日本伝統の和楽器の一つである三味線は、独学ではじめようとすると、なかなか難しいものです
「三味線をはじめたいけれど、独学では難しい」、「初心者でも三味線を教えてくれる教室が知りたい」と思っていませんか?
そこで、数ある三味線教室の中でも港区に限定してオススメの10教室をご紹介します。
港区は交通の便が良く、数多くの路線が走っています。
今回厳選した10教室も駅から近いところばかりなので、通うのにも便利です。
ぜひ参考にして、ご自身の希望や条件にぴったりの三味線教室で、三味線を学んでみてください。
※2020年7月時点の情報となります。詳細はお教室にお問合せください。
港区のオススメの三味線教室① 地唄箏曲美緒野会
地唄箏曲美緒野会は、たくさんの方々に箏曲を知って楽しんでいただきたい、という思いから設立された三味線教室です。
筝曲というと箏ですが、こちらでは三味線の教室もあり、小さなお子さんも通っています。
年に一回おさらい会という名前で発表会も開催されています。
三味線教室で積み重ねて来たことを多くの人たちの前で発表することで、より三味線の楽しさを実感できるでしょう。

地唄箏曲美緒野会のご紹介ページです。 本文ページ緑のボタンから体験レッスン、本レッスンへのお申し込みができます。
港区のオススメの三味線教室② 津軽三味線・民謡教室
津軽三味線・民謡教室は、気軽に楽しく津軽三味線を学ぶことで、民謡の素晴らしさを感じてもらいたいという思いで開かれた三味線教室です。
お稽古は基本的に個人指導なので、初めて三味線を触るという方でも、どんどん上達していきます。
教室には、お稽古用の三味線が用意されており、三味線を持っていない方や持って行くことが大変な方でも手ぶらで通うことが可能です。
港区のオススメの三味線教室③ 玉の緒会
長唄と三味線の魅力を同時に感じてもらいたいという願いを叶えるために開かれた三味線教室、玉の緒会 。
まだ上手に三味線を持つことができない小さなお子さんからご年配の方まで、幅広く三味線のお稽古をされています。
お稽古ではリズミカルでドラマチックな音楽を演奏します。
大変メリハリが効いているので、退屈せずに楽しんでお稽古をすることができますよ。
港区のオススメの三味線教室④ 長唄三味線 杵勝会
杵勝会は、長唄三味線を通して日本の伝統文化を後世に伝えることを目的として開かれました。
歴史は大変古く、結成180年余りを迎えた昭和42年(1967年)に文部省(現在の文部科学省)から、長唄会で日本初となる財団法人の認可を受けました。
北海道から九州まで 全国各地に教室を開き、 老若男女問わず多くの方々が長唄三味線のお稽古をされています。
毎年関東と関西で各1回ずつ演奏会も開催されています。
お稽古を希望される際は、ホームページをご確認ください。
港区のオススメの三味線教室⑤ 三味線 千藤流 千藤三味線学院
千藤三味線学院は、三味線の教室で多く見られる家元制度を廃止した大変珍しい教室です。
家元制度を廃止することで、より幅広い 方々に三味線に親しんでもらい、良さを知ってもらうことを目的としています。
三味線で演奏される音楽は民謡や端唄はもちろん、俗曲など 幅広いジャンルが取り入れられています。
さまざまなジャンルの音楽を三味線で弾くことができるので、若い方も多く通っています。
受講時間や頻度は自由なため、自分のペースでお稽古に臨むことができるのも嬉しいですね。
港区のオススメの三味線教室⑥ 澤田崇司 津軽三味線教室
澤田崇司 津軽三味線教室は、丁寧でわかりやすい指導を目指している三味線教室です。
津軽三味線は通常の三味線と異なり、指使いなどが大変難しいという特徴があります。
ですが、この教室では初心者でも無理のないペースで楽しく津軽三味線が演奏できるように指導されています。
お稽古を通して津軽三味線の腕前が上達したら、他の生徒さんたちと一緒に演奏することも可能です。
定期的に演奏会が開催されているので、そこで自分の上達ぶりも確認することができます。
港区のオススメの三味線教室⑦ 高市雅風箏・三弦稽古場
高市雅風箏・三弦稽古場は、平成23年(2011年)の春に開設されたばかりの比較的新しい三味線教室です。
講師の高市雅風は、多くの方に三味線の魅力を知って頂くため、定期的にリサイタルを開催しています。
お稽古では古典音楽だけではなく、現代曲なども取り入れており、J-POPなどを演奏することもあります。
港区のオススメの三味線教室⑧ 芝鳳 小唄・三味線教室
芝鳳 小唄・三味線教室は、東京タワーが見えるお稽古場で三味線を学ぶことができる教室です。
小唄と三味線を通して、日本の粋を体験することができます。
毎年さまざまなイベントや取り組みが行なわれています。
お稽古を積んで上達した三味線を、多くの人たちに披露する演奏会も定期的に開催されており、上達ぶりを実感できます。
港区のオススメの三味線教室⑨ 東音 竹内あき 長唄・三味線教室
東音 竹内あき 長唄・三味線教室では、歌舞伎の演奏音楽として江戸時代に生まれた長唄三味線を指導。
初心者の方でもわかるように、楽しく丁寧に教えてくれます。
一人ひとりの希望に合ったプランを提供しているので、自分のペースで長唄三味線を学ぶことができますよ。
老若男女問わず、さまざまな生徒さんが楽しく長唄三味線の腕を上げています。
港区のオススメの三味線教室⑩ 日本舞踊 雁音(かりがね)流
雁音流は、人間国宝の歌舞伎俳優である坂田藤十郎が初代家元を務めた流派です。
300名近くの門下生を抱え、積極的に三味線を含めた日本の伝統文化を広げる活動を行なっています。
入門前には必ず見学や体験入学を進めている、とても丁寧な教室です。
実際に体験することで、三味線などの素晴らしさを感じてから入門して頂きたいというのが、この教室の願いだからです。
おわりに
一口に三味線といっても、津軽三味線や長唄三味線など、三味線のジャンルは多岐に渡ります。
どのような三味線を習ってみたいのかによっても、選ぶ教室は変わるでしょう。
ですが、最近は幅広いジャンルを学ぶことができる教室も増えてきています。
多くの三味線教室では体験レッスンも受け付けていますので、ぜひ参加して教室選びに役立ててみてください。

和楽器の中でも、最近特に人気が集まっていると言われているのが「三味線」です。その華やかな音は、楽器の中でも他に交わることのない独特の雰囲気を出し、聴く人を惹きつけます。
「聴くだけではつまらない!」と思ったら、三味線を習ってみるのはいかがでしょうか?自分で触って弾いてみて、更に三味線の魅力を楽しんで下さい。

日本に古くから伝わる三味線。自分で演奏するだけでなく「歌舞伎」や「浄瑠璃」の伴奏にも使われ、昔は人々の生活にも溶け込んでいました。
「興味はあるけれど、簡単に習えるの?」そんな風に思っている方も多いでしょう。今回は初心者の方向けに、三味線の基本的な情報をお伝えします。

最近では、三味線や和太鼓を演奏するロックバンド“和楽器バンド”が人気を集めていることもあり、聴くだけではなく「三味線を自分で弾きたい!」という方も増えてきました。
では、三味線を始めてみたい場合、何から準備をすればいいのでしょうか?
三味線を買う?教室を探す?
ちょっと待って、焦らないでください!

日本人の身近な和楽器、三味線。吉田兄弟の津軽三味線パフォーマンスは世界でも評価されていますが、料亭や旅館などのお座敷で芸者さん達が踊りや唄と一緒に演奏する艶っぽい粋な三味線も見逃せません。
また歌舞伎や人形浄瑠璃の伴奏として演奏される三味線も魅力的です。

和楽器に詳しくない方でも、「三味線を知らない」という方は珍しいでしょう。
それほど三味線は、日本人に馴染みの深い楽器です。
ただし、三味線の事を知っているといっても、「糸が3本ある」「棹(さお)と胴があり、左手で絃(げん)を押さえ、右手で撥(ばち)を使って弾く」ということ位でしょうか?

三味線に興味があるのなら、自分で演奏してみましょう。頭の中で考えていても、何も始まりません。確かに三味線は、扱うのが難しい楽器ですが、やってみたらあなたに向いているかも知れませんよ。
今回は和楽器の中でも広く親しまれている「琴(箏)」に合わせる三味線の弾き方をご紹介します。

三味線というと20年前に一世風靡し、その後も世界的に活躍している吉田兄弟の舞台を思い浮かべる方も多いでしょう。また最近は、若者を中心に人気を集めている「和楽器バンド」(尺八・琴(箏)・三味線・和太鼓等を演奏する8人組のロックバンド、ヒット曲は千本桜)の美人三味線演奏者、蜷川べに(にながわ べに)も注目されています。

日本の伝統楽器の中でも、特に庶民に人気だったのが三味線です。
庶民文化が花開いた江戸時代には、なくてはならない楽器だったとも言えます。