
提供:加賀伝統工芸村ゆのくにの森
「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」は、石川県小松市にある工芸体験施設です。
石川県は、金沢を納めた加賀藩が能楽や茶道を奨励したことで、その際に使用する工芸品の発達が進み、現代に至るまで多くの優れた伝統工芸品を生みだしてきました。
「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」では、輪島塗や九谷焼、加賀友禅など、石川県を代表する伝統的工芸品の創作・体験をすることができます。
また施設内には、石川県の山海の幸をいただけるお食事処に、SNS映えするフォトスポットも用意されています♪
今回は、そんな素敵な休日を過ごすのにぴったりの「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」について徹底的にご紹介します!
※本記事の内容は令和6年(2024年)3月時点のものです。
掲載内容は変更していることもありますので、正式な情報については事前に各施設へお問い合わせください。
「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」とは?
「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」は、石川県小松市にある伝統工芸のテーマパークです。
石川県を代表する伝統工芸品やオルゴール創り、お菓子創りなど、子供から大人まで一緒になって楽しめる、多彩な創作・体験メニューが用意されているほか、さまざまな美術品も展示されています。
各体験施設の建物は、移築した古民家を利用しており、まるでタイムスリップしたかのような気分で施設内を散策したり、体験に挑むことができますよ♪
加 賀伝統工芸村ゆのくにの森内の施設
「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」には、17棟の古民家が点在しています。
自然と調和した合掌造りの屋根や、苔のある庭を有する緑豊かな施設内では、日常の喧騒から離れてほっと一息つけることでしょう♪
ここからは、創作や体験、お買い物ができる13棟のみどころをご紹介します!
商家の館(総合売店)
「商家の館」は、ゆのくにの森の正面入口を入ってすぐのところにある売店兼インフォメーションコーナーです。
広い店内には、北陸の銘菓や地酒、山菜などの食品コーナーをはじめ、伝統工芸品や、ゆのくにの森オリジナル商品が並んでいます♪
インフォメーションコーナーでは、各体験施設で創られた工芸作品の展示を見ることもできます。
「どの体験にしようか迷ってしまう……」という方は、ここで展示作品を見学してから、体験施設を選ぶのがオススメです♪
輪島塗の館
緑に囲まれた石段を上がった先に佇む「輪島塗の館」では、沈金師の指導のもと、輪島塗の加飾技法の一つである“沈金彫”を体験することができます。
美術工芸品や食器の展示もあり、一部の工芸品は購入することもできますよ。

輪島塗とは、石川県輪島市で作られる漆器で、“輪島地の子”という土を漆に混ぜて下地塗りに使うのが特徴です。ケヤキやヒノキを用い、120以上の工程を分業制で手掛けるため丈夫で使いやすく、その芸術性の高さから堅牢優美と讃えられます。今回は、輪島塗の特徴や魅力、歴史、作り方、体験できる場所をご紹介します。
友禅の館
合掌造りの屋根や太い天張りが見事な、明治8年(1875年)頃の平屋建てを利用した「友禅の館」では、加賀友禅の”型染”体験ができます。
館内では体験だけでなく、友禅職人による友禅創りの実演もおこなっています。
こちらで販売している手作りの友禅小物や友禅ハンカチは、お土産にもぴったりですよ♡
九谷焼の館
施設内で一番大きな「九谷焼の館」では、九谷焼の絵付けやロクロ回しを体験できるほか、古九谷※から現代の九谷焼まで、幅広い時代の作品を展示しています。
大変貴重な、人間国宝の作品も見学できますよ♪
2階には、石川県に古くから伝わる貴重な生活道具が展示されており、お子様の学習施設としてもオススメの館となっています。
※古九谷:江戸時代前期に加賀国江沼郡九谷村で焼かれた磁器のこと。生産期間がわずか50年と短いため、希少価値が高い。

九谷焼とは、石川県南部で江戸時代から作り続けられている、色鮮やかな絵付けが施された陶磁器です。九谷焼の特徴である豊かな色彩と繊細な絵柄は、その美しさで国内のみならず世界中の人々から賞賛を浴びてきました。また、昭和50年(1975年)には、経済産業大臣から国の伝統的工芸品として認定されました。
山中漆器の館
「山中漆器の館」は、山中温泉地区の伝統的工芸品である山中漆器の蒔絵体験ができる施設で、人間国宝や名工による作品の展示・販売もおこなっています。
電子レンジや食器乾燥機に対応した、日常使いにぴったりの山中漆器も販売していますので、漆器好きの方は必見です♡

日本には漆器の産地が30近くありますが、中でも「山中漆器」は生産額が産地全体の70%を占め、日本一を誇ります。古くから木地挽物技術に優れ、高齢化が進む全国の産地から木地の注文がくることもあり、山中は木地の生産規模でも日本一です。
越前の館
「越前の館」は、福井県の伝統工芸を展示・販売している施設です。
嘉永3年(1850年)頃に立てられた福井県の民家を移築したこちらは、施設内で2番目に古い館となっています。
館内では、手びねりや陶板、竹細工の体験ができます。
館の近くにある、美しい睡蓮が浮かぶ“睡蓮の池”は、5月末から8月頃が花の見ごろですよ♪
金箔の館
「金箔の館」は、金箔の“食・伝・美・福”をテーマにした施設です。
金箔を用いた金箔茶や飴などの贅沢な食を堪能できたり、純金箔で装飾された煌びやかな“黄金の間”の見学などが可能。
そのほか、金箔化粧品や、縁起物のお土産コーナーなど、一つの館でテーマに沿った四つの楽しみ方ができますよ♪

日本の金箔のほとんどが伝統工芸都市の顔を持つ金沢で生産されています。
江戸時代に歴代の加賀藩主の文化推奨策によって職人の技が研ぎ澄まされたことにより、独特の美意識を持つ伝統文化の1つとして金沢の金箔製造技術の基礎が育まれました。
オルゴールの館
「オルゴールの館」には、各国のアンティークオルゴールが展示され、メルヘンチックな空間となっています。
オルゴール体験では、お気に入りの曲と飾りを組み合わせ、世界に一つだけのオリジナルオルゴールを創ることができますよ♪
キラキラ輝くオルゴールの中から、ぜひお気に入りをみつけてください♡
ガラス工芸の館
「ガラス工芸の館」は、本格的なガラス工房で吹きガラス体験ができる施設です。
館内では吹きガラスの実演を間近に見学したり、実際に体験ができるほか、ここでしか買えないオリジナルのガラス作品も販売されています。
吹きガラス体験のほかにも、ガラスの表面にすりガラス状の絵を描く、サンドブラスト体験もできますよ♪
お菓子の館
「お菓子の館」は、和菓子の販売をしているほか、クッキー作りやどら焼きの餡詰め体験ができる施設です。
抹茶・チョコ・カスタード・栗入り小豆・バナナ味の中から好きな味の餡を3つ選んで作るどら焼き体験は、子供から大人まで夢中になってしまうことでしょう♪
お菓子の館に行ったらぜひ買っていただきたいのが、ゆのくにの森オリジナルの“伊助饅頭”。
栗入りの餡子がぎっしりと詰まっており、食感が楽しいお饅頭です♪
彩り長屋
「彩り長屋」は、九谷焼の展示や販売をしている施設です。
毎年、九谷陶芸村で開かれている”九谷焼茶碗まつり”の賑やかな雰囲気を再現しています♡
カラフルなビニール傘が吊り下げられたかわいい道を散策しながら、お気に入りの九谷焼をみつけてください!
伝統美術の館
「伝統美術の館」には、古九谷から再興九谷、近現代までのさまざまな作家の九谷焼作品が展示されています。
300年以上前から継承されてきた九谷焼の名品に触れることで、その長い歴史を感じられることでしょう。
また、館内にはこの後の施設内のオススメ映えスポットでもご紹介する、“赤い風車”や“ハートの窓”が設置されています♪
最後に写真撮影もお忘れなく♡
九谷焼についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください♪

九谷焼とは、石川県南部で江戸時代から作り続けられている、色鮮やかな絵付けが施された陶磁器です。九谷焼の特徴である豊かな色彩と繊細な絵柄は、その美しさで国内のみならず世界中の人々から賞賛を浴びてきました。また、昭和50年(1975年)には、経済産業大臣から国の伝統的工芸品として認定されました。
茶の湯の館「方丈庵」
茶の湯の館「方丈庵」は、ゆのくにの森の中では一番古い館で、館内の天張りや柱は、釘を一切使用せずに建てられているのだとか!
館内では、お抹茶などの甘味をいただくことができますよ♡
冬はぜんざい、夏はかき氷など、季節の甘味をゆっくり味わってくださいね♪
石川県ならでは!オススメの【伝統工芸体験】
ゆのくにの森では、さまざまな工芸体験が用意されていますが、せっかくなら石川県ならではの伝統工芸を体験してみたいですよね♪
そこでここからは、ゆのくにの森で特にオススメしたい、石川県ならではの伝統工芸体験をご紹介していきます!
金 箔はり体験(金沢金箔)
金沢名物である金箔を使った「金箔はり体験」は、金箔の館で体験することができます。
お好きな種類の漆皿をチョイスしたら、自分好みのデザインを考えて金箔をそっと切り貼りしていきます。
純度95%以上の最高級金箔を使うので、なかなか味わうことのできない、非日常的で贅沢な体験ができますよ!
大変繊細な作業なので難しいですが、その分、職人さんの凄さを実感できるはず♪
沈 金体験(輪島塗)
石川県輪島地方で主に生産される輪島塗は、“日本最高峰の漆器”とも評される伝統的工芸品です。
丈夫さと美しさを兼ね備えた漆器は、なんと100以上もの工程を経て創り上げられるそう。
輪島塗の館では、そんな輪島塗の装飾技法のひとつ「沈金体験」ができますよ♪
沈金とは、漆面に模様を彫り、最後に金粉や金箔を沈める加飾技法の事です。
用意されたストラップやお箸の中から好きなものを選び、デザインを考えて模様を掘り、オリジナルの沈金アイテムを創りましょう!
とても細かな作業ですが、できあがった時の感動もひとしおですよ♡
蒔 絵体験(山中塗)
蒔絵とは、漆器の表面に漆で文様を描き、乾かないうちに金銀の粉を“蒔く”ことで定着させる、漆器工芸の技法です。
山中漆器の館では、カシューとよばれる塗料を用いて、気軽に「蒔絵体験」を楽しめますよ♪
トレーやお盆、お弁当箱など、お気に入りの素材をチョイスして、お好みのデザインを施してください♡
作品は当日にお持ち帰り可能。
自分で創った食器は、普段の食卓をより素敵なものにしてくれることでしょう!
型 染体験(加賀友禅)
型染とは、型紙と色糊を用いて反物を染める、友禅の伝統的な染色技法です。
友禅の館では、花柄模様の型紙を数枚組み合わせ、ぼかしが特徴の加賀友禅の「型染体験」に挑戦することができます♪
用意されたハンカチやランチョンマット、Tシャツなどの素材の中から好きなものを選び、名前やサインを書けば、まさに自分だけのオリジナル友禅の完成です!
絵 付け体験(九谷焼)
九谷焼の館では、呉須とよばれる黒色で線を描き、そこに紺青・赤・紫・緑・黄の5色の絵の具を使って装飾を施す九谷焼の「絵付け体験」ができます!
石川県の伝統的工芸品である九谷焼の工程には、釉薬をかける前の“下絵付け”と本焼きをした後の“上絵付け”がありますが、こちらの体験では、上絵付けの体験となります。
湯呑み・マグカップ・灰皿など、用意された器の中から好きなものを選び、5色の絵の具を使って絵を描いたり、色を塗ったりする作業は、思わず時間を忘れて熱中してしまうことでしょう♪
竹 細工体験(越前竹細工)
越前の館では、「越前竹細工体験」に挑戦することができます。
越前竹細工は石川県のお隣、福井県の指定郷土工芸品です。
数種類の見本の中から好きなモチーフを選んで、竹を切って削って、自分だけの竹細工を組み立てていきましょう!
カブトムシにトンボ、恐竜など、子供も喜ぶデザインが揃っていますので、お子様連れのご家族にオススメです♪
そ の他の体験
ゆのくにの森では、ご紹介した体験以外にも、さまざまな創作・体験が用意されています。
香り袋の調合体験や九谷焼のロクロ回し体験、そば打ち体験など、魅力的な体験が盛り沢山♡
和の体験以外にも、インテリアにぴったりなハーバリウムやキャンドルを創る体験もあります。
気になる体験をチョイスして、世界に一つだけのオリジナル作品をたくさん創ってくださいね♪
石川県伝統の味・地元の食材を堪能できる【お食事スポット】
体験の後は、ゆのくにの森併設のお食事処で、石川県ならではのお料理を堪能しましょう!
北陸名物のノドグロや甘エビ、車麩など、お腹いっぱい美味しいものを食べてくださいね♪
う どん処陣太鼓

提供:加賀伝統工芸村ゆのくにの森
「うどん処陣太鼓」は、うどんやそば、カレーを提供しているうどん処です。
地元小松市で製造された、細めでコシのある麺と、あっさりした出汁が特徴の小松うどんを食べることができます!
たっぷりお肉がのった“肉盛りうどん”や、海老を贅沢に使った“かき揚げうどん”をはじめ、さまざまな小松うどんが用意されています。
他にも、ドロッとしたルーが特徴の“金澤カレー”は、濃厚な味わいがたまりません♡
広々とした店内で、ゆったりと金沢グルメを味わってくださいね。
和 紙の館・そば処白山

提供:加賀伝統工芸村ゆのくにの森
「和紙の館・そば処白山」では、自家製の出汁と越前そばを食べることができます。
たっぷりの昆布とカツオ、加賀市の”富士菊醤油”を使用した出汁は、ここ白山ならではのお味!
1番人気のメニューは、エビ天・とろろ・大根おろしの3種のそばを同時にいただける「そば三宝」です。
いろいろな味のそばを楽しみたい、欲張りな方にオススメですよ♪
お 食事処漁師の館(団体予約専用)

提供:加賀伝統工芸村ゆのくにの森
「お食事処漁師の館」は、北陸の海鮮と加賀市の野菜を味わえる団体予約専用お食事処です。
人気メニューは、じっくりと釜で炊き込んだ旨味たっぷりの“のど黒釜飯御膳”!

提供:加賀伝統工芸村ゆのくにの森
味噌汁や小鉢もついてくる、なんとも贅沢な定食料理です。
施設内のオススメ映えスポット
ゆのくにの森の施設内には、SNSをしている方にぴったりの映えスポットがたくさん!
日の光に映える「アンブレラスカイ」や、水面にゆれる「友禅流し」など、ゆのくにの森ならではのフォトスポットで写真を撮って、思い出を投稿してくださいね♡
赤 い風車
「赤い風車」は、“伝統美術の館”内にある映えスポットです♡
伝統美術の館は、明治8年(1875年)頃に建てられた伝統的な庄屋屋敷を移築したもの。
その中庭の正面窓に木枠がはめこまれ、赤い小さな風車が一面に飾り付けられています。
真っ赤な風車と、そこから透けて見える緑豊かな中庭のコントラストは見事で、思わず写真を撮ってしまう幻想的な空間ですよ♪
ハ ートの窓
「ハートの窓」は、赤い風車と同じく、“伝統美術の館”にある映えスポットです。
中庭をのぞむ木の壁をハート型に切りとったもので、窓から外を見ると、まるで日本画のような庭の木々を鑑賞できます。
光を通すモダンな障子とハートの窓、四季折々の木のコントラストは、長い間眺めていても飽きない光景ですよ♡
ア ンブレラスカイ【3月中旬から11月下旬まで】
「アンブレラスカイ」は、“彩り長屋”の通りにかけられた、色とりどりの傘がかわいい写真映えスポットです。
道を歩けば、日の光に照らされた色とりどりのビニール傘が、地面にカラフルな影を落とします。
傘ごしの空を撮影したり、カラフルな色の地面だけを撮影したりと、写真のアイデアが次から次へと浮かんできますね♡
こだわりの1枚を撮影して、ぜひSNSに投稿してみてください♪
モ ノクロカラー
「モノクロカラー」は、“彩り長屋”併設の映えスポットです。
令和6年(2024年)1月1日にオープンしたばかりの新スペースで、日本の古民家の部屋を白と黒の2色で表現しています。
ふすまや畳、天井まで、すべてが白黒で、和とモダンが融合した不思議な空間を楽しんでください!
セリフのふき出しパネルを手に持って、漫画の登場人物のような写真を撮るのがオススメです♪
友 禅流し
「友禅流し」は、“友禅の館”の側にある映えスポットです。
友禅流しとは、加賀友禅についた糊や余分な色を取るために、川に反物を流す作業工程です。
苔のある庭園と、かやぶき屋根が美しい友禅の館の目の前で、透き通った水の中に反物が流れています。
真っ赤な反物が水面に揺れる様は、なんとも幻想的♪
友禅流しの前で、ご家族やお友達と、美しい写真を撮ってみませんか?
黄 金の間
「黄金の間」は、“金箔の館”内にある映えスポットです。
天井や壁、ふすまに欄間など、すべてに純金箔が貼られています!
国内で使用される金箔の9割以上を生産している金沢金箔の美しさを、実際にその目でご覧ください♡
見渡す限り黄金色の空間は圧巻で、まるでお殿様になったような贅沢な気分を味わうことができますよ♪
加賀伝統工芸村ゆのくにの森【施設情報】
ここまで、加賀伝統工芸村ゆのくにの森のみどころを解説しました。
ここからは、実際に行ってみたい方のために、詳しい施設情報をご紹介します。
営 業時間・料金
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、公式サイトをご確認ください。
住 所・アクセス
住所
〒923-0393
石川県小松市粟津温泉ナ-3-3
アクセス
公共交通機関
・JR「加賀温泉駅」から加賀周遊バス「加賀伝統工芸村ゆのくにの森」下車すぐ
・JR「小松駅」から路線バス「上荒屋」下車、徒歩約3分
車
・小松空港から25分
・JR「加賀温泉駅」から20分
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、公式サイトをご確認ください。
おわりに
加賀伝統工芸村ゆのくにの森は、石川県の伝統工芸を存分に体験できる、休みの日のお出かけにぴったりな観光スポットです♪
自分で創ったオリジナル工芸品は、形にも、記憶にも残る素敵な思い出になることでしょう。
グルメや写真撮影も併せて楽しんで、盛りだくさんの1日を過ごしてくださいね!
金沢・能登の最新情報を知るなら!
もっと金沢や能登について情報が知りたい!そんな方には、金沢や能登のローカル情報メディア「金沢日和」と「能登日和」がオススメです。
石川県に住む地元ライターが金沢や能登の魅力を届けるべく、金沢や能登の観光スポット・グルメ・イベント情報を配信していますので、最新情報を知りたい方はアクセスしてみてくださいね♪

「石川県の食器」「石川県の器」といえば、多くの人が輪島塗や九谷焼、あるいは山中漆器を思い浮かべるのではないでしょうか。これらは伝統的工芸品の一つであり、昔から多くの人を魅了してきました。石川県には上記以外にも、「金沢漆器」と呼ばれる伝統的工芸品があります。今回は、この美しい「金沢漆器」について取り上げていきます。

石川県は日本の中部に位置し、カニやノドグロなど日本海の美味しい海鮮が有名で、何百年も前から受け継がれてきた技術で作り上げた20品目以上の伝統工芸品が存在します。経済産業大臣によって石川県の「伝統的工芸品」として指定されている加賀友禅、九谷焼、輪島塗、山中漆器、金沢漆器、牛首紬、加賀繍、金沢箔など10品目をご紹介します。

日本庭園の多くが池の周囲を回遊しながら楽しむ池泉回遊式の庭園で、水戸の偕楽園(茨城県)、金沢の兼六園(石川県)、岡山の後楽園(岡山県)の3つは「日本三名園(日本三大庭園)」と呼ばれ、今でも名園として愛されています。今回はこの3つの庭園について歴史や見どころ、アクセスなどをご紹介していきます。

「奥能登のあえのこと」は、石川県奥能登地域(輪島(わじま)市、珠洲(すず)市、穴水(あなみず)町、能登(のと)町)の各農家によって伝承されてきた、田の神様に「おもてなしをする」農耕儀礼です。

日本には何十年、何百年も前から受け継がれてきた技術を用いた、伝統工芸品が数多く存在します。技術の革新により機械化が進み、安価で使いやすい商品がどんどん市場に出回っている昨今、手作業で作られる伝統工芸品は需要が少なくなり、追い詰められているのが現状です。

尾山神社は、加賀前田家初代当主・前田利家公とその正室・おまつを祀る、石川県金沢市にある神社です。和漢洋の建築様式からなる、ステンドグラスが嵌め込まれた“神門”は、国の重要文化財に指定されており、金沢の代表的な観光スポットとして人気があります。今回は、尾山神社の歴史やみどころ、周辺のオススメ観光スポットをご紹介します!