岐阜県の飛騨川沿いにある下呂温泉は、有馬、草津とともに日本三名泉の一つとも呼ばれている有名な観光スポットです。
無色透明でほのかな香りが漂うお湯は、なめらかでお肌がツルツルになるため“美人の湯”としても親しまれてきました。
観光客でにぎわう温泉街には、郷土色豊かな銘菓や料理、温泉水を使ったコスメ、雑貨などのお土産品が多彩にそろっています。
今回は、そんな下呂温泉のオススメのお土産15選と、購入できるお土産店をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
※本記事の内容は令和6年(2024年)7月時点のものです。
掲載内容は変更していることもありますので、正式な情報については事前に各施設へお問い合わせください。
下呂温泉オススメのお土産【お菓子】
下呂温泉では、和洋問わずさまざまなお菓子が充実しています。
ここからは、定番の銘菓から新しい人気商品まで、お土産にぴったりなおいしいお菓子をご紹介します!
し らさぎ物語(あずさ屋)
「しらさぎ物語」は、下呂温泉を代表する焼き菓子です。
しらさぎという名前は、白鷺が舞い降りた場所から温泉が湧き出たという、下呂温泉の白鷺伝説にあやかって名付けられたものだそう。
クッキーのような食感の欧風せんべいに、上品な甘さのホワイトクリームをサンドしており、香ばしく、サクサクとした優しい食感がたまりません♡
年配の方から小さな子供まで、幅広い世代に愛されるお土産にぴったりの逸品です。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
下 呂プリン(思ひ出の味 下呂プリン)
「下呂プリン」は、下呂温泉初のプリン専門店の人気商品です!
レトロなお風呂屋さんをイメージした店内には、イートインコーナーのほか、工房も併設しています。
工房では“思ひ出の味”を届けたいと、下呂牛乳や最高級のバニラビーンズを使って丁寧に手作りしており、なめらかで素朴な味わいが、ほっとするような懐かしさを感じさせてくれます♪
レトロ味やメロンソーダ味、季節限定の味など6種類のプリンが揃い、どれにするか迷ってしまいますね♪
“下呂”とカエルの鳴き声をかけて、プリンの入った容器や紙袋にはキュートなカエルのデザインが入っているので、職場へのお土産などにも喜ばれそうです♡
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
下 呂げろまんじゅう(ゆあみ屋)
「下呂げろまんじゅう」は、下呂のイメージキャラクターであるカエルの顔をした、一口サイズのおまんじゅうです。
緑色のモチモチした生地の中には、インゲン豆の餡がたっぷり入っており、控えめな甘みとさわやかな風味を味わえますよ。
かわいい見た目のユニークなおまんじゅうは、お土産にすれば盛り上がること間違いなし!
ゆあみ屋や水明館などのお土産ショップで購入することができます。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
栗 きんとんラングドシャ(ひだ寿庵)
「栗きんとんラングドシャ」は、栗きんとん風味のチョコレートをラングドシャ生地でサンドした銘菓です。
栗きんとんとホワイトチョコレートの配合比率にこだわり完成したチョコレートが、薄焼きのクッキー生地に優しく包まれています。
チョコレートに入っている栗きんとんは、蒸した栗を裏ごしして一つ一つ手で形を整えているそう。
栗きんとんのほのかな甘みと独特の風味を、サクサクと香ばしいラングドシャが引き立ててくれます。
上品な味わいで、誰からも喜ばれるおしゃれなお土産です♪
岐阜県内のお土産屋やパーキングエリアなどで販売されています。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
さ るぼぼのたまご(ひだ寿庵)
飛騨高山のマスコットキャラクターである“さるぼぼ”は、“猿の赤ん坊”という意味があるお守り人形です。
そんなさるぼぼをモチーフにした銘菓が、「さるぼぼのたまご」。
黄身に見立てた餡をカステラ生地で包み、ホワイトチョコレートでコーティングした、卵がモチーフのかわいらしいお菓子です。
飛騨牛乳が使われているため優しい口当たりで、一度に何個も食べてしまいそう♡
愛らしいさるぼぼが描かれたパッケージが目印で、販売から20年を迎えた大人気のお土産です。
こちらも、岐阜県内のお土産屋やパーキングエリアなどで販売されています
栃 の実シフォン(千寿堂)
「栃の実シフォン」は、飛騨名物である栃の実のスイーツ専門店“千寿堂”が手掛けるスイーツです。
千寿堂の店舗にはイートインコーナーもあり、とちの実モンブランをはじめ、夏にはとちの実かき氷など、さまざまなスイーツを楽しむことができます!
中でも栃の実シフォンは、全国菓子博覧会で金賞を受賞した実力派スイーツで、下呂産の新鮮な卵の力でふわふわしっとりに仕上がっており、絶品です♡
栃の実の風味が独特の味わいで、スイーツ好きの方の心をつかむ、下呂ならではのお土産です。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
菓 匠 翁(仁太郎)
「菓匠 翁」は、岐阜県東濃地方が発祥とされる、栗きんとんをこしあんと葛粉で作った生地で包み、竹皮で巻いて蒸した和菓子です。
仁太郎は、100年以上の歴史を持つ老舗和菓子店で、お饅頭やどら焼きなどの伝統的なお菓子から、和と洋を掛け合わせたチョコレートなど、さまざまなお菓子を販売しています。
ぷるるんとした葛餅と栗の食感が絶妙で、口に優しく広がる自然な甘みに、思わず笑みがこぼれます♪
常温でもおいしく食べられますが、冷やすとよりぷるぷる感がアップしますよ!
下呂駅前店のほかに、加子母本店、中津川販売所があります。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
栃 の実せんべい(養老軒)
「栃の実せんべい」は、旧飛騨街道沿いに店を構える“養老軒”で、明治25年(1892年)の創業以来創られ続けてきた銘菓です。
デンプンが豊富であったことから、山間の飛騨地方で冬場の救護食として親しまれてきた栃の実。
そんな栃の実を、卵、ざらめ糖、小麦粉などとともに焼き上げた楕円形のせんべいは、サックリした軽い食感で食べやすさも抜群です。
栃の実の渋みとざらめの甘みがマッチした優しい味わいで、お茶うけにピッタリのお土産です♪
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
下呂温泉オススメのお土産【おかず・お酒】
下呂温泉は、郷土料理を気軽に楽しめるおかずのお土産や地酒も充実しています。
ここからは、旅の思い出にぜひ買って帰りたい、地元ならではのお土産をご紹介します!
朴 葉みそ
「朴葉みそ」は、朴の木の葉の上に味噌をのせ、さまざまな食材を焼いて食べる飛騨の郷土料理です。
飛騨地域で山仕事をする人々が、山で朴葉をお皿代わりにして焼いた味噌を食べたのがはじまりなのだとか。
最近では、みその上にシイタケや野菜、肉など好きな具材をのせて一緒に食べるおもてなし料理としても親しまれています。
焼くと朴葉のさわやかな香りとみその芳醇な香りが立ち込め、食欲をそそられます♡
ごはんにも合うので、酒の肴としてもぜひ買って帰りたくなる逸品です。
水明館や下呂温泉のお土産屋さん等で購入することができます♪
ケ イちゃん
「ケイちゃん」は、醤油や味噌で味付けした鶏肉を、野菜と一緒に炒めて食べる岐阜の郷土料理です。
下呂市内でも売られているお土産用のレトルトは、味付けされた鶏肉をお好みの野菜と一緒に炒めるだけでできあがるため、ご家庭でも簡単に味わえますよ♪
主にみそとしょうゆ味の2種類があり、鶏肉ベースであっさり味ながら、コクのあるうま味が人気です。
中でも“荻屋ケイちゃん”は種類が豊富で、カレー味やピリ辛みそ味など、変わったフレーバーが楽しめます♡
ぜひ、岐阜の味をご自宅で試して、お気に入りのブランドをみつけてみてくださいね!
下呂市内のスーパーやお土産屋さんで購入できるほか、市内の飲食店で熱々のケイちゃんを食べることができます。
め しどろぼ漬(うら田)
「めしどろぼ漬」は、山深い飛騨地方に伝えられてきた赤かぶの漬物です。
赤かぶと大根、野沢菜、きゅうり、紫蘇、生姜を合わせ、冬の間じっくり熟して作られる手間暇かかったお漬物で、“珍味の中の珍味”とも呼ばれています!
ご飯の上にかけて食べると、天然の酸味と唐辛子の辛さがやみつきになり、ご飯がどんどん進む、まさに“めし泥棒”な一品♡
そんなめしどろぼ漬で有名なのが、飛騨の漬物屋・うら田です。
アツアツのご飯はもちろん、お酒のお供にもピッタリなので、お酒好きのあの人に買って帰りましょう!
ゆあみ屋やあずさ屋などのお土産屋さんで購入することができます。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
ひ だほまれ天領(天領酒造)
純米大吟醸「ひだほまれ天領」は、延宝8年(1680年)に創業した、下呂温泉を代表する老舗蔵元である天領酒造がつくる日本酒です。
自家精米にこだわり、飛騨山脈から流れる天然水を使用したお酒で、飛騨地方の人々に愛されてきました。
ひだほまれ天領は、10年の年月をかけて開発された飛騨のオリジナル酒米“ひだほまれ”を使って醸されており、華やかな香りに酔いしれつつ、吟醸香のふくらみとコクのある上質な味わいを堪能できます。
おでんや焼き鳥などのほか、飛騨特産の朴葉みそとも相性抜群です♡
また、天領酒造では無料の酒蔵見学をすることができます!
作業内容によっては見学できない日もあるので、必ず事前に電話で予約をしてから行きましょう♪
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
下呂温泉オススメのお土産【グッズ】
下呂温泉では、食べ物以外にも、カエルをモチーフにしたキャラクターグッズや温泉水を利用した雑貨も人気です。
ここからは、オススメのグッズのお土産をご紹介します!
下 呂温泉みすと(下呂温泉ミストSHOP)
「下呂温泉みすと」は、“美人の湯”として名高い下呂温泉の源泉を100%使用した、完全無添加の化粧水です♡
天然ミネラルを含んだきめ細かいミストが、お肌の隅々までしっとり馴染んで、潤いたっぷりの肌に仕上がります。
無香料で、アルコールや防腐剤などを使っていないので、敏感肌さんにもぴったり!
レトロでかわいいデザインのブルーボトルで、使う度にテンションが上がってしまいますね♪
お友達へのお土産にはもちろん、自分へのご褒美にもオススメです。
こちらも、下呂温泉周辺のお土産屋さんで購入することができます♪
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
下 呂膏物語なごみの美湯(奥田又右衛門膏本舗)
「下呂膏物語なごみの美湯」は、JR下呂駅の近くに直営店を構える奥田又右衛門膏本舗が販売している入浴剤です。
奥田又右衛門は、下呂温泉の接骨医に代々受け継がれてきた名前で、その家に伝わる秘薬“下呂膏”は、約90年間販売され続けているロングセラー商品です。
下呂膏物語なごみの湯は、その下呂膏にも入っている天然植物成分を11種類、そして潤い成分を18種類も配合しています。
乳白色のお湯が体を優しく包み、ラベンダーやカモミール、ゼラニウムなどがほのかに香り、心地よい温泉気分を満喫できます♡
日々の疲れを感じている方にプレゼントすれば、喜ばれること間違いなしです!
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
「 げろぐるくん」グッズ
「げろぐるくん」は、下呂温泉ぐるめ案内サイトのサイト・キャラクターです♡
下呂温泉では、その響きからカエルをモチーフにしたお土産がいくつも販売されていますが、中でもげろぐるくんモチーフのグッズが大人気!
鮮やかな緑色でコロンとしたフォルムと大きな目がトレードマークで、身に付けたぐるぐるメガネ、ハッピ、のぼり旗などもユニークですね。
温泉街のお土産屋さんでは、ボールペンやTシャツ、タオルなどさまざまなげろぐるくんグッズが販売されています。
運が良ければ、イベントや観光PRでげろぐるくんと出会えるかもしれませんよ♪
下呂温泉オススメのお土産屋さん
さて、下呂温泉で買えるオススメのお土産をご紹介しました。
ここからは、実際にこういったお土産をまとめて買いたい方のために、オススメのお土産屋さんを紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
下 呂温泉足湯の里 ゆあみ屋
「下呂温泉足湯の里 ゆあみ屋」は、下呂温泉のメインストリートにあり、観光スポットとしても人気の土産物屋です。
人気のお土産もたくさん取り揃えているだけでなく、温泉水を使ったまるでゼリーのような石鹸“温玉さぼん”をはじめとしたさまざまなオリジナル商品も販売しているので、お土産選びを存分に楽しむことができます♡
購入したスイーツを食べながら利用できる足湯も併設しているので、散策に疲れたら足湯につかりながら、名物の“温玉ソフト”や“ほんわかぷりん”を味わうのもオススメ♪
特に“温玉ソフト”は、温泉卵とソフトクリームを合わせるという他にはない組み合わせで、独特の食感と風味が新鮮なので、ぜひ試してみてくださいね!
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
G ERO GERO BUTTER STAND
令和2年(2020年)3月に、ゆあみ屋の姉妹店としてオープンした「GERO GERO BUTTER STAND」。
地元でとれる、希少な下呂牛乳の生クリームを原料としたバターを使用したお土産やオリジナルフード・ドリンクを販売しています♡
人気のお土産は、“GEROGEROバターサンドです!
ショコラベリー、はちみつりんご、ピスタチオ、ミックスベリー、レーズンの5種類のバターサンドを冷凍の状態で購入することができます。
(有料の保冷バッグあり)
この他にも、フィナンシェやバターしょうゆなど、GEROGEROバターをたっぷりと使用したお土産が揃っていますよ♪
店内はバターイエローを基調としたポップな内装となっており、映えスポットとしても大人気!
珍しいGEROGEROバターを使用したお土産が欲しい方は、ぜひお立ち寄りください。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
桜 苑
「桜苑」は、JR下呂駅から徒歩4分と、駅にも近くアクセスが便利なお土産屋さんです。
栃の実せんべい、しらさぎ物語といった定番の銘菓はもちろん、陶芸品や民芸品、インテリア、文具、コスメまで、下呂温泉や飛騨のお土産品が勢ぞろいしています!
品ぞろえがとても豊富なので、買い忘れをすることもありません♪
“こんな素敵な土産物があった!”と思わぬお土産にも出会えそうです♡
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
白 鷺売店
「白鷺売店」は、下呂温泉の白鷺伝説にちなんだ名前を持つお土産屋さんです。
銘菓や漬物、下呂の特産品、下呂の貼り薬“下呂膏”のほか、岐阜県の伝統的工芸品である一位一刀彫も取り扱っています。
温泉街にあり、栗おこわ饅頭や飛騨牛まんなど食べ歩き商品も揃えているため、お土産選びのためだけでなく、散策がてら立ち寄りたいお店です♪
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
おわりに
今回は、下呂温泉のオススメのお土産と、それらを購入できるお店をご紹介しました。
見ているだけでおいしそうな銘菓や、女性に嬉しいコスメ、下呂温泉モチーフのグッズなど、下呂温泉のお土産はバリエーションが豊富で迷ってしまいますね♪
本記事を参考にして、下呂温泉で散歩しながらお土産選びも楽しんでみてはいかがですか?
日本三名泉の1つである、岐阜県の「下呂温泉」。
飛騨川の周辺に広がる下呂温泉街では、数ヶ所の個性豊かな足湯や日帰り温泉、飛騨牛をはじめとするおいしいグルメが楽しめます♪
この記事では、魅力たっぷりな下呂温泉のオススメ観光スポットやグルメスポットをご紹介します!
海岸線を持たない内陸県であり、飛騨山脈や木曽三川(木曽川・揖斐川・長良川)などの大自然に囲まれている岐阜県。 そんな岐阜県には、40品目以上の伝統工芸品が存在します。 この記事では、その中でも経済産業大臣によって岐阜県の「伝統的工芸品」として指定されている、飛騨春慶、一位一刀彫、美濃焼、美濃和紙をご紹介します。
岐阜県の特産品である美濃和紙や竹を使い、江戸時代から作り続けられてきた「岐阜提灯」。
お盆にご先祖様を迎えるために欠かせない道具の一つです。
繊細で上品な流線形の形や美しい絵付けが特徴で、平成7年(1995年)には国の伝統的工芸品に認定されました。
この記事では、その歴史や魅力、製造工程等をご紹介します。
熱海・伊豆の道の駅には、「道の駅伊東マリンタウン」をはじめ、観光や温泉・足湯、グルメなど見どころ満載です!この記事では各道の駅のオススメポイントと共に、近くの温泉旅館等もご紹介いたします♪熱海・伊豆を道の駅の旅で満喫してみてはいかがでしょうか?