※複数名でのお申し込みをされる際は、体験希望日の欄に参加人数をご記入ください。

宮城の伝統が学べる こけしの絵付け体験/松島離宮

・宮城県の各系統を日によって体験できます

・絵付けも伝統的な色合いからオリジナルなものまでお好みでデザインできます。

・鳴子、仙台、遠刈田、弥治郎を1つの施設で体験できるのも魅力です。

験場所・体験情報

<松島離宮>

体験場所〒981-0213
宮城県宮城郡松島町松島字浪打浜18番地【離宮ホール2階】

1階インフォメーションにて受付
アクセスJR仙石線「松島海岸駅」より徒歩1分
開講曜日・時間・費用体験曜日・時間:毎週土、日開催 10:00〜16:00
体験料:2,000円
体験内容:
こけし絵付け体験、筆を使った伝統的なものから、水彩ペンを利用した色鮮やかなものまで幅広くお楽しみいただけます


※複数名でのお申し込みをされる際は、体験希望日の欄に参加人数をご記入ください。

松島離宮の魅力

世界に一つだけのオリジナルこけしを作ってみてはいかがでしょうか?

宮城県の様々な系統の違いを学びながら選べるのは「宮城県松島離宮」だけのオリジナル

体験の様子

※複数名でのお申し込みをされる際は、体験希望日の欄に参加人数をご記入ください。

講師のプロフィール

氏名 岡崎 靖男(鳴子こけし)
経歴靖男は昭和47年(1972年)に古川高校を卒業後、父の仁治について木地を修業、こけしの製作を開始し、以後一貫してこけし作りに従事している。
平成16年(2004年)に父仁治が亡くなってからは岡崎商店(こけしの岡仁)を継いで、店頭の作業場でこけしを作っている。


氏名 加納 博(仙台こけし)
経歴昭和29年(1954年)7月8日、木地業加納栄次、政子の長男として仙台に生まれる。昭和45年頃より、父栄次について木地挽きを始めた。昭和46年(1971年)3月には名古屋こけし会からの依頼により、こけしを製作し名古屋に送っている。祖父伝三郎の弟加納正八も昭和46年(1971年)に名古屋こけし会の依頼でこけし製作を復活しており、可部忠雄を中心とする熱心な人たちが加納一族のこけしを追求したと思われる。加納博自身は昭和46年(1971年)の作り始めのころの状況を詳しくは覚えていない、同時期の正八の復活の経緯もよく知らないと語っていた。
加納博は縦挽きによるこけしなどの小物のほかに、横挽きによって長物と呼ばれる机の脚や、チェンバロなどの楽器の足、バットなどを挽くこともできる。
現在は若林区の自宅の作業場の他、青葉山の売店にある作業場にも出向いて作品を作る。


氏名 小山 芳美(遠刈田こけし)
経歴昭和56年(1981年)3月15日、新潟県新潟市南区の農業小山芳博、さち子の長女に生まれる。平成15年(2003年)3月、京都橘大学を卒業し、その後実家に戻り地元のスーパーマーケットで働いた。
こけしが好きで愛好家でもあったが、友人に勧められた事もあって蔵王町の育成事業に応募し、平成28年(2016年)7月に採用された。基本的な木地技術の指導を受けた後、こけし工人の平間勝治を師として伝統こけしを製作するようになった。住まいも刈田郡蔵王町宮に移した。
平成31年(2019年)4月に小山芳美名義でこけしを製作することを許可されて、宮城蔵王こけし館での作品の販売を始めた。
育成事業で同時期に指導を受けた仲間には、我妻司、小松里佳などがいる。
現在は週に数日宮城蔵王こけし館に通って、こけし製作を行っている。またこけし館の仕事にも積極的に取り組んでおり、将来を期待される。


氏名 上田 康友(弥治郎こけし)
経歴上田由美枝の三人兄弟の三男として昭和62年(1987年)4月7日広島県府中市に生まれる。
その後大阪市に転居し、2才から24才まで平野区で育った。平成20年(2006年)3月20才でギター製作の専門学校を卒業した。在籍中はエレキギターとエレキベースを製作し自らも演奏した。卒業後に音楽関係の仕事に従事して、24才の時にロンドンに渡った。ロンドンの蚤の市で木製の知育玩具を見て、大いに興味を持った。
2年後に帰国し、アルバイトで貯金をしてキャンピングカーを購入し、1年かけて日本を一周した。その際に伝統こけし技術の奥深さに感銘を受けて木地業に入門することを決意した。
平成29年(2017年)6月30才の時に、弥治郎の新山実に弟子入りして修業を始めるが、江戸独楽にも興味を覚えた。弥治郎では育成工人事業を積極的に行っているが、特定の師匠に師事するケースは近年では稀である。
師匠の新山実はこけしを父の学に師事し、江戸独楽を仙台の広井道顕に師事をしているので木地の技術の水準は高い。そうした関係から江戸独楽を新山実より手ほどきを受けたが、その師匠にあたる広井道顕からも指導を受けた。
令和2年(2020年)3月10日の弥治郎こけし工人会でデビューを認められ、栄五郎型のこけしを製作するようになった。現在は3種類の型を製作している。
木地玩具も作ることのできるこけし工人は現在ではそう多くはなく、貴重な工人として大成されることが期待される。
一般への販売は令和2年(2020年)4月1日より行われるようになった。


氏名 田邉 香(鳴子こけし)
経歴昭和49年(1974年)9月15日、埼玉県戸田市の石英ガラス加工職 峰岸忠男の三女に生まれる。平成10年(1998年)3月北里大学水産学部を卒業後、水産会社の研究室や水質分析の仕事に従事した。平成22年(2010年)に結婚した。
元々職人の手仕事への憧れが強く、手芸・絵画・陶芸が趣味でもあった。岩手県一関市藤沢町で毎年8月に行われる土器を焼くイベントにも参加し、3年連続して受賞した。大崎市産業経済部観光交流課による「地域おこし協力隊」の鳴子こけし工人の募集を知って、こけし工人を志した。
地域おこし協力隊とは、「地域の宝を再発見し、世界へ情報発信を行うとともに、移住・定住人口拡大のためにお手伝いをする人たち」として大崎市が任命する。田辺香は令和2年(2020年)4月1日に最初に任命された協力隊二名のうちの一人である。
令和2年(2020年)4月より、鳴子の岡崎靖男についてこけし製作の技術を学び始めた。


氏名 早坂 政弘(仙台こけし)
経歴昭和36年(1961年)4月15日、宮城県宮城郡宮城町大倉屋敷平に林業梅津政蔵、みや子の次男として生まれる。12歳のとき父が亡くなり、また母も身体が丈夫ではなかったので、手に職をつけることを考え 中学校を卒業後昭和51年(1976年)より佐藤正廣の姉の紹介で仙台市青葉区芋沢字大竹新田の佐藤正廣の工場で木地の修業を始めた。平成3年6月に早坂知子と結婚して早坂姓に変わった。結婚するまでの約20年間にわたり師匠佐藤正廣の家で技術を磨いた。
こけしは昭和56年(1981年)より製作し、昭和59年(1984年)より市販されている。文献初出は「伝統こけし工人手帳・平成2年版」である。
木地の腕の立つ正廣の下で指導を受けたので、茶櫃、茶筒はじめ一通りの木地製品は挽くことが出来る。政弘にとって師匠正廣は父であり兄であって、心の底より尊敬している。
平成9年(1997年)3月、近くの芋沢字沢田下に早坂政弘木目工房を開設して独立した。農業も兼業している。
青葉城で加納博と週替わりで実演していている。平成30年(2018年)2月に伝統工芸士の資格を取得した。


氏名 新山 実(弥治郎こけし)
経歴昭和31年(1956年)3月20日、弥治郎新山学の長男に生まれる。昭和46年(1971年)頃からロクロに上がっていたが、昭和49年4月高校を卒業してから、父学について正式に木地の修業を始めた。曾祖父の栄五郎型を継承している。その後広井道顕について江戸独楽を習得。独楽をはじめ各種木地玩具を作ることによって、自分の作風をさらに発展させている。


師からのメッセージ

宮城県松島離宮では毎週末、各工人さんが実演販売、体験を行っています。

伝統ある体験を直接教えてもらえるので、自分だけのこけしを是非作りましょう!