体験ができるお店が多くあります。
舞妓姿のまま京都の街に出ることもできるので、気分は舞妓さん。
憧れの舞妓になりきって、本物の舞妓さんが実際に歩いている道を歩いてみませんか?
今回はそんな舞妓体験に関する情報について、お伝えしていきます!
舞妓体験の流れ

舞妓体験をすると決めたら、まずは事前に予約を入れておきましょう。
みなさんもご存知の通り、京都は人気の観光地。舞妓体験できるお店もにぎわっています。
あらかじめ予約をしておけば、現地に行って「できなかった」と落ち込むこともなく安心です。
もし当日に京都で舞妓姿の人を見て、自分も体験したくなったというときには、ネットからの予約ができる場合でも、念のため電話で聞いてみましょう。
ネットでは当日体験不可になっている場合でも、体験させてもらえるかもしれませんよ。
それでは、舞妓体験の流れについてご説明しましょう。
お店へ行ったら、まずはメイクを落とします。
舞妓メイクをするためには、今しているメイクを落とさなければいけません。
メイク落としは自分でやるお店もあれば、メイク落としシートを使ってスタッフが拭き取ってくれるところもあります。
メイクを落としたら、まずはヘアメイクからスタートです。
かつらはまだつけませんが、髪をアップにして留めておきます。
次はいよいよメイクに入ります。
白粉(おしろい)を顔に塗られ、だんだんと自分の顔が真っ白になっていきます。
不安もあるかもしれませんが、大丈夫です。
プロのヘアメイクさんが、きちんと似合うメイクをしてくれます。
顔のメイクが完成したら、次に着物を選びます。
数ある着物の中から好きな着物を選びましょう。
お店によっては、選ぶ着物の種類によって値段が変わるところもあるので、事前に確認しておくことをオススメします。
着物を選んだら、着付けとかつらをつけていきます。
みるみるうちに、目の前の鏡には舞妓姿の自分が。
テンションの上がる瞬間です。
すっかり舞妓姿になったら、スタジオでの写真撮影をおこないます。
お店によっては自由撮影もできるので、好きなだけ舞妓姿を残しておきましょう。
もし散策もできるプランを選んだ場合には、舞妓姿のまま京都の街へ出かけられます。
スタッフが同行してくれるお店もあるので、土地勘のない場所でも安心です。
近くの神社や近くの道を1時間程度散策できるものや、30分以内でお店の日本庭園や店先など風情のあるスポットで写真を撮れるプランがあります。
すべての工程を終え、舞妓姿を楽しみ尽くしたら、お店に戻って白塗りのメイクを落とします。
自分のメイク道具を持参しておけば、お店を出るときには元通りです。
最後に、撮った写真を確認して終了です。
お店によっては、撮影した写真を後日郵送してくれるところもあるので、その場合はすぐに京都観光に戻れます。

舞妓の特徴といえば、白塗りのお化粧。
普通の人がやると大抵は馴染まないものですが、舞妓さんがするとなぜかとても綺麗ですよね。
当初は薄暗い室内で顔を目立たせるために始まったのですが、今では舞妓に欠かせないメイクとなっています。
この特徴的なメイクは「子どもっぽさ」を出すために、いろいろな工夫がされているのです。
京都の舞妓体験 平均的な料金は?

舞妓体験の最安値プランの平均的な料金は、1万円前後といったところ。
この基本料金には、以下の料金が含まれているお店が多いです。
・メイク
・着付け
・かつら
・写真撮影
・自由撮影
・写真代
しかし、撮影枚数や着物の種類、自由撮影の時間などは、お店によって異なっています。
また、オプション等をつけることで、体験料金も変わってくるので、きちんと確認しておきましょう。
例えば、たくさん写真を撮りたいと思っても、プランによっては撮影数や撮影ポーズが決まっていることがあります。
これでは自分の希望は叶えられませんよね。
体験プランはお店によって多種多様です。
自分のやりたいことが叶えられるかどうかによって、お店やプランを選んでみましょう。
舞妓体験で必要なもの

舞妓体験に必要なものは、ほとんどありません。
特別なものがなくても舞妓になれるのが、舞妓体験の魅力ですね。
もし、体験終了後にメイクが必要な場合には、メイク用品を持っていきましょう。
素顔でもよければ持ってこなくても問題ありません。
白塗り用のクレンジングや、化粧水、乳液、タオル、ドライヤーは、お店に置いているところが多いです。
使いたい備品があるか気になる場合には、あらかじめ確認しておきましょう。
京都の舞妓体験ができるお店

それでは最後に、舞妓体験ができるお店を3つご紹介します。
・STUDIO夢工房(スタジオゆめこうぼう)
・変身処 舞香(へんしんどころ まいか)
・舞妓体験処 ぎをん彩(まいこたいけんどころ ぎおんあや)
3店舗とも違った魅力があり、人気のある舞妓体験店です。
S TUDIO夢工房(スタジオゆめこうぼう)
STUDIO夢工房(スタジオゆめこうぼう)は、店舗数が多いのが特徴です。
祇園店・清水寺店・嵐山店と、京都に行ったら訪れるスポットに店舗があるため、立ち寄りやすいのがメリットです。
最安値のプランは、メイクから写真撮影まですべて込みで9,500円です。(2018年11月16日現在)
STUDIO夢工房の魅力は、なんといっても写真です。
特別な補正をして、よりきれいに見えるように修正したものを、後日自宅に届けてくれます。
着物はどれを選んでも同一料金なので、安心して自分好みの着物を選ぶことができますね。
【プラン例】(2018年11月16日現在)
・舞妓体験 あおいプラン:9,500円
・舞妓体験 あおいプラン+散策:12,500円
・舞妓体験 母娘プラン:25,000円
・舞妓体験 カップルプラン:21,000円
舞 妓変身スタジオ・四季 SHIKI
舞妓変身スタジオ・四季 SHIKIは、京都市の東山区の清水に店舗を構えるお店です。
お店のある清水エリアは、京都らしい景色が残る地域としても有名なので、舞妓姿もぴったりマッチする、まるで映画のワンシーンのような体験ができます。
最安値プランが5,900円と安いだけでなく、さまざまなプランが用意されているので、必要に応じて追加できるのも良いですね。
まず「全かつら」という自分の髪の毛を全部かつらの中に入れてしまうお店が多い中、舞妓変身スタジオ・四季 SHIKIでは「半かつら」の体験も可能です。
半かつらとは、自分の髪の一部を使うことで、自然な仕上がりにできるかつらのこと。変身処 舞香では、前髪と横髪を活かして半かつらにします。
もちろん全かつらもできるので、短髪の人でも問題ありません。
定期的に学生割引などのキャンペーンも行っているので、体験したい日に合わせてホームページをチェックしてみてください。
【プラン例】(2020年6月15日現在)
・舞妓撮影プラン:5,900円
・舞妓散策プラン:9,900円
・お座敷プラン:11,900円
・舞妓人力車プラン:15,900円
舞 妓体験処 ぎをん彩(まいこたいけんどころ ぎおんあや)
舞妓体験処 ぎをん彩(まいこたいけんどころ ぎおんあや)は、舞妓に特化した体験店です。
通常、舞妓体験ができるお店では、舞妓体験だけでなく、花魁やその他の体験もできるお店が多くあります。そんな中、舞妓体験処 ぎをん彩は、舞妓に特化した体験店です。
大人から子どもまで楽しめるプランの多さがが魅力です。
また、本格的な写真が撮れるプロのフォトグラファーが同行してくれる撮影プランもあるので、いつもと違う自分の姿をきれいに残すことができます。
事前にサイト上で着物が選べるのも、嬉しいサービスです。
実際に現地で選ぶのも楽しいですが、たくさんの観光スポットへ行きたいという方は、そこであまり時間はかけられません。
舞妓体験処 ぎをん彩でしたら事前に着物が見られるので、思う存分悩むことができます。
スタッフとお客さんがすぐに打ち解けられるのも大きな魅力です。撮影では自然な笑顔を引き出してくれます。
【プラン例】(2018年11月16日現在)
・お部屋プラン:11,500円
・お庭プラン:12,500円
・カップルプラン:19,000円
おわりに

実際に舞妓になるには長い時間のお稽古が必要ですが、舞妓体験ならすぐに楽しめます。
京都には舞妓体験のできるお店がたくさんあります。ご自分のやりたいことや叶えたい希望に合わせて、プランや体験するお店を決めることがポイントです。
普段とは違う自分の姿に、ドキドキしてみてはいかがでしょうか?

「舞妓」と聞くと、きれいな着物を着て、京都の街を歩いている女性が思い浮かびます。
実は舞妓は京都にしか存在しておらず、京都以外では別の呼び方をするのです。
落ち着いた佇まいからは想像できないほどハードワークの彼女たちですが、舞妓にはそれだけのやりがいがあります。

「一見さんお断り」として有名な京都のお座敷。とっても憧れますよね。
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