日本では古くから、五穀豊穣や家内安全などを祈願し、神様に感謝するさまざまな祭りが行われてきました。
この記事では、全国的、そして世界的にも有名な日本の祭りを、北から南まで地域別に25個ピックアップしてご紹介します♪
どの祭りも、その地域ならではの由来・特色があるものばかりですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
※本記事の内容は令和6年(2024年)2月時点のものです。
掲載内容は変更していることもありますので、正式な情報については事前に各施設へお問い合わせください。
【北海道】有名なお祭り
北海道では、1年を通して道内各地で100以上のお祭りが開催されており、その土地柄、冬季に開催される雪や流氷を扱ったお祭りが有名です♪
今回は、必ずと言っていいほど毎年ニュースでも紹介される、北海道を代表する冬のお祭りをご紹介します!
さ っぽろ雪まつり/2月上旬(北海道)
毎年2月に開催されている「さっぽろ雪まつり」は、昭和25年(1950年)に地元の中・高校生が、大通り公園に雪像を設置したことからはじまりました。
現在では国内のみならず、海外からも多くの観光客が訪れる大人気のお祭りです!
会場は、5基の大雪像を中心としたさまざまな雪像を見ることができる大通公園会場、精巧な造りの氷像が立ち並ぶすすきの会場、子供も大人も楽しめる雪の滑り台やグルメブースが用意されたつどーむ会場の3ヵ所があり、それぞれ見どころが異なります♪
さっぽろ雪まつりの詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
毎年2月上旬になると、札幌市内に巨大な雪や氷の像があらわれ、まるで街が美術館のように、アートでいっぱいになります。本記事では、世界三大雪まつりの一つである「さっぽろ雪まつり」の雪像ができるまで、みどころなどをご紹介します。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
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【東北地方】有名なお祭り
東北地方では、七夕を起源とした青森の「ねぶた祭」、秋田の「竿燈まつり」、宮城の「七夕まつり」の東北三大夏祭りが有名ですよね♪
どのお祭りも8月上旬に集中していることから、旅行会社が“東北三大夏祭りツアー”と称し、3つのお祭りを全て回ることができるツアーを用意しているほど人気があります!
どのお祭りも昼と夜、美しく独特の趣がある風景を楽しめますよ♡
青 森ねぶた祭/毎年8月2日~8月7日(青森県)
「青森ねぶた祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている青森県の有名なお祭りです!
町中を練り歩く“ねぶた”と呼ばれる巨大な山車の周りを、多くのハネト※が『ラッセーラー』の掛け声とともに跳ね踊り、お祭りを盛り上げます。
毎年8月2日から7日に開催されており、ハネトの衣装を身に着けていれば、観光客も当日参加可能なんですよ♪
※ハネト:祭りを盛り上げる踊り手のこと。「跳ねる」という言葉に由来している。
青森ねぶた祭の詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
「ねぶた祭」は、青森県の有名なお祭りです。この記事では、「ねぶた」の由来、ねぶた祭の歴史や特徴、魅力、東北三大夏祭りにも称される青森ねぶた祭のほか、弘前ねぷたまつり・五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)といったお祭りの開催内容についてご紹介します。
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秋 田竿燈まつり/毎年8月3日~8月6日(秋田県)
「秋田竿燈まつり」は、多くの提灯を吊るした“竿燈”を、差し手と呼ばれる人々が華麗に操る、秋田県のお祭りです。
小さいもので5m、大きいもので12mもの長さがある竿燈を肩や額に乗せる伝統の妙技は、まさに圧巻!
竿燈の提灯にはろうそくで火が灯されていて、夜空に浮かび上がる幻想的な光景は感動ものです。
川に笹竹を流して邪気を払う“ねぶり流し”が発端と言われ、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
秋田竿灯まつりの詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
秋田県秋田市で8月3日から6日にかけて行われ、青森のねぶた祭りと同じく、七夕の行事である「眠り流し」がもとになって発展したお祭りです。本記事では、秋田竿燈まつりとはどのような祭りか、またその見どころなどをご紹介します。
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仙 台七夕まつり/毎年8月6日~8月8日(宮城県)
提供:仙台七夕まつり協賛会
「仙台七夕まつり」は、“日本一の七夕”とも称される、江戸時代から続く宮城県のお祭りです。
毎年8月6日から8日に行われており、期間中は仙台市の中心部や商店街に豪華絢爛な七夕飾りが施され、観客の目を楽しませます♪
昔ながらの素朴な笹飾りをはじめとした7種類の飾りを見学するだけでなく、入場無料の『七夕ミュージアム』では、ミニチュアの七夕飾り作りも体験できますよ!
また、祭前日の8月5日には、前夜祭として『仙台七夕花火祭』が開催され、1万発を超える色とりどりの花火が仙台の夜空を彩ります。
仙台七夕まつりの詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
仙台七夕祭りは青森のねぶた祭り、秋田の竿燈(かんとう)まつりと並ぶ、東北三大祭りのひとつです。宮城県仙台市で8月6日~8日にかけて行われ、派手な「吹き流し」をつけた3,000本を超える笹かざりが商店街をいろどります。
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【関東地方】有名なお祭り
粋な掛け声で神輿を担ぐ勇ましい姿、豪華絢爛な山車を引く姿など、活気と迫力溢れるイメージの強い関東地方のお祭り。
ここからは、東京都・茨城県・千葉県・埼玉県のお祭りをご紹介します!
神 田祭/西暦奇数年の5月中旬(東京都)
「神田祭」は、威勢の良い掛け声とともに、神輿を担ぐ江戸っ子たちが神田の町を練り歩く、 東京都のお祭りです。
かつては、神輿を船に乗せ、川や海を渡る船渡御を行うお祭りであったという神田祭は、江戸時代にはじめて神輿を導入。
現在は、“日本三大祭り”や“江戸三大祭り”の一つとして挙げられるようになりました。
熱気と興奮に包まれた大小約200基もの神輿が、神田明神の境内に入っていく“神輿宮入”でクライマックスを迎えます。
計6日間行われるお祭り期間中は、神輿巡業や宮入はもちろん、流行を取り入れたはりぼて人形や踊り子の行列が楽しい“附け祭”など、見ごたえある神事がたくさんが開催されていますよ♪
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三 社祭/5月の第3金・土・日曜日(東京都)
「三社祭」は、毎年5月の第3金・土・日曜に浅草神社で行われる東京下町を代表するお祭りです。
お祭りのはじまりを告げる名物“大行列”での、上下左右に神輿を激しく揺さぶり神様の霊威を高める“魂振り”は、思わず歓声をあげてしまうほど粋でいなせ!
他にも、都の無形文化財である田植え行事をテーマにした“びんざさら舞”の奉納など、3日間を通して見どころが満載です♪
三社祭の詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
東京の初夏の風物詩、「三社祭」は、浅草神社の盛大なお祭りです。そして、浅草神社の隣にあるのが、雷門で有名な浅草寺で、浅草神社のはじまりも浅草寺と深い関係があります。今回は、三社祭の歴史や神輿のルート、祭りのみどころについてご紹介します。
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石 岡のおまつり(常陸國總社宮例大祭)/9月の敬老の日を含む土・日・月曜日(茨城県)
「石岡のおまつり」は、毎年9月に茨城県で行われる、常陸國總社宮のお祭りで、関東三大祭の一つです。
石岡市民が心から楽しみにしているこの日は、祭りのために帰省してきた地元民や観光客約50万人で街中が賑わいます!
みどころは、神輿とともに町を練り歩く回転式舞台の付いた豪華な山車と、獅子頭が威勢のいい“幌獅子”。
山車は2~3層造りで、下段には勾欄という手すりで囲まれた舞台、最上段には2mほどの大きな人形が飾られます。
幌獅子は、囃子を演奏する囃子連が載る小屋付きの台車に、獅子舞の頭を付けたものです。
小屋付きの幌獅子は大変めずらしく、石岡特有のものだといわれています。
また神輿の先導を務める3匹の獅子“ささら”は、県と市の指定民俗文化財となっており、神社や御仮殿前で舞の奉納を行います。
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佐 原の大祭/7月10日以降の金・土・日曜日、10月第2金・土・日曜日(千葉県)
写真提供:香取市
関東三大祭の一つに数えられる千葉県の「佐原の大祭」は、夏と秋の年2回行われるお祭りの総称です。
7月に行われるお祭りは“八坂神社祇園祭”、10月に行われるお祭りは“諏訪神社秋祭り”といい、国の重要無形民俗文化財とユネスコ無形文化遺産に指定されています。
見どころは、風情ある佐原の町中を巡行する豪華な山車です。
夏に10台、秋に14台出される山車は、2層構造となっており、暖簾で正面をふさがれた1層目には囃子方、露天の2層目には大きな人形や飾りが付いています。
神様や武将、鷹など一体ずつ異なるテーマの人形は、江戸後期から昭和初期に人形師によって造られた大変貴重なものです。
狭い道の中をかすめるように進む山車のすれ違いや、のの字に山車を回して曳く“のの字廻し”など、迫力満点の引き姿は必見です♪
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川 越まつり/10月の第3土・日曜日(埼玉県)
埼玉県の「川越まつり」は、川越氷川神社の祭礼で、国が指定する重要無形民俗文化財とユネスコ無形文化遺産に登録されています。
石岡のおまつり、佐原の大祭とともに、関東三大祭の一つとして知られています。
高さ8m以上もある山車は、“江戸系川越型山車”と呼ばれ、二層のあんどんと城門をくぐる際に伸縮できるエレベーターのような構造が特徴で、360°回転する回り舞台も付いています。
川越まつりでは、山車同士が交差点で出会った際にはじまるお囃子と踊りの競演、“ひっかわせ”が見どころです!
ひっかわせは昼夜問わず行われますが、オススメは夜♪
提灯を掲げて光る山車やお囃子の音色、若衆の歓声が、お祭りの雰囲気を盛り上げます。
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秩 父夜祭/毎年12月2日~12月3日(埼玉県)
「秩父夜祭」は、毎年12月2日と3日に行われる、秩父神社のお祭りです。
京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに“日本三大曳山※1祭”や“日本三大美祭”と呼ばれるこのお祭りのはじまりは、今から300年以上前だといわれています。
“動く陽明門※2”と称される圧倒的な存在感の山車は、笠鉾と屋台という異なる構造の2種類、計6台が用意されています。
両日とも朝から屋台の曳き回しは行われますが、夜になると山車に提灯が灯され、さらに幻想的な光景を楽しむことができますよ♪
クライマックスは、2日目の夜。
重さ約20tもある山車が、傾斜25°の団子坂を曳き上げられる様子は、迫力満点でハラハラドキドキと見入ってしまいます。
さらに、冬の夜空にあがる5000発の花火が、華やかな山車をより一層引き立てます。
※1曳山:祭りで曳き回される山車のこと。地域によって異なるが、多くは木や金属などで飾り立てられている。
※2陽明門:日光東照宮を代表する門の一つ。500を超える彫刻が施され、国宝にも指定されている。
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【中部地方】有名なお祭り
中部地方からは、岐阜県と富山県のお祭りをご紹介します。
土地の空気感を強く感じられる、古くから続く伝統のお祭りです。
高 山祭/毎年4月14日~4月15日、10月9日~10月10日(岐阜県)
春と秋の年2回行われる「高山祭」は、京都・祇園祭と埼玉・秩父夜祭とともに、日本三大美祭や日本三大曳山祭の一つにあげられるお祭りです。
春は4月14日から15日に行われる日枝神社“山王祭”、秋は10月9日から10日に行われる櫻山八幡宮の“八幡祭”の2つのお祭りの総称として「高山祭」と呼ばれています。
お祭りがはじまったのは、天生13年(1585年)から元禄5年(1692年)頃といわれ、屋台は享保3年(1718年)に登場したと伝えられています。
その後、飛騨の豪商たちが屋台の装飾を競うようになったことで、彫刻や飾り物が施された豪華なものが多くなっていきました。
春・秋ともに登場する屋台のうちいくつかの屋台の上では、からくり人形が演技をする“からくり奉納”が行われます。
鉦を鳴らして舞う“闘鶏楽”、裃という伝統衣装を着た警固の大行列も行われ、江戸時代にタイムスリップしたかのようなの雰囲気を存分に楽しむことができますよ♪
秋の高山祭では、勇壮な屋台曳き廻しも行われます!
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お わら風の盆/毎年9月1日~9月3日(富山県)
「おわら風の盆」は、毎年9月1日から3日の間に行われる、富山市八尾町のお祭りです。
太鼓や三味線、胡弓の哀愁ある音色と唄に合わせ、編み笠をかぶった踊り手たちが町中を踊り歩きます。
町(支部)は11ヶ所ありますが、それぞれ衣装や踊りなどの特徴が異なります。
中でも上新町では、誰でも参加可能な大輪踊りを開催しているので、観光で訪れた方はぜひ参加してみてください!
また、八尾町の中心部は色・形が統一された一般家屋が立ち並ぶ石畳の道となっており、その美しさから昭和61年(1986年)に“日本の道100選”に選ばれました。
お祭りと合わせて、八尾町の古い街並みにもご注目ください♪
おわら風の盆の詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
おわら風の盆は、富山県富山市八尾(やつお)町の各11地区でおこなわれる盆踊りです。「おわら」という言葉は、秋の収穫が豊作になるように「おおわら(大藁)」から取ったという説などがあります。
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【近畿地方】有名なお祭り
近畿地方からは、5つのお祭りをご紹介します。
平安時代を彷彿とさせる京都府のお祭りや、古くから地元の方と共にある大阪府のお祭りなど、どれも歴史と伝統を感じられるお祭りばかりですよ♪
葵 祭/毎年5月15日(京都府)
“源氏物語”にも登場する「葵祭」は、京都にある賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)のお祭りです。
正式には賀茂祭という名前ですが、お祭りに関わる人たちが二葉葵※を飾ったことから、江戸時代以降に「葵祭」と呼ばれるようになりました。
開催日の5月15日に向け、5月1日からさまざまな神事が行われますが、葵祭当日の京都御苑から下鴨神社、上賀茂神社に向かって進む大行列は特に必見です!
平安時代の貴族の装束に身を包んだ人々や、牛車からなる絵巻のような光景を見ることがことができますよ。
※双葉葵:ウマノスズクサ科の植物
葵祭の詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
葵祭とは、祇園祭と時代祭に並ぶ京都三大祭りの一つです。他の2つの祭りに先駆け、毎年5月15日に行われる賀茂社(上賀茂かみがも神社と下鴨しもがも神社)の例祭です。この記事では、そんな葵祭の由来をはじめ、どのようなお祭りなのか、葵祭の見どころをご紹介します!
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祇 園祭/毎年7月1日~7月31日(京都)
「祇園祭」は、7月1日から1ヶ月にわたって行われる京都府・八坂神社の祭礼で、国の重要無形民俗文化財とユネスコ無形文化財に指定されています。
期間中は市内各所でさまざまな祭事が催されていますが、最大の見どころは、台車の上に家や山の造り物をし、さらに鉾や長刀を建てた山車の一種、“山鉾”の巡行です!
四条通から御池通りまでの巡行中には、曲がり角で約10tもある山鉾の方向転換をする、緊張感ある“辻回し”を見ることができます。
音頭取りの掛け声と扇子による合図にあわせ、曳き手たちが力を合わせて回転に成功すると、周囲からは歓声があがります♪
千年以上続く、京都の誇りあるお祭りは、死ぬまでに一度は訪れてみたいものですね!
祇園祭の詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
京都の祇園祭りといえば、「コンチキチン」の甲高いお囃子に、豪華絢爛な山鉾(やまほこ)巡行。観光客の多い京都の街が、いっそう人であふれる夏のお祭りです。特に、山鉾行事はユネスコの無形文化遺産にも登録され、毎年数十万人が見物に訪れるそうです。
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時 代祭/毎年10月22日(京都府)
平安神宮の「時代祭」は、桓武天皇が平安京に入った10月22日に行われます。
明治維新から延暦時代までの、八つの時代の装束に身を包んだ、約2,000人の大行列が有名なお祭りです。
“動く時代絵巻”と呼ばれる通り、研究を重ね復元された衣装・祭具の数々からは、歴史の変遷と当時の人々の生活を見て学ぶことができます。
時代祭に使用される衣装は、祭具や調度品などと同じく、京都の伝統工芸技術を結集させた、こだわりの逸品です。
なんと、時代祭に参加する京都市民は、半年以上も前から各小学校などで衣装の着付けや隊列の練習をしながら本番に備えているんですよ。
時代祭の詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
秋が深まる頃、毎年京都で盛大に行われる「時代祭」。葵祭、祇園祭と並ぶ京都三大祭の一つに称され、参加者およそ2000人、長さ2㎞におよぶ時代行列が都大路を練り歩きます。この記事では、令和の時代にも受け継がれている京都市民の心意気とも重ね合わせて、時代祭の由来や見どころルートなどをテーマにご紹介します。
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天 神祭/毎年6月下旬吉日~7月25日(大阪府)
「天神祭」は、菅原道真公をお祀りする大阪天満宮のお祭りで、京都の祇園祭、東京の神田祭とともに挙げられる、日本三大祭の一つです。
毎年6月下旬吉日から7月25日までの約1ヶ月にわたり行われますが、最も盛り上がるのは、7月24日の“宵宮”と25日の“本宮”の2日間です。
宵宮では、堂島川に船を出し、船上から白木でできた神鉾を流す“鉾流神事”や、掛け声と太鼓の音が勇ましい“催太鼓氏地巡行”が行われます。
本宮では、御神霊を乗せた神輿である御鳳輦や獅子舞など、3,000人の大行列“陸渡御”や、約100隻の舟が大川を往来する“船渡御”などの神事が行われ、どれも迫力満点で圧倒されるものばかりです。
大阪以外の地域から観光に来た方に注目してほしいのが、天神祭の間、あちこちから聞こえてくる祝いの手打ち“大阪締め”です。
大阪ならではの独特で激しいお囃子の音色と大阪締めは、一度耳にすると癖になりますよ!
お祭りの最後は、提灯を灯した舟や陸のかがり火の中、約3,000発の奉納花火が打ち上がり、幻想的な雰囲気でフィナーレを飾ります。
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岸 和田だんじり祭/9月敬老の日前日の日曜日(大阪府)
「岸和田だんじり祭」は、重さ4tのだんじりが町内を駆け抜けることで有名な、大阪府のお祭りです。
はっぴ姿の若者たちが力強い掛け声でだんじりを曳き回す姿を一目見ようと、全国から大勢の観光客が訪れます。
勢いそのままに直角に角を曲がる“やりまわし”は、だんじり祭の一番のみどころで、成功すると周囲の観客から大きな歓声が上がります!
たくさんの提灯に灯が入りゆっくりと巡回する夜は、昼とはまた違った雰囲気を楽しむことができますよ。
岸和田だんじり祭の詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
岸和田だんじり祭は大阪府岸和田市で行われている祭りです。岸和田の枕詞のようになっている「だんじり祭」ですが、その歴史は江戸時代にさかのぼります。今回は、「だんじり」とは何か、祭りの内容やまつりを行う人の生活に触れながらご紹介します。
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【四国地方】有名なお祭り
四国には、特有の踊りで有名なお祭りが多数存在しています。
お盆時期に行われる夏祭りは、地元の方だけでなく、他県からの団体や旅行客も参加可能で、秋には絢爛豪華な秋祭りも行われます。
今回は、“四国三大祭り”と称される、3つのお祭りをご紹介します!
阿 波おどり/毎年8月12日~8月15日(徳島県)
「阿波おどり」は、毎年8月12日から15日に行われる、徳島県の盆踊り(お祭り)です。
踊る阿呆に見る阿呆 おなじ阿呆なら踊らにゃ損損
エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ
の掛け声が有名ですよね。
古くから徳島の人々を熱狂させるお祭りとして知られており、江戸時代には、その盛り上がりで一揆に繋がる恐れがあると、徳島藩が踊り禁止令を出したほど!
連と呼ばれるグループが複数あり、流派ごとに踊りの違いを楽しむのがオススメです。
旅行者が参加できる“にわか連”もあるので、ぜひ飛び入り参加してみてください♪
阿波おどりの詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
阿波おどりとは徳島県内の各地域でおこなわれる盆踊りです。とくに徳島市の阿波おどりは県内最大のもので、全国的にも有名な盆踊りです。「踊る阿呆に見る阿呆 おなじ阿呆なら踊らにゃ損損」というかけ声を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。この徳島市の阿波おどりは毎年8月12日から15日までの4日間おこなわれます。
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よ さこい祭り/毎年8月9日~8月12日(高知県)
「よさこい祭り」は、毎年8月9日から12日に行われる、よさこい発祥の地・高知県高知市のお祭りです。
昭和に作られた映画の中でよさこい祭りの場面が映り、それを機に全国によさこい祭りが知れわたるようになりました。
現在では日本国内だけでなく、世界各地でもよさこいが踊られています♡
よさこい祭り当日は、国内外のよさこいチーム約200チームが高知市に大集結し、各チームの個性が光る踊り・衣装・音楽・鳴子・地方車を楽しむことができますよ♪
サンバ調、ロック調など、従来のスタイルに囚われないパフォーマンスもあり、お祭りを盛り上げてくれます。
ぜひ、お気に入りのチームをみつけてみてくださいね!
よさこい祭りの詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
高知県で開催される「よさこい祭り」は、日本のお祭りのなかでも規模の大きいお祭りの一つです。この記事では、よさこいの歴史や他のお祭りとの違い、有名なよさこいチーム、お祭りの詳細について解説します。高知県以外の日本各地で開催されるよさこい祭りについても簡単にご紹介するので、遊びに行く際の参考にしてみてください!
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
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新 居浜太鼓祭り/10月中旬頃(愛媛県)
「新居浜太鼓祭り」は、高さ約5.4m、重さ約2.5tもある巨大な太鼓台を、“かき夫”と呼ばれる担ぎ手が1台ごとに150~200人ついて、愛媛県新居浜市各所を練り歩くお祭りです。
威勢のよい掛け声とともに、巨大な太鼓台を担ぐ屈強な姿は見惚れてしまいます!
また、このお祭りのみどころの一つ、かき手が技を競う“かきくらべ”は、市内各所の会場で行われます。
かきくらべには、頭上に太鼓台を持ち上げる“さしあげ”などがあり、ソーリャ、ソーリャという掛け声とともに太鼓台が高く上がると、辺りは歓声に包まれます。
計8地区から全部で54台参加する太鼓台は、地区によって掛け声が異なるため、それぞれの違いを楽しんでみてください♪
また最終日には、2年に一度、船に太鼓台を乗せて運ぶ“船御幸”も行われます。
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【九州地方】有名なお祭り
九州地方には、“九州男児”たちの覇気を感じる熱気あるお祭りが多く存在しています。
今回は、その中でも特に有名な4つのお祭りをご紹介します!
中でも、「長崎ランタンフェスティバル」は、国内では大変珍しい異国情緒溢れるお祭りですよ♡
博 多祇園山笠/毎年7月1日~7月15日(福岡県)
「博多祇園山笠」は、福岡県の代表的なお祭りで、毎年7月1日から15日に開催されています。
初日に高さ約10mの飾り山が一斉に披露されると、町はお祭り気分一色に!
10日から15日までは人形を飾った巨大な舁き山が、博多の町を駆け抜けます。
最終日の“追い山笠”では、重さ1t以上の舁き山を担いで、5kmのコースを30分程で疾走するのだとか!
祭り期間は長めですが、ぜひ追い山笠に合わせてスケジュールを組んでみてください♪
博多祇園山笠の詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
締め込み姿の勇ましい男衆が、山笠を舁かき、勢い水を浴びながら街を駆け抜ける博多祇園山笠。毎年約300万人もの観客が訪れる活気のある祭りで、そこには770年余りの伝統があります。この記事では、平成28年(2016年)にユネスコ無形文化遺産登録を果たした、『博多祇園山笠』とは何か、その歴史や特徴を詳しく解説していきます!
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博 多どんたく港祭り/毎年5月3日~5月4日(福岡県)
福岡市のお祭り「博多どんたく港祭り」は、治承3年(1179年)にはじまった伝統民俗行事、“博多松囃子”を起源とするお祭りで、明治12年(1879年)にオランダ語で休日という意味の“Zondag(ゾンターク)”をもじって、『どんたく』と呼ばれるようになりました。
お祭りの幕開けを飾るのは、福神・恵比須・大黒の三福神が町を練り歩く“博多松囃子”。
博多松囃子は、令和2年(2020年)に国が指定する重要無形民俗文化財に指定されました。
その後、しゃもじを打ち鳴らしながら踊るどんたく隊や、大きな自動車に毎年異なるテーマで飾り付けをした“花自動車”のパレードが行われます。
旅行者も飛び入り参加できる“総踊り”でフィナーレを迎えると、博多の町が一気に熱気に包まれます♪
年代も服装もさまざまな老若男女が、しゃもじや手を打ち鳴らして楽しむ、大変賑やかなお祭りです!
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長 崎ランタンフェスティバル/旧暦1月1日~1月15日(長崎県)
「長崎ランタンフェスティバル」は、中国の旧正月に合わせて開催される、長崎県の冬のお祭りです。
長崎新地中華街で旧正月を祝う“春節祭”が広まって規模が拡大したもので、約2週間の祭り期間中、各所にたくさんのランタンが飾られます♡
15,000個ものランタンは、色・形・大きさもさまざまで、街中が幻想的な雰囲気に包まれます。
小ぶりのランタンがずらりと下げられた様子も見事ですが、龍や三国志をモチーフにした大きなランタンも見ごたえがあってオススメ♪
中国衣装に身を包んだ人々による“皇帝パレード”、江戸時代に唐船の乗組員たちが行っていた、神を安置するために行う“媽祖行列”など、イベントも盛りだくさんです。
本格的な中国様式の霊廟※“長崎孔子廟”では、有名な“中国変面ショー”を見ることができますよ!
※霊廟:亡くなった人の霊を祀った建造物のこと。
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唐 津くんち/毎年11月2日~11月4日(佐賀県)
佐賀県唐津市にある唐津神社の秋祭り「唐津くんち」は、毎年11月2日から4日に行われています。
2日が“宵曳山”、3日が“御旅所神幸”、4日が“翌日祭”と3つのパートに分かれています。
獅子や鯱、鯛などの形をした曳山は、高さ約7m、重さ2~3tと大迫力!
近くで見るとその精巧さに圧倒される14台の曳山は、佐賀県の重要有形民俗文化財、そして国の重要無形民俗文化財に指定されています。
最大の見どころは、曳山が集合して西の浜御旅所へ向かう“御旅所神幸”。
砂に食い込む曳山を懸命に引っ張る勇ましい姿は、見ているこちらも思わず熱くなってしまいます!
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【沖縄】有名なお祭り
沖縄県からは、あの有名な“エイサー”が楽しめるお祭りをご紹介します。
沖縄全島から人々が集まるエイサーまつりで、独特の空気に包まれて伝統の歌と囃子に酔いしれましょう♡
沖 縄全島エイサーまつり/旧盆の翌週末の3日間(沖縄県)
沖縄の夏の風物詩といえば、「沖縄全島エイサーまつり」ですよね。
旧盆の翌週末の夜、沖縄県内から選抜された青年会などの団体が沖縄市の会場に集まって、伝統芸能であるエイサーを披露します♪
エイサーは太鼓を中心としたもの、手踊りのみのものなど、各青年会によって型が違うため、個性的で見ごたえがありますよ!
最終日となる3日目の夜には、打上花火によるフィナーレイリュージョンも行われます♪
今年の夏はぜひ、三線の音色と力強い太鼓の響き、そしてダイナミックな踊り姿を見に、沖縄へ足を運んでみませんか?
詳細は、こちらの記事をご覧ください♪
「エイサー」とは、沖縄全島と鹿児島県の奄美大島に伝わる伝統芸能の一つで、踊りながら地域内を練り歩く、いわゆる盆踊りです。ですが一言にエイサーと言っても、地域ごとに曲や型、衣装などが異なります。この記事では、沖縄の伝統芸能・エイサーの歴史や魅力、注目するとより楽しくなる見所、イベント情報をご紹介します♪
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、下記のサイトをご確認ください。
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おわりに
今回は、日本全国の有名なお祭りを25選ご紹介しました。
お祭りは、人々の祈りや感謝が形となった行事ですが、その形態は各地の気候や風土によって異なります。
熱気あふれるお祭り、ゆるやかな時間を感じるお祭りなど、そこでしか見られない景色を見に、出かけてみてはいかがでしょうか♪
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