和太鼓を始めよう!

近年、ひしひしと増え続けている和太鼓人口。

あなたの周りにも、和太鼓教室や和太鼓サークルに通われている方がいるのではないでしょうか。

和太鼓は、全身を動かすことで体感を鍛え姿勢を良くする効果がある上に、ストレス解消ができる等、始めるメリットが沢山あります。

では、「和太鼓をやってみたい!」と思ったらどうやって始めたらいいのでしょう?

太鼓を叩ける場所を見つけよう

太鼓は一台数十万円もするので、そう簡単に買えるものではありません。

また、大きな音が響きくので、音の問題もあります。

自宅に十分なスペースや音を気にせずに出せる環境が無いという方は、まずは通える場所に和太鼓教室や和太鼓サークルがないか、探してみましょう。

いつから始めればいい?

「リズム感がないから」「楽譜が読めないから」「体力がないから」と和太鼓にチャレンジすることを戸惑っている方もいるかもしれませんが、心配ありません。

自分のペースで楽しむことができるのが、和太鼓のいいところです。

「音が出るようになるまでが一苦労」という楽器も多い中、和太鼓は誰もが「叩けば鳴る」ということが最大の魅力。

子どもから高齢者まで、幅広い年代の人々が太鼓を楽しんでいます。

和太鼓は昔から「口承こうしょう」と言って、口で伝えるものなので楽譜がありません。

やっているうちに自然とリズム感が身につきます。

難しく考えず、「やってみたい!」と思ったときが始め時です!

これだけは!和太鼓の基本の道具

和太鼓 必須アイテム

まずは、自分に合ったバチを用意しましょう。

バチは材質、長さ、直径、重さも様々です。

軽すぎず重すぎない、自分に合ったバチを購入してください。

ネット通販で買うこともできますが、初めて買うならお店で実際に握ってみて選んだ方が良いでしょう。

お店に行けば、店員さんが自分に合ったオススメのバチを教えてくれるはずです。

あると便利なアイテム

教室やサークルだけでなく、家でも練習したいという時のために、あると便利なのが練習台です。

筆者は、「みるみる上達くん」(諏訪工芸、3000円~)という練習台を使用しています。

打面はシリコン製なので、騒音にもなりません。

クッションや古いタイヤを太鼓に見立てて練習する方法もオススメです。

まず習得するべき太鼓の基本~バチの持ち方と姿勢~

バチの握り方

まず、バチを握ってみましょう。

バチの下から1/3ぐらいのあたりを、親指と人差し指で持ちます。

あとの3本の指、中指、薬指、小指は軽く添えるように握ります。

あまり深く握りしめず、指の腹で持ちます。

叩く時は「てこの原理」でバチを動かすようなイメージです。

太鼓との距離

適切な太鼓との距離をとって、立ち位置を決めましょう。

腕を軽く曲げ、太鼓の面の中心あたりを叩ける位置がベストです。

近すぎても大きな動きが取れず、遠すぎると腕が張ってしまいます。

腕にゆとりがある位置がいいでしょう。

基本の姿勢

太鼓の正面に立ち、足を肩幅よりやや広めに開きます。

まっすぐに立ち、足はどっしりと、上半身の力は抜きます。

軽くひざを曲げ、いつでも自由に動ける体勢をとりましょう。

前傾して猫背になったり、後傾して腰が落ちてしまうと良いパフォーマンスができなくなってしまうので、重心はくるぶし辺りを意識してください。

基本の腕の動かし方

腕はまっすぐ上げ、まっすぐ下ろします。

まずはゆっくり肩から動き始め、それにつられるように肘、手首と上げていきます。
腕は力を入れず、脱力することが大事です。

腕は、頭の上まで上げてしまっては上げ過ぎです。

軽く見上げてバチ先が見える位置まで上げてください。

下ろすときは完全に脱力。

鼓面に近づいたらやや加速し、バチを軽く握り直すようにストンと下ろします。

さぁ、和太鼓を叩いてみよう!~和太鼓の叩き方の基本~

和太鼓初心者の練習方法、基本

家で練習する時は、バチ、練習台(なければクッションなど)、メトロノームを用意しましょう。

メトロノームはスマホのアプリにもあります。

まずは「ひとつ打ち」から始めましょう。

ひとつ打ちとは、右、左、右、左と交互に打つ打ち方で、和太鼓の基本中の基本です。

メトロノームのテンポを60に合わせ、全音符、二分音符、四分音符、八分音符とだんだん細かくし、これを1セットとして繰り返します。

まずは3分ぐらい続けてみましょう。ウォーミングアップになる基礎打ちです。

基本の姿勢、立ち位置、バチの持ち方、腕の動かし方はどうかな?と確認しながら叩いてみましょう。

リズム感が良くなる練習のコツ

均等にリズムを刻むコツは、裏拍をカウントすることです。

四分音符を叩くなら頭の中で八分音符を、八分音符を叩くなら十六分音符を「タカタカタカタ」と刻んでみます。

細かくなるほどテンポが走りがちになってしまうので、正確なテンポを守りましょう。

最初のうちは、利き手でない方の手は、音が弱くなってしまい均等に打てないのですが、慣れるまで仕方のないことです。

利き手を「先生」にして、利き手を見習って徐々に均等に叩けるようにしましょう。

先生や動画をお手本に

「こんな風に叩けるようになりたい!」というイメージを持ち、お手本となる動画を見ておくことが上達への近道です。

どんな姿勢でどんな風にどんな音を出すか。

プロや上手な奏者のマネをしてみましょう。もちろん先生や上手な先輩のマネをしてみるのも良いですね。

もっと上達したい人の練習方法

基礎打ちに慣れたら、曲を叩いてみましょう。まずは簡単な曲から始めます。

ひとつ曲を仕上げることができれば、太鼓がより一層楽しくなります。

できなかった部分は、取り出して練習しましょう。

教本を使いましょう

基本の姿勢や、構え方、バチの握り方、打法から、簡単な練習曲までが載っている初心者向けの教本をご紹介します。

「はじめての和太鼓」SUZUKI
和太鼓の歴史、基礎、リズム演奏、練習曲「かごめかごめ」などを掲載。イラストと写真でわかりやすく説明しています。
(オススメ度★★)

「和太鼓教本 素晴らしき和太鼓の世界」日本太鼓協会
和太鼓の基本から、すぐに叩ける曲が3曲、そして説明のDVDが付いています。掲載の曲は、初心者向けでありながら迫力のある良い曲です。
(オススメ度★★★)

「スネアメソッド MR Mastering Rudiments 石川直」ヤマハミュージックメディア
太鼓の教本ではなく、スネアドラムの基礎から実践までを解説した本ですが、和太鼓の練習にも有効です。「もっと技術を磨きたい」という中級以上の方にオススメです。
(オススメ度★★★)

プロの演奏を聴きに行こう

検索するとたくさんの和太鼓の動画が出てきますが、生の演奏は格別です。

ぜひ、プロの演奏を聴きに行ってみましょう。

空気感、気迫、振動までも感じられ、こんな風に太鼓を叩いてみたい!という目標にもなります。

教室に通ってみよう

多くの太鼓教室では、体験教室を実施しています。

ここは!という教室が見つかったら行ってみましょう。

ある太鼓教室では3歳から始められる親子コースから、小学生、一般、シニアコースと細かく分かれていて、朝から晩まで時間帯を選ぶこともできるようです。

定期的に発表会がある教室もあるので、足を運んでみるのもいいですね。

おわりに

和太鼓をやってみたい!という人のための始め方や、基本、練習方法をご紹介しました。

興味を持ったら、百聞は一見に如かず、実際に太鼓を叩いてみてくださいね。

太鼓を叩いて気分もリフレッシュ!仲間と心合わせ、ひとつの演奏を作り上げていく過程は、なにものにも代えがたい時間となります。

太鼓は、叩けば叩くほど上達します。コツコツと地道な積み重ねが大切。「練習は裏切らない」を合言葉に、太鼓を楽しんでください。