夏休みの思い出といえば、どんな記憶が蘇りますか?
プールや海水浴、山登りといったアクティブなお出かけから、冷房の効いた室内で昼寝をする…といったのんびりとした過ごし方まで、人によってさまざまな夏の思い出があることでしょう。
この夏は、日本の伝統文化に触れる思い出を残してみませんか?
今回は、夏休みの日記や自由研究にもオススメの、和の魅力にあふれた体験・コンテスト・お祭りなどのイベント10選をご紹介いたします!
※令和5年(2023年)7月時点の情報となります。詳細は公式サイトをご確認ください。
職人の技をこの手で体験!ものづくり体験イベント
も のづくり・匠の技の祭典2023
「ものづくり・匠の技の祭典2023」は、日本全国から集まった匠の技を実際に体験し、伝統工芸などの世界に誇る日本の魅力に触れることができるイベントです。
今年は、東京国際フォーラムで開催されます。
令和5年(2023年)のプログラムでは、東京銀器の技法を用いたアイスクリームスプーン作りや染物・織物、七宝焼きなどのものづくり体験の他、和楽器演奏など、日本文化にまつわる体験が満載。
日替わりのステージイベントも盛りだくさんなので、興味のある方は期間中にぜひ足を運んでみてください♪
日本の深い魅力を堪能できること間違いなしです!
情報は変更となる場合がございます。詳細は、公式サイトをご確認ください。
千 葉県立房総のむら 夏休み体験教室
千葉県立博物館「房総のむら」は、房総の歴史や伝統様式を体感できる参加・体験型の施設です。
武家屋敷や農家、水車小屋が再現されているほか、古墳群や文化財建造物などもあり、歴史学習にうってつけの場所です♪
藍染めやろうそく作り、風鈴の絵付け、茶の湯体験や水鉄砲作りなど、夏休みにもさまざまな体験イベントが実施されています。
夏の記憶に残るような珍しい体験をしてみたい方は、ぜひイベントカレンダーの中から体験してみたいものを見つけて、訪れてみてください!
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伝 統を気軽に楽しむ鬼面づくり体験
夏休みの思い出や自由研究の一環として、鬼面の付いた瓦(鬼瓦※)を手作りしてみるのはいかがですか?
埼玉県小川町で体験できる「鬼面づくり」は、小さなお子様でも気軽に参加することができます。
完成まで約2、3か月待つ必要がありますが、完成後は家内安全、厄除け、置物や壁面のインテリアとして活用できます♪
※鬼瓦:厄除けや家の守り神として、日本式の建築物の屋根などに設置される工芸品。
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青 山スクエア 店内イベント
日本全国の伝統工芸品に触れることができるギャラリー・青山スクエア。
陶磁器や織物、紙製品、木工品や竹工品、漆器など、あらゆる工芸品に出会えるこの場所では、伝統工芸品にまつわるイベントが開催されています。
製作体験型のイベントも実施されており、自分の手で創作する喜びを味わうことができますよ♪
製作体験の内容は時期によって異なりますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
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お子様限定!夏休みにチャレンジしたい伝統工芸コンテストイベント
夏 休み子どもつまみ細工コンテスト2023
つまみ細工は、小さな布の組み合わせで作られる東京都指定の伝統工芸です。
小さな正方形にカットした布をピンセットでつまんで、必要な数の花びらを作り、ボンドや糊で貼り付けてお花の形を作ります。
「夏休み子どもつまみ細工コンテスト2023」では、『プレゼント』をテーマに創作したつまみ細工の作品を、写真に撮るだけで応募できます♡
年少さんから中学3年生までの方が対象です!
おうちにある余り布や好きな色柄の布地で、繊細かつ可愛らしいつまみ細工に挑戦してみませんか?
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つまみ細工についてもっと知りたい!という方は、こちらの記事もご覧ください♪
つまみ細工は、小さな正方形の布で作った花びらなどを組み合わせて作品にしていく、日本の伝統工芸品です。
この記事では、つまみ細工の歴史をはじめ、つまみ細工の作り方や体験ができる工房、初心者の方でも気軽につまみ細工のアクセサリー作りに挑戦できるつまみ細工キットなどをご紹介します。
第 19回夏休み小学生貴石画コンテスト
山梨県で古くから伝わる“貴石画”とは、大きさや形から商品にはならない宝石を材料として描く絵画です。
やまなし伝統工芸館で開催される「第19回夏休み小学生貴石画コンテスト」は、貴石画の製作体験イベントに参加し、完成した作品の写真で選考が行われます!
宝石を使って絵を描くという珍しいイベントは、夏休みの自由研究にもぴったりですね♪
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ひと夏の思い出に!日本伝統のお祭りイベント
青 森ねぶた祭
青森県を代表する伝統的なお祭りといえば、「青森ねぶた祭り」ですよね!
毎年8月2日から8月7日の期間に開催されており、その迫力ある大きさや芸術性の高さは、多くの観客を惹きつけます♪
ねぶた祭りを堪能するなら、ゆっくり鑑賞できるエリアの場所取りをしたり、プレミアム観覧席のチケットを購入するのがオススメです。
日本が誇る伝統のお祭りに、ぜひ夏休みの思い出として訪れてみてはいかがでしょうか?
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ねぶた祭についてもっと知りたい!という方は、こちらの記事もご覧ください♪
「ねぶた祭」は、青森県の有名なお祭りです。この記事では、「ねぶた」の由来、ねぶた祭の歴史や特徴、魅力、東北三大夏祭りにも称される青森ねぶた祭のほか、弘前ねぷたまつり・五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)といったお祭りの開催内容についてご紹介します。
長 岡まつり大花火大会
「長岡まつり大花火大会」は、新潟県長岡市で毎年8月2日と3日に開催される花火大会です。
長岡の花火大会は、明治12年(1879年)に長岡市千手町にある八幡神社のお祭りで、遊郭関係者が資金を出し合い花火を打ち上げたことがはじまりとされています。
しかし、昭和13年(1938年)戦争のため花火大会は中止に、昭和20年(1945年)の長岡空襲で町の8割が焼け、多くの犠牲者がでました。
その1年後、痛ましい空襲の被害を乗り越え、慰霊と平和への祈りを込めて“長岡復興祭”として復活し、以降毎年美しい花火で長岡の町を彩ります。
公式サイトには詳細な打ち上げプログラムが公開され、エリア別の観覧席チケットが販売されるなど、たっぷりと花火を堪能できる仕組みが充実しています♪
情報は変更となる場合がございます。詳細は、公式サイトをご確認ください。
仙 台七夕まつり
「仙台七夕まつり」は、東北三大祭りの一つであり、3,000本もの豪華な笹飾りと各商店街に並ぶカラクリ人形を楽しむことができるイベントです♡
七夕まつりは8月6日から8月8日の3日間で行われますが、前日の8月5日には約16,000発の花火が打ち上げられる前夜祭の花火祭もあります。
地域の商店街ごとにコンクールが行われる七夕飾り見物や、ステージイベント、屋台の数々は、日本のお祭りらしさにあふれた魅力がいっぱい♪
仙台城跡や瑞鳳殿でのナイトイベントでは夜のライトアップやステージが用意され、美しくロマンチックな光景を活かした多くの催しが実施されますよ。
情報は変更となる場合がございます。詳細は、公式サイトをご確認ください。
仙台七夕まつりについてもっと知りたい!という方は、こちらの記事もご覧ください♪
仙台七夕祭りは青森のねぶた祭り、秋田の竿燈(かんとう)まつりと並ぶ、東北三大祭りのひとつです。宮城県仙台市で8月6日~8日にかけて行われ、派手な「吹き流し」をつけた3,000本を超える笹かざりが商店街をいろどります。
阿 波おどり
「阿波おどり」は、徳島県発祥の盆踊りの一種で、日本三大盆踊りの一つに数えられます。
令和5年(2023年)は、8月12日から15日の期間で開催されます。
笛や三味線、鉦や太鼓などの“鳴り物”と呼ばれる和楽器の囃子に合わせ、美しく動きを揃える踊りは、実際に間近で見ると圧巻ですよ!
流派によって踊りが異なるので、日本の伝統を堪能できる夏休みの素晴らしい思い出になること間違いなしです♪
情報は変更となる場合がございます。詳細は、公式サイトをご確認ください。
阿波踊りについてもっと知りたい!という方は、こちらの記事もご覧ください♪
阿波おどりとは徳島県内の各地域でおこなわれる盆踊りです。とくに徳島市の阿波おどりは県内最大のもので、全国的にも有名な盆踊りです。「踊る阿呆に見る阿呆 おなじ阿呆なら踊らにゃ損損」というかけ声を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。この徳島市の阿波おどりは毎年8月12日から15日までの4日間おこなわれます。
おわりに
大人になると、子どもの頃の思い出は多少なりとも薄れていってしまいます。
しかし、お祭りの花火や伝統工芸品の手触りなど、ぼんやりとでもちょっとした記憶が残っていれば、ふとした瞬間に懐かしい思い出として蘇ることがあります。
お子様が成長してからも懐かしく思い出せるような素敵な夏の記憶の中に、ぜひ日本の伝統文化の魅力を刻み込んでみませんか?
思いっきり体を動かすレジャーにも負けない、刺激的な出会いがあるかもしれません♪
日本の年中行事は、長い歴史と伝統の中から生まれ、古くから現在まで変わることなく大切に守り伝えられてきた日本の財産です。各行事の歴史や意味、その特徴や楽しみ方を知ることで、より深い魅力を感じることができます。
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