有田焼といえば、お茶碗やお皿をイメージする人も多いかもしれませんが、最近ではコーヒーカップも人気が高まっています。
磁器である有田焼は陶器よりも焼成温度が高く、白い光沢があるのが特徴です。
絵付けは繊細で優美な模様のものが非常に多く、世界に誇る日本の伝統芸能工芸品の一つとして、日本のみならず世界中から人気を集めています。
有田焼のコーヒーカップは、有田焼の伝統的な柄が見事にカップとマッチし、まるで西洋で作られたかのようにも見えてくる不思議な魅力があります。
かと思えば、日本的な印象のカップもあり、選ぶ楽しみは尽きません!
ここからは、有田焼コーヒーカップのオススメ10選をさらに詳しくみていきましょう!
伝統的な青い染付で見る人を楽しませる!集まるティータイムにもオススメ♪
鮮やかな青い模様が美しいカップとソーサーの5客セットです!
青い染付の中に浮かび上がる牡丹の花が幻想的で美しい♡
こちらのカップでコーヒーを飲むひと時は、いつもよりも優雅な時間が過ごせそう♪
5客あれば急な来客にも対応できますし、鮮やかな色彩は使う方の心を豊かにし、楽しいひと時に華を添えてくれるはず!
大切な方へのプレゼントにもオススメです♡
有田焼のペアコーヒーカップ!赤と黒の取っ手がオシャレ♪
職人の手で全面に描かれた蛸唐草模様がモダンな逸品。
制作元は平成9年に開窯した惣太窯。
料亭や旅館で使われる割烹食器が主流であった有田焼業界の中で、日常生活で使うことのできる食器を作るために開窯したそうです。
そのため、毎日使っても飽きがこないような、古典柄をモダンテイストにアレンジした独創的な文様のものを中心に制作。
この商品もその一つ♪
まるで北欧雑貨のようなオシャレなコーヒーカップです♡
高級感があり、手間暇かけた美しい牡丹の絵付けを楽しめる
大胆に描かれた美しい牡丹の絵が目を引く、カップとソーサー2客セットのコーヒーカップです♡
この立体的な牡丹の絵は、「一珍」という技法を用いて作られています。
一珍技法とは、釉薬を先の細いスポイト状の器具から出すことによって釉薬を盛り上げながら描くため、このような立体感のある絵柄に仕上がるのです。
まるで絵画のような美しい立体的な牡丹と渕のプラチナが華やかで、とても高級感がありますよね♪
これらは、全て職人の手で一枚ずつ手作業で作られているんです!
紅茶やコーヒーの色を引き立てる大きな牡丹の花は、優雅な午後のティータイムにピッタリです。
もちろん、ギフト用にもオススメです!
高級感のある宮内庁御用達のシンプルなのに洗練されたデザイン
有田焼の老舗としても名高い「香蘭社」。
定番シリーズの中でも、シンプルかつ上品なデザインが特徴。
香蘭社は、明治12年(1879年)創業の老舗の有田焼を扱う会社です。
世界各国でも数多くの賞を受賞しており、今もなお世界中の人々を魅了するような作品を作り続けています。
バラの花が縁を伝うように描かれたこのコーヒーカップからは、宮内庁御用達ならではの特別感と高級感を感じることができます。
特別な人へのプレゼントや贈答用にも最適。
サムシングブルーとして花嫁さんに送りたい逸品ですよね♡
有田焼の伝統的な美しさを誇る伊万里雅絵が施された色彩美を楽しむ
美しい伊万里雅絵が施された有田焼のコーヒーカップです。
一見、洋風に見えるこのコーヒーカップですが、よく見ると伝統的な伊万里雅絵が描かれいます。
コーヒーを飲みながら、じっくりとその美しさに見入ってしまいそう。
持ち手上部に突起があるので、安定感もあって持ちやすそうですね♪
特に年配の方がギフト用に選ぶことが多い商品のようです。
錦絵なので、コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶を入れても映えそうですね!
伝統の絵付けは一切なく、白を基調とした驚くほどシンプルで洗練されたデザインの有田焼
有田焼という日本の伝統的な焼物と、ドイツのデザイナー、ステファン・ディーツがコラボしたオシャレでシンプルなコーヒーカップです。
「2016/」は、世界で活躍中のデザイナー16人が参加し、それぞれの持つ技術的な側面から特性を活かした、これまでにない新しいタイプの有田焼を生み出そうと始まったプロジェクト。
この真っ白なコーヒーカップも、有田焼のそれまでの概念を覆すものとなっており、シンプルなのにどこか惹かれてしまう優雅な曲線美も魅力の一つです。
一見有田焼と言われないとわからないほど、伝統とは真逆の最先端を彷彿とさせるデザインと機能性が魅力です。
カップの底から淵まで独特のカーブをしている形も印象的で、手に持つ部分も少し他のものとは角度が異なります。
スタイリッシュなテーブルを演出したいときにいかがでしょうか?
実用性と使いやすさで選ぶならコレ!ギフトでも喜ばれる天目釉のセット
深く煌めく黒色が特徴的な天目釉のコーヒーカップ。
この天目釉の天目とは、鉄を多く含んだ黒い釉薬のことを指します。
かつての中国浙江省にあった天目山の寺院で使われていた茶碗を、鎌倉時代に中国に渡った日本の禅僧が日本に帰った時に広めたことから、日本でもやがて「天目」と呼ばれるようになったといわれています。
このコーヒーカップは、他の有田焼、例えば伊万里雅絵などとはまた違った魅力がありますね。
持ち手に突起があるので持ちやすく、シンプルなデザインになっています。
口当たりもよく、非常に使いやすい実用的なコーヒーカップです。
男性にオススメしたい逸品です!
世界的にも有名なデザイナーが手掛けた有田焼
スイスを中心に活躍中のデザインユニット「ビッグゲーム」が有田焼とコラボレーションしたマグカップ。
有田焼の伝統的な技術と、最先端の素材を融合させたコーヒーカップとして、特に若い世代から人気があります!
シンプルさにこだわったこれまでにない新しいデザインで、コーヒーカップとしてだけでなく、焼き菓子の食器としても使えるんです。
斬新な発想の新しいタイプのコーヒーカップとして、日本のみならず世界中で人気が高まっています。
同シリーズのドリッパーを乗せて、直接コーヒーを入れることもできます♪
忙しい朝が一気にスタイリッシュに!
オランダの新進気鋭のデザイナーが手掛けるこだわりのデザインと機能性
有名なオランダ人デザイナーのクリスチャン・メンデルツマが手掛ける有田焼のコーヒーカップです。
日本と祖国オランダの歴史上の関係から、これまでにない全く新しい有田焼のデザインを見出し、薄さや軽さにこだわったコーヒーカップを生み出しました。
自然なカップの揺らぎは焼成時にできたもので、他にはない繊細美を表現しています。
不思議なデザインの取っ手がさらにカップの魅力を引き立てます!
電子レンジや食洗器もご使用になれます。
白と金の彩りがまさに芸術!伝統工芸士制作のコーヒーカップ
伝統工芸士・江口天童さんが一筆一筆手書きで描いた、有田焼の白色の磁器に金彩を施した豪華なコーヒーカップです!
色鮮やかに描かれたクレマチスの花は、金色の下地に負けないくらい存在感があります。
カップだけでなく、ソーサーの全面にまで装飾が施されているのは珍しいですよね。
作家さんが一つひとつ手で描いているので、他に全く同じ絵柄が存在しない世界で一つだけのコーヒーカップ♡
テーブルを華やかに演出してくれる価値ある作品をぜひ♪
おわりに
今回は有田焼のコーヒーカップ10選をご紹介しました。
絵付けが素晴らしいものや、デザインの工夫が施されたものなど、多くの有田焼のコーヒーカップがある中で、どれを選ぼうか迷ってしまった人もいるかもしれません。
どのコーヒーカップも素晴らしい特徴があるので、じっくりと値段や特徴を見定めてみましょう。
きっと、あなただけのお気に入りのコーヒーカップが見つかるはずです。
自分用以外にも大切な人への贈り物にいかがでしょうか?
「日本で有名な焼き物は?」と聞かれれば、日本人ならすぐに思い浮かべる有田焼。
日本の歴史の教科書にも出てくるくらいですから、有田焼の名前を知らない日本人はいないのではないでしょうか。
数ある陶磁器の中でも、「有田焼」の名前は多くの方々が知っているのではないでしょうか?
陶磁器を使ってみたい!集めたい!詳しく知りたい!とうい方々にも、有田焼は登竜門的存在かもしれません。
今回はそんな有田焼のマグカップをご紹介します!
有田焼には400年以上の歴史があり、国の伝統工芸品にも指定されている、日本を代表する焼き物の一つです。
長い歴史を経て、さまざまな有田焼の磁器が誕生していますが、その様式は、主に古伊万里、柿右衛門、鍋島藩窯の三つに分けられます。
有田焼とは、佐賀県有田町で古くから焼かれている陶磁器であり、日本で初めて作られた白磁としても知られています。なかでも茶碗は、有田焼の食器の中では特に人気が高く、夫婦茶碗として買うご夫婦や、ギフト用にも最適です。今回は、そんな有田焼のオススメのお茶碗をご紹介します!
有田焼とは、佐賀県有田町を中心に作られる、国の伝統的工芸品にも指定されている陶磁器です。雪のように白い素地と色彩豊かな絵付けは、広く世界でも愛されています。この有田焼の技術を利用し、近年コーヒーフィルターが作られています。はたして、有田焼から抽出されたコーヒーはどのような味がするのでしょうか!?
いつものコーヒータイムをほんの少しだけ、特別なものにしてみませんか?
今回ご紹介するのは、岡山県が誇る伝統的工芸品「備前焼」のコーヒーカップです!
備前焼には熱しにくく冷めにくいという性質があるため、コーヒーが冷めにくいといわれています。
岐阜県で作られる美濃焼は、私たちの日々の食器として多く使われています。
そんな美濃焼の特徴は、一貫した特徴がないこと。だからこそ多彩なデザインが焼かれる美濃焼ですが、今回はそんな美濃焼のマグカップをご紹介します。多彩なデザインや風合いの美濃焼のマグカップからお気に入りの一つを見つけてみませんか?
北はリアス式海岸が続く玄界灘、南は穏やかで波も静かな有明海、異なる表情を持つ2つの海に面した佐賀県。そんな佐賀県では、何百年も前から受け継がれてきた技術で作り上げた15品目以上の伝統工芸品が存在します。その中でも経済産業大臣によって佐賀県の「伝統的工芸品」として指定されている、伊万里・有田焼、唐津焼をご紹介します。
温暖な気候と豊かな自然に恵まれた九州地方では、工芸品の素材となる原材料が豊富で、陶磁器(焼き物)や織物、竹細工などさまざまな伝統工芸が発展を遂げてきました。この記事では、その中でも経済産業大臣によって「伝統的工芸品」として指定されている38品目をご紹介します。
日本には何十年、何百年も前から受け継がれてきた技術を用いた、伝統工芸品が数多く存在します。技術の革新により機械化が進み、安価で使いやすい商品がどんどん市場に出回っている昨今、手作業で作られる伝統工芸品は需要が少なくなり、追い詰められているのが現状です。
伝統工芸士とは、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の製造に従事する技術者かつ高度な技術・技法を保持する職人のことであり、国家資格です。この記事では、なるにはどうしたらよいのか、伝統的工芸品の種類や伝統工芸士の資格・認定について、女性工芸士の活躍のほか、もっと伝統的工芸品に触れるために活用したい施設などをご紹介します。