今回は、ワゴコロがオススメする日本の伝統文化に触れることができる、令和元年(2019年)12月から令和2年(2020年)3月までのイベントをまとめてみました♪
この時期にしか開催されないイベントばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
令和元年(2019年)12月の伝統イベント
ふ ろしき百貨店
平成2年(1990年)から続くチャリティープロジェクトである「Creation Project」。
令和元年(2019年)は、167人の作家が京都の職人と協力し、手捺染の風呂敷を作りました。
個展柄からモダン柄まで、さまざまデザインのふろしきは必見です!
令和元年(2019年)11月26日(火)〜 12月21日(土)まで、東京都中央区銀座のクリエイションギャラリーG8、東京都中央区銀座のガーディアン・ガーデンで開催されています。
詳細はこちらをご覧ください↓
令和元年(2019年)は、クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンの両ギャラリーの関連作家167人がボランティアで参加し、京都の職人と協力して手捺染(てなっせん)の風呂敷を作成しました。
令和2年(2020年)1月の伝統イベント
第 63回 江戸から伝わる一筋の道 東京都伝統工芸品展
江戸時代から受け継がれてきた東京の伝統工芸品の数々が令和2年(2020年)1月9日(木)~1月13日(月・祝)に新宿高島屋に集まります!
45品目の伝統工芸品が会場に展示・販売されるだけでなく、実演や体験も行われるため、より東京の伝統工芸品を身近に感じられるはず。
ブースツアーでは実際に職人の方に質問をしながら魅力を知ることができますよ。
体験したい方は日程や料金などを確認の上、期間中に会場内のインフォメーションコーナーにて申し込みください。
第 69回 長浜盆梅展
第69回長浜盆梅展は、令和2年(2020年)1月10日(金)~3月10日(火)まで滋賀県の国指定名勝「慶雲館」で開催される、日本最大規模の“盆梅展”です!
2ヵ月の開催期間中は、開花時期に合わせて常時約90鉢もの梅盆栽が展示され、会場は梅の甘い良い香りに包まれます♪
美しい巨木・古木の数々に、訪れた方は圧倒されることでしょう。
また、梅盆栽にはそれぞれに名前が付けられているので、実際に見てお気にいりを見つけてみてはいかがでしょうか?
令 和2年 奉納新春刀剣展
令和2年(2020年)1月1日(水)~12日(日)まで、靖国神社にて最新の刀剣を紹介する展示会が開催されます。
また、展示にとどまらず、実際に研師や鞘師、彫刻師、また各刀匠による実技も間近で見ることができるんです!
昨今なにかと話題の日本刀ですが、その製作技術を見られる機会はなかなかありません!
新年のこの機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
日 本文化との出会い「外国人のための浮世絵摺り実演」
令和2年(2020年)1月25日(土)に東京国立博物館で行われるこの催しでは、海外の方に向けに英語での解説を交えながら、実際に浮世絵の摺りの工程が目の前で行われます。
擦られる浮世絵は、英語圏では「The Great Wave」として知られる有名な一枚、ダイナミックな波が描かれる葛飾北斎の「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」です!
博物館で浮世絵を見る機会はあっても、摺られる工程を見る機会は多くありません。
少しずつ、見知った「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」になっていく過程を楽しんで見てみてください♪
令和2年(2020年)2月の伝統イベント
お とな狂言ワークショップ
狂言に詳しくはないけど興味はある、という方にオススメなイベントがこの「おとな狂言ワークショップ」。
このワークショップでは狂言の基礎を体験することができますよ!
開催日程は令和2年(2020年)2月7日(金)、2月14日(金)、2月21日(金)と三週連続で、最終日には実際に横浜市指定有形文化財である能舞台に上がって謡います。
歴史のある能舞台に上がることなんてめったにできませんよね!
参加した後は狂言のとりこになっているかも…?
2 020年名酒センター酒蔵バスツアー
令和2年(2020年)2月15日・16日の二日で東灘醸造・稲花酒造・守屋酒造・株式会社飯沼本家の4蔵元を訪問するバスツアーです!
実際に、酒造り真っ最中の酒蔵を訪問できるなんて、日本酒好きにはたまらないイベントではないでしょうか?
普段飲んでいる日本酒が作られる工程を見学できる機会であることに加えて、試飲もできてしまいます!
日本酒好きにはたまらない2日間を、ぜひお楽しみください♡
染 の小道
令和2年(2020年)2月21日(金)~23日(日)に新宿区落合・中井地域で開催される「染の小道」。
この三日間、落合・中井地域では、妙正寺川の川面には反物が張られ、商店街にはさまざまなのれんが軒先に掛けられ街を彩ります。
落合・中井地域では1950年ごろまで実際に川で染物の水洗いが行われており、そこからこの催しが始まりました。
風に揺れる色とりどりの反物はまさにフォトジェニックですよね!
第 20回 地域伝統芸能まつり
第20回地域伝統芸能まつりは、令和2年(2020年)2月23日(日)に東京都渋谷区のNHKホールにて開催されます。
地域伝統芸能まつりでは、毎年日本各地のさまざまな演目が披露されてきました。
今年は「競う~互いに競い、自分を磨く。~」というテーマのもと、8演目が紹介されます。
また、今年は能の「舎利」も披露されますよ!
紹介された伝統芸能は、実際に行ってみたくなること間違いなしです。
観覧するには令和2年1月31日(金) までの申し込みが必須なので、忘れずにお申込みをしてくださいね。
令和2年(2020年)3月の伝統イベント
S TYLE J. SAKE
STYLE J. SAKEは、令和2年(2020年)3月2日(月)に東京都千代田区のホテルメトロポリタン エドモンドで開催される、日本酒の試飲イベントです。
日本全国のいろいろな味の日本酒が楽しめますよ!
会場は駅から徒歩圏内にあるのでアクセスも抜群!
ついうっかり飲みすぎには気を付けて、おいしく日本酒を楽しみましょう♪
定員300名に達し次第、申し込み終了となりますので、気になる方は急いで!!!
特 別展 体感!日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―
令和2年(2020年)3月10日(火)~5月24日(日)の間、東京国立博物館「表慶館」で開催される特別展です。
展示室ではそれぞれの芸能舞台が再現され、歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の5つのユネスコ無形文化遺産を一気に知ることができるという、これまでに類を見ない展示が行われます!
また、実際の職人によるトークショーやワークショップも行われるので、今まで伝統芸能に馴染みの薄かった方でもきっと楽しめるはず♪
おわりに
いかがだったでしょうか?
普段生活しているとあまり馴染みがないかもしれない伝統文化ですが、こういったイベントに参加することにより、身近に感じられるのではないでしょうか?
日本の伝統文化に触れられるイベントは、ここで挙げたイベント以外にも日本全国で催されています。
また、一年を通して楽しめるシネマ歌舞伎もオススメです!
シネマ歌舞伎とは、松竹株式会社が開発した新たな歌舞伎の観劇スタイル!
演劇・映画等の良質なエンターテインメントを提供する企業である松竹株式会社が、歌舞伎の魅力をよりわかりやすく身近に感じてほしいという思いから、平成17年(2005年)から取り組みはじめました。
ぜひ、この機会に伝統文化に触れてみませんか?