父の日は、いつも頑張ってくれているお父さんに感謝の気持ちを伝える大切な日です。
しかし毎年日付が変わるため「今年の父の日はいつだっけ?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では、父の日の歴史やシンボルとなる花の由来、オススメのプレゼントをご紹介します。
父の日はいつ?

父の日は6月の第3日曜日です。
梅雨から夏へ向かう頃ですね♪
令 和6年(2024年)の父の日は6月16日!
令和6年(2024年)の父の日は6月16日の日曜日です。
毎年日付が変わるため、「うっかり忘れてしまった」なんて方もいるのではないでしょうか。
6月になったらすぐに日付をチェックしておくと、慌てずに準備できますよ!
1 0年先までの父の日カレンダー
10年先までの父の日の日付をカレンダーにまとめました。
父の日は6月15日~21日の間で毎年日付が変わります。
プレゼントを渡すための帰省や旅行のプレゼントを考えている方は、早めに日付を確認して計画しましょう♪
父の日とは?由来と歴史

日 本の父の日はアメリカから伝わった?
世界にはさまざまな父の日がありますが、日本の父の日は母の日と同様にアメリカから伝わったといわれています。
アメリカの父の日は日本と同じ6月の第3日曜日で、ソノラ・スマート・ドッドという女性の嘆願から始まったといわれています。
慶応元年(1865年)にアメリカ南北戦争が終結すると、軍人だったソノラの父も家族のもとに帰ってきますが、その矢先に母親が過労で亡くなってしまいます。
ソノラの父は戦後の大変な時期にもかかわらず、男手一つで子ども6人を立派に育て上げました。
月日が経ち、6人兄弟の末っ子だったソノラは、教会で行われていた集会で『母の日』の存在を知ります。
そして、「母親に感謝する日だけでなく、父親に感謝する日も作ってほしい」と明治42年(1909年)に牧師教会へ嘆願し、明治43年(1910年)6月19日に最初の父の日の式典が開催されました。
父の日はソノラの父の誕生日である6月5日を予定していましたが、準備が間に合わず6月19日となりました。
そこから、毎年6月の第3日曜日が『父の日』となりました。
父の日が大きく知れ渡るようになったのは、大正5年(1916年)にアメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが、父の日の式典で演説を行ったことがきっかけです。
昭和41年(1966年)には第36代大統領リンドン・ジョンソンが父の日の活動を称賛し、6月の第3日曜日を父の日とする大統領告示を出しました。
そして、昭和47年(1972年)には国の記念日として「父の日」が正式に制定されました。

皆さんは母の日がいつからはじまったのか、なぜカーネーションをプレゼントするのか知っていますか?この記事では、母の日の歴史や由来、プレゼントのマナーについて、詳しくご紹介していきます!日付も一緒に確認して、慌てることなく母の日を迎えましょう♪
日 本の父の日の歴史
父の日の存在は、昭和25年(1950年)頃にアメリカから日本へ伝わりましたが、当時はほとんど浸透しませんでした。
日本で父の日が広く知られるようになったのは、昭和56年(1981年)『日本ファーザーズ・デイ委員会』が設立されてからのことです。
「素敵なお父さん」を著名人の中から選ぶ『ベスト・ファーザー イエローリボン賞』というイベントが開催されたことで、多くの国民の注目を集め、父の日を盛り上げることに成功しました。
同じ頃、デパートなどが販売戦略として父の日のイベントを始めたことで父の日が全国に広がり、日本行事の一つとして浸透していきました。
父の日といえば黄色いバラがシンボルですが、実はこれは日本独自の文化なのです。
アメリカで「父の日を作ってほしい」と嘆願したソアラは、亡き父のお墓に白いバラを供えました。
また、キリスト青年教会の青年たちは、健在の父に感謝を伝える人は赤いバラ、亡くなった父に感謝を贈る人は白いバラを身に着けて祝典に参列したという話が伝わっています。
日本でも母の日はカーネーション、父の日はバラがシンボルですが、父の日のバラは黄色が一般的となりました。
これは日本ファーザーズ・デイ委員会の『ベスト・ファーザー イエローリボン賞』の影響で、黄色が父の日のイメージカラーと認識されたためであるといわれています。
もともと黄色には「幸福」「希望」「尊敬」などの意味があり、さらにアメリカでは「愛する人の無事を願う」という意味もあるとされています。
そのような意味を持つ黄色と、「献身」「さわやか」という花言葉を持つ黄色いバラがマッチして父の日のシンボルとなったのでしょう。
ちなみに、毎年6月の第3日曜日なのでわかりにくいですが、父の日は正式な祝日ではありません。
世 界の父の日

父の日は、アメリカや日本だけでなく世界各国にありますが、日付や由来・歴史は異なります。
父の日にオススメのプレゼント
お父さんに感謝の気持ちを伝えたい方のために、父の日にオススメのプレゼントをご紹介します♡
父 の日に和のインテリアをプレゼントしませんか?
和のインテリアも、父の日のプレゼントにぴったりです♪
風情を醸し出す渋いプレゼントは、お部屋の雰囲気を一気におしゃれにしてくれます。
いつもと一味違うインテリアのプレゼントで、お父さんをあっと驚かせましょう!
父 の日に花盆栽をプレゼントしてみませんか?
定番の黄色バラや人気のあるヒマワリの花束も素敵ですが、落ち着いた上品さが美しい「梅の盆栽」を贈ってみてはいかがでしょうか?
初春に可憐な花を咲かせる梅は、ゆっくりと愛情をかけて育てる楽しみがあります。
また、紅白で縁起が良いうえ、紅梅の花言葉は「優美」「艶やか」、白梅は「気品」「上品」でプレゼントにピッタリです♪
父 の日に日本酒をプレゼントしてみませんか?
お酒が好きなお父さんでしたら、日本酒も喜ばれるでしょう。
新潟県長岡市を代表する『久保田』は、銘酒として人気です。
日本酒は種類が多くどれにしようか迷ってしまいますが、久保田の飲み比べセットならスッキリから深い味わいまで色々な味を堪能できますよ♪
●久保田 萬寿 …… 最高峰の大吟醸
●久保田 純米大吟醸 …… 香り華やか
●久保田 碧寿 …… 味わい深い
●久保田 紅寿 …… まろやか
●久保田 千寿 …… スッキリ
●久保田 百寿 …… 飲み飽きしない
「久保田」についてもっと詳しくみてみたい!という方は、ぜひこちらの記事もあわせてお楽しみください♪

全国で愛される新潟のこだわりの銘酒「久保田」。
記念日などに味わう少し高級な日本酒、というイメージを持つ人がいるかもしれません。
ただし、久保田は高級酒といっても、お手頃なスタンダードから高めのものまさまざまな種類があります。
そのため多彩なシーンに合わせて楽しむことができるんですよ♪
おわりに
父の日の歴史や黄色いバラの由来、オススメのプレゼントを紹介しました。
父の日は母の日と同様にアメリカから伝わりましたが、黄色いバラは日本独自の文化であるなど、詳しくみていくと知識が深まり面白い文化ですね♪
母の日と比べて歴史は少し浅いかもしれませんが、いつの時代もどの国も親を思う気持ちは同じです。
日頃照れくさくい方も、6月第3日曜日の父の日にプレゼントを添えて、お父さんに感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

日本では、一年を通して全国的に親しまれているものから、地域性の高いものまで、さまざまな意味をもった年中行事が行われています。この記事では、今日行われている年中行事の中から、比較的広い地域に広まっているものをご紹介します。

「敬老の日って何をする日なの?」
漢字を見るとなんとなくわかるけど、詳しくは知らない“敬老の日”。せっかくなら、敬老の日の趣旨に合った過ごし方をしたいですよね。この記事では、敬老の日とはどのような日なのか、制定されるまでの歴史や由来、敬老の日に贈りたいオススメのプレゼントをご紹介していきます!