三線は、正しい方法で練習すればすぐに上達することができる楽器です。

今回は上達するためのテクニックや、練習のコツについてまとめてみました。

ぜひ参考にして、三線を上達させましょう!

打音を身につけよう!

工工四くんくんしーを見ているときに、「、」という記号があったと思います。

この記号の意味は三線のテクニックの1つの打音(ウチウトゥ)です。名前の通り、左手指で弦・棹をタップします。

打音を使用することでメロディーに強弱を持たせることができます。

三線に慣れてきた方はこちらの打音に挑戦してみてください。

掛音も合わせて身につけよう!

打音(ウチウトゥ)と並んでよく紹介されるのがこの掛音(カキウトゥ)です。

工工四では「¬」の記号で登場します。

三線は基本弦の上からバチを下ろす形の「ダウンストローク」を使用します。

しかし、掛音では逆に「アップストローク」を使用します。

初めは難しく感じるかもしれませんが、身につけてしまえばものすごくスムーズに弾くことができます。

慣れてきたら早弾きしてみる

三線のテクニックを身につけて、慣れてきたら早弾きをしてみましょう。

先ほど紹介した2つのテクニックのおかげでスムーズに弾けるはずです。

早弾きの練習にオススメな曲は「唐船とうしんどーい」と「谷茶前(タンチャメー)」です。

どちらも早弾きで有名な沖縄民謡の曲で、練習曲として扱われます。

練習のコツ

先ほど上達のコツをご紹介させていただきましたが、どのように練習すればいいのでしょうか。

独学で三線を学んでいる方も多いかと思います。

お教室で習っている方は、復習もかねて読んでみてください。

三線の基本のコツをつかめれば早く上達する

何事も基本はとても大切です。弾きたい曲があるのであれば、最初からその曲ばかりを練習するのではなく、まずは三線の基本から固めてから弾きたい曲を弾くべきでしょう。

最初から難しい曲を選んでしまうと挫折してしまうかもしれません。

逆に言えば、基本がしっかりと身についている人であれば、難しい曲を選んだとしても、スムーズに弾きやすくなります。

それほどまでに、基本を習得することは上達するためには欠かせないのです。

弾くだけでなく唄ってみる(練習のコツ)

「唄三線」、という言葉があるように、三線には唄が必ずと言っていいほどついています。

多くの三線奏者は唄いながら三線を弾いています。

工工四を見るとわかる通り、歌詞がすぐ横についていることが多いです。

最初は唄うタイミング等が難しいですが、慣れてくると三線が右肩上がりで上達していきます。

動画サイトなどで上手な人の三線を見て真似をする

今、この時代には様々な学ぶ環境が用意されています。

そこでオススメしたいのが、動画サイトです。動画サイトでは、実際に三線を弾いている姿勢や指の運びを見ることができます。

そのまま真似するだけでも非常に多くのことを学ぶことができます。

ここで注意点が一つ、動画サイトでは多くの人が三線についての動画を投稿されていますが、全てが正しい動画とは限りません。

ご自身でこの情報が正しいかどうかを見極めることが必要です。

自分が演奏している姿を他の人に見てもらう

他の人に見てもらうことも練習のコツの一つです。

これには二つの理由があります。

まず一つ目の理由は、人に見せるための練習は普段の練習よりも集中できるからです。

人に披露するときは失敗したくない、恥ずかしいところを見せたくない、と思って普段より一層集中して練習することができます。

そして二つ目の理由は、自分の出来がどのくらいかを把握することができるからです。

自分では弾けているつもりになっていても、他人から聞くとリズムが少しおかしかったりすることがあるかもしれません。

聞いてもらう人が三線の経験者であるのならば尚更です。

そこで新たな助言をもらうことで、さらなるレベルアップに繋がるかもしれません。

今の自分のレベルを知る


今の自分の三線のレベルを知ることはとても大切です。

自分がどれほどの技術を身につけているのかを知ることで、弾くべき曲も変わってきます。

自分のレベルを知らずに、難易度の高い曲ばかりを弾いて挫折することはよくあることです。

しっかりと今自分ができることを考えて、今後の練習に活かす事が大切です。

モチベーションの保ち方

三線はとても奥が深く、練習していると挫折してしまうこともあるかもしれません。

なかなか指の運びを覚えることができなかったり、うまくリズムが取れなかったり、色々あると思います。

そこで三線を練習するためのモチベーションの保ち方をご紹介いたします。

なかなかうまくいかない時は

なかなかうまくいかない時は、簡単な曲に戻ってみましょう。

以前より確実に弾けるようになっているはずです。

そこで自分の成長を実感できます。

練習をして、成長しないことはありません。

成功体験を多く積むことで、自信を持つ事ができます。

自分に自信がつくとまた三線の練習がしたくなります。

また、簡単な曲に戻ることは復習にも繋がります。

自信を取り戻しながら復習する事ができるので、なかなかうまくいかないで挫折しそうになっている方は参考にされてみてはいかがでしょうか。

誰でも最初から上手なわけではない

三線を練習している皆さんは、目標・憧れとしている三線奏者がいらっしゃいますでしょうか。

とても上手な三線奏者の演奏を聴くと、どうしても自分の三線の技術と比べてしまいます。

しかし、三線を始めたばかりの方と、既に多くの技術を身につけて、多くの人を感動させている方を比べるにはあまりにも差が大きすぎます。

どんな三線奏者でも初めは素人です。最初から上手なわけはないのです。

誰よりも努力して、何時間も三線と向かい合い練習してきたからこそ、あんなにも美しい音色やリズムが生み出されるのです。

大切なのは、どれだけ努力したかなのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回はテクニックではなく、三線奏者としての心構えを中心にまとめてみました。

三線にはゴールは存在しません。練習すればするほど上手になるのです。

この記事を読んでいる方が、多くの人々を感動させることのできる三線奏者になれることを心から願っています。