年の瀬、師走(12月)の京都は普段とはまた少し違った表情をしています。
南座に顔見世のまねきが掲げられ、寺社の毎月の縁日も年の最後の締めくくりということで「終い◯◯」と称し多くの人々で一層賑いを増し、四方を囲む山々も色鮮やかに紅葉します。
新年の足音が聴こえてくる、そんな12月の京都ならではのオススメの伝統行事・イベント・観光・グルメスポット21選をご紹介して参ります!
※本記事の内容は2023年11月時点のものです。
掲載内容は変更していることもありますので、正式な情報については事前に各施設へお問い合わせください。
京都12月オススメの観光スポット
【 光の幻想列車(嵯峨野トロッコ列車)】保津峡の絶景も満喫!沿線ライトアップ&イルミネーション♪
嵐山観光と言えば、嵯峨野トロッコ列車!
平成元年(1989年)の嵯峨野線(山陰本線)の電化・複線化に伴い廃止された旧線ですが、現在は観光鉄道として活躍中です。
山間を縫うように走るので、保津峡の四季を余すこと無く楽しむことができます。
そんなトロッコ列車の沿線で「光の幻想列車」と題してライトアップとイルミネーションが行われます。
保津峡の夜の紅葉は、ぜひ一度は見ておきたいものですね!
・令和5年(2023年)のスケジュール:10月14日(土)~12月29日(金)
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 看楓特別拝観(東福寺)】時代劇でよく見るあの橋!実はここです♪
紅葉の名所として知られる東福寺。
あらゆる時代劇がロケをしていると言っても過言では無い“通天橋”も東福寺の境内にあります。
有名どころでは『鬼平犯科帳』のエンディング等。
紅葉に囲まれた通天橋で、あわよくば着物なんかで記念写真を一枚残したいところです。
この通天橋を拝観することができるのが「看楓特別拝観」。
期間中は拝観の開始が通常より30分早くなり、拝観料も値上げされます。
年々紅葉時期が遅れていますので、特別拝観期間以降も狙い目でしょう!
・令和5年(2023年)のスケジュール:11月1日(水)~12月3日(日)
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 献茶祭(北野天満宮)】400年以上の歴史!神前での茶の湯♪
毎年12月1日に北野天満宮で行われる「献茶祭」は、430年以上も昔となる天正15年(1587年)に豊臣秀吉が催した“北野大茶湯”に由来する歴史ある神事です。
11月26日に催される御茶壷奉献祭・口切式で奉納されたお茶を使って神前にお供えする式で、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)だけでなく藪内家・堀内家・久田家の、京都の4家元2宗匠が6年毎に輪番で奉仕しています。
献茶式の後は上七軒など境内の外でもお茶席が設けられ、舞妓さんや芸妓さんが点てたお茶を、有料でいただくことができますよ。
・令和5年(2023年)のご奉仕は、久田家半床庵。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 吉例顔見世興行東西合同大歌舞伎(南座)】年の締めくくりにはやっぱり顔見世♪
四条通で圧倒的な存在感を誇る、国の登録有形文化財である「南座」。
顔見世のまねき※が掲げられると年の瀬。
舞妓さん・芸妓さんが顔見世を見物する花街総見がある日は、舞妓さんの花かんざしにもまねき看板のついたものになるのだとか!
顔見世は師走の風物詩と言えるでしょう。
令和5年(2023年)は十三代目市川團十郎の襲名披露口上もありますから、せっかくならば観ておきたいところです。
王道に、『仮名手本忠臣蔵』と口上で年末を堪能してみるのは如何ですか?
・令和5年(2023年)のスケジュール:12月1日(金)~12月24日(日)
※まねき:歌舞伎の劇場でお客さんを招き寄せるために出す“招き看板”の略称で、歌舞伎役者の名前が書かれているもの。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。

今回は歌舞伎の顔見世について、その魅力や見どころについてご紹介します!歌舞伎を見に行ってみたいけれど、最初はどの公演を選べばいいのかわからない…。そんな時、歌舞伎ファンの方に相談すると「顔見世」を勧められるかもしれません。顔見世とは、毎年11月に新しい座組や役者の顔ぶれの大々的なお披露目をする、伝統的で重要な興行です。

舞妓さんの「花かんざし」とは、髪を飾るかんざしで花をモチーフにしたものです。顔の周りを明るくする花かんざしは1月~12月の季節によって違うものを身に付け、舞妓さんの花かんざしを見れば季節の移ろいがわかる、まさに風物詩。この記事では、舞妓歴によっても違ってくる、舞妓さんの花かんざしと、その特徴を季節ごとにご紹介します。

江戸時代、歌舞伎と同等かそれ以上の人気を誇ったのが人形浄瑠璃です。現代でいうとアニメのようなポジションでしょうか。
その人形浄瑠璃の台本を歌舞伎に移したもの、つまりアニメの実写化のことを「義太夫狂言(ぎだゆうきょうげん)」や「丸本物(まるほんもの)」といいます。
【 NAKEDヨルモウデ(平安神宮)】平安神宮の夜の顔!提灯アートで夜間参拝♪
京都の王道観光地の一つである平安神宮。
夜に訪れるのは薪能の時くらいで、普通は日中に参拝するでしょう。
そんな平安神宮が、「NAKEDヨルモウデ 2023 平安神宮」と称してライトアップされます!
通常は一般開放されていない大極殿の歩廊を、カラフルな提灯を持って夜間に参拝できるのは魅力的ですね♪
オリジナル御朱印やお守りもあり、境内にある平安神宮会館ではヨルモウデ限定のディナーコース(要予約)も味わえますよ。
昼間は蹴上インクラインや南禅寺の水路閣を観光して、日が暮れたらその足で平安神宮ライトアップというコースは如何でしょう?
・令和5年(2023年)のスケジュール: 12月1日(金)~12月25日(月)
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。

薪能とは、神社仏閣などの野外に設置された能舞台や特設舞台の周囲に、かがり火を照明として上演される「野外能」です。寺社巡りやお城巡りが好きな方は、目にしたこともあるのではないでしょうか?今回は能・狂言に興味をお持ちの方、これから観てみようという方にオススメしたい薪能の基礎知識や魅力、鑑賞のポイントなどをご紹介します。
【 鯉揚げ(広沢池)】池の水抜いちゃいます♪
時代劇『水戸黄門』などでのロケ地としても有名な、北嵯峨に広がる広沢池では、師走の風物詩「鯉揚げ」が行われます。
食べ物っぽい響きですが、揚物ではありません。
池の水を抜いて春に放流した鯉や鮒を一網打尽にする漁のことです。
獲られた鯉や鮒は養殖業者によって漁の後数日間、池内の販売所で直売され、買付け客で賑わいます。
冬季の干潟には渡り鳥が集います。
野鳥好きは必見!
・スケジュール:毎年12月上旬(二十四節気の大雪の頃)
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 大根焚き(千本釈迦堂)】大根焚きの元祖!京都の冬の風物詩♪
応仁・文明の乱(1467年~1477年)の戦火を免れ、創建当時の本堂が残る大報恩寺、通称“千本釈迦堂”。
京都の冬の風物詩として有名な「大根焚き」ですが、鎌倉時代に茲禅上人が切り口に梵字を書いた大根を魔除けとしたのが始まりとされています。
加持祈祷し炊き込まれた大根を食べると身体が芯から温まります。
紅葉を眺めながら京都の冬を味わってみませんか?
・スケジュール:毎年12月7日・12月8日
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 終い金比羅祭(安井金比羅宮)】縁切り神社!安井金比羅宮の締めの御縁日♪
縁切りで全国的にも非常に有名な安井金比羅宮。
毎年12月10日に催される「終い金比羅祭」は年内最後の金比羅大神様の御縁日で、この日から翌年の1月10日の初金比羅祭までの期間、“稲宝来”の授与が行われます。
稲宝来とは豊穣、無病息災、招福吉兆祈願の縁起物で、京都の正月に欠かせないお飾りです。
お祭りではありますが、御縁日の神事のため屋台などが出る訳ではありませんのでお間違いなく。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 「例会」無料レクチャー会(京都観世会館)】京都の観世流の本拠地で能を学ぶ♪
平安神宮、美術館、動物園といった文化施設が建ち並ぶ一等地・岡崎にある、京都の観世流シテ方の本拠地の京都観世会館。
ここでは毎週末、能や狂言の公演が催され多くの人で賑わっています。
新年を前に、毎月開催されている京都観世会の例会ですが、令和5年(2023年)12月10日(日)の「無料レクチャー会」では、翌年上演される29曲についての解説が行われます。
この日以外も、週末は大抵公演があります。
市内には他にも多数、能楽堂や能舞台が存在し、各流儀の催しがされていますので、本場京都での能楽鑑賞もオススメです。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 空也踊躍念仏 /かくれ念仏(六波羅蜜寺)】弾圧を乗り越えた秘儀!かくれ念仏
口から南無阿弥陀仏を意味する6体の仏像が出ている“空也上人立像”を所蔵することでも有名な六波羅蜜寺では、12月13日から12月31日までの間、「空也踊躍念仏」という踊り念仏が行われます。
時は平安中期、京の都に流行った疫病を祓うために六波羅蜜寺を創建した空也上人が始めたとする踊り念仏は、鎌倉幕府による弾圧を逃れ密かに現代へと受け継がれてきました。
「かくれ念仏」とも称されるこの秘儀は、現在は一般にも公開されるようになり、重要無形民俗文化財にも指定されています。
12月31日は非公開なので、12月30日までに訪れるようにしましょう。
・スケジュール:毎年12月13日~12月31日
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 百萬遍さんの手づくり市・「御身拭式」(百萬遍知恩寺)】ここだけでしか手に入らないオリジナル品!
「百万遍さんの手づくり市」とは、毎月15日に京都大学の北側にある百萬遍知恩寺(知恩院とは異なるので注意!)の境内で開催される市(フリーマーケット)です。
“手づくり”の物を販売することを基本としたこの市には、手工芸品から雑貨、陶器、衣類、食品まで、現地でしか手に入らないオリジナル品の数々があふれており、12月15日が年内最後の市となります。
また年末のこの日、知恩寺では「御身拭式」という念仏を唱え心の塵と法然上人の御影に積もった埃を払う法要が行われます。
参拝者も参加できる行事とされており、僧の方々と共に念仏を唱えることで、新しい年に向けて心が清められることでしょう。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 終い弘法「御影供」(東寺)】年内最後の弘法さんのご縁日♪骨董品など掘り出し物があるかも!?
いくつもの国宝や名宝を持つことで世界遺産にも登録されている東寺で、毎月21日に開催される弘法市。
年末の弘法市を「終い弘法」と言い、3月21日に入寂※した弘法大師(空海)の年内最後の月命日(縁日)です。
初期は年一度、3月21日のみ開催されていたそうですが、延応元年(1239年)からは毎月行われています。
江戸期に植木屋や薬屋等が露店を出すようになり、現在では骨董や古着、がらくたの市となっており、外国の方が足を運ぶ姿も見られます。
一般のフリーマーケットではなく、専門業者が出店しているのが特徴です。
※入寂:僧侶が亡くなる(涅槃に入られる)こと。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 終い天神(北野天満宮)】一年を締めくくる25日の天神様のご縁日“天神さん”を楽しもう♪
全国12,000社の天満宮の総本社の北野天満宮では、毎月25日に天神市(天神さん)が催されます。
御祭神である菅原道真公は誕生日も、太宰府へ流された※日も、亡くなった日も25日。
これにちなんで毎月25日に開催されている天神様の縁日なのです。
年内最後の日には早朝から多くの露店が建ち並びます。
※流された(左遷):今の地位よりも低い地位へ落とされる、地方へ転勤させられること。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 除夜の鐘 試し撞き(知恩院)】除夜の鐘のゲネプロ!日本三大梵鐘の試し撞き♪
浄土宗総本山の知恩院には、日本三大梵鐘※の一つであり、国の重要文化財にも指定されている大鐘があります。
大晦日にはこの高さ3mを超える大鐘を用いて百八つの「除夜の鐘」が撞かれるのですが、本番前の12月27日になると「除夜の鐘 試し撞き」が行われます。
総勢17名の僧侶が撞木に取り付けられた綱を手に持ち、1人の僧侶が仰向けにぶらさがりながら鐘を打ち鳴らす姿はダイナミックそのもので、正に本番さながら!
大晦日を京都で過ごせると素敵ですが、少し前に京都にいらっしゃった方は、ぜひこの試し撞きをお聴きください!
※日本三大梵鐘:巨大な名鐘の中から選ばれた梵鐘で、知恩院(京都府)、東大寺(奈良県)、方広寺(京都府)の鐘の総称。(誰が選んだのかは不明)
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 をけら詣り(八坂神社)】正月に必須!をけら火でお雑煮を♪
祇園祭で圧倒的な知名度を誇る八坂神社で、12月31日の夜から元旦にかけて行われる「をけら詣り」は京都の大晦日の風物詩です。
“をけら”とはキク科の植物の「朮」のことで、その根っこである白朮を燃やすと強烈な匂いを出すことから厄除けの効果があるとされてきました。
一年の締めくくりである除夜祭の後、参拝客は神職によって灯籠に点けられた御神火の“をけら火”を細長い吉兆縄に受けて持ち帰り、それを火種として新しい年の無病息災を祈願し雑煮を炊きます。
このように、京都の元旦は、をけら詣りに始まるのです。
なお、参拝客で年中賑わっている八坂神社ですが、大晦日の人混みは別格。
大晦日も四条通が歩行者天国となり、初詣の行列が数時間待ちの長蛇の列となります。
かつては消えないように縄をくるくると回しながら持ち帰っていたをけら火ですが、近年では危険防止のため火縄の火を消すようにアナウンスされています。
持ち帰る際は注意して、家に帰ったら台所に火災防止のお守りとして飾ってみてくださいね♪
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 平等院(京都府宇治市)】10円玉に描かれる極楽浄土♪国宝・雲中供養菩薩像も必見!
10円玉にも描かれる、京都府宇治市にある「平等院」。
かつては平安時代の権力者・藤原道長の別荘であった宇治殿を、息子である藤原頼通が末法の世到来の不安を払拭するべく寺院に改め平等院と名付け改築し、極楽浄土を再現しました。
10円玉に見られる“鳳凰堂”の本尊、国宝“阿弥陀如来坐像”を取り囲むように壁面に並んだ52の菩薩、国宝“雲中供養菩薩像”。
楽器を奏で飛び回る姿は、極楽浄土を感じさせてくれます。
平成の修理では、鳳凰堂に創建当初の朱塗りが再現され、現在では色鮮やかな姿を見せています。
11月中旬から12月上旬は、平等院でも紅葉の見頃を迎えます。
令和5年(2023年)には、鳳凰堂(阿弥陀堂)建立970年を祝して、11月18日(土)から12月3日(日)の間の週末に“瑞光照歓―錦秋のあかり―”と称して夜間特別拝観が開催。
鳳凰堂が美しくライトアップされ、幻想的な空間が演出されました。
このように夜間拝観が行われることもあるので、チェックしてみてくださいね♪
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 保津川下り(京都府亀岡市)】冬は狙い目!紅葉も満喫♪
自然公園にも指定されている保津峡では、京都の亀岡から嵯峨嵐山までの16 kmの渓流を3人の船頭が操る舟で下る「保津川下り」が大変人気です。
さて、川下りというと通常は夏にオススメするものなのですが、今回あえてご紹介したのには理由があります。
この川下り、一旦乗ってしまうと2時間の船旅。
その間絶えず真夏の日差しに当たっていると、軽く熱中症気味になってしまいます。
比較的空いている冬季に、厚着をして紅葉の渓谷を川下りというのは、これ何とも通な京都の愉しみ方です。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
京都12月オススメのグルメスポット
【 蒸し寿司(寿司 乙羽)】寒い冬の定番♪
冬になると、京都市内の繁華街である新京極に、もくもくと煙を上がります。
その煙の源が“寿司 乙羽”。
店頭に蒸し器が設置され、その蒸し器で蒸されているのが、乙羽の名物である「蒸し寿司」です。
これは、ちらし寿司を蒸した物で、店内では実際に店頭で蒸した物が提供されています。
底冷えする京都の冬に、芯から温まる蒸し寿司と熱燗は欠かせません!
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 千枚漬け(京つけもの 野呂本店)】斬新な漬物多数!
京都と言えば“しば漬け”や“すぐき”といったお漬物が有名ですね。
中でも「千枚漬け」は冬を代表するお漬物の一つです。
京都のお漬物屋さんがこぞって作る千枚漬けですが、大正3年(1914年)創業の“京つけもの 野呂本店”の最高級利尻昆布とかぶらを使った千枚漬けなど、お土産にいかがでしょうか?
代表の野呂輝夫氏は京都府の現代の名工(京都府優秀技能者表彰)の受賞者で、確かな技術と斬新なアイデアをもって京都府産の野菜で作られる京漬物を提供し続けています。
一番人気の看板商品は、きゅうりの中にゴボウと青じそが巻かれて入った“青てっぽう”というオリジナリティあるお漬物で、これがなかなか合う組み合わせなんです。
ほかにも“セロリ漬”や赤ワインで漬け込んだ“わいんらっきょ”といった、一風変わった漬物も製造していますよ♪
豆餅で人気の“出町ふたば”からほど近く、下鴨神社や御所まで足を運ばれる際などに、ぜひ野呂本店にもお立ち寄りください。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 ぼたん鍋(京料理 畑かく)】京都ならでは!白味噌の元祖ぼたん鍋の店♪
冬の京都でぜひ食べておきたいものに、猪の肉を使った「ぼたん鍋」があります。
ここでオススメしたいのが、創業100年を超える老舗である、ぼたん鍋の元祖“京料理 畑かく”。
御所の御狩場の宿屋の息子だった創業者が、田舎料理であった猪鍋に着想を得てぼたん鍋を提供したのが始まりなのだとか。
一般的に猪は赤味噌で食べられますが、流石京都、ここでは白味噌仕立のぼたん鍋が提供されています。
11月15日から3月20日頃まで解禁となる猪の猟期の間だけしか味わえませんから、冬の間にぜひ食べておきたい一品です!
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
【 伊根の寒ブリ(京都府与謝郡伊根町)】舟屋の町並みで有名!日本三大鰤漁場のブリを堪能しよう♪
日本三大鰤漁場※の一つであり、舟屋の町並みが重要伝統的建造物群保存地区として選ばれていることでも知られる、京都府与謝郡伊根町。
海の無いイメージの京都ですが、京都府北部は日本海に面しており、豊かな漁場が広がっています。
特に伊根町では寒ブリが有名で、ここから各地に出荷されています。
鰤は出世魚ですので、丹後地方でも祝い事の席に欠かせない縁起物です。
伊根町のほか、京都市内でも寒ブリが食べられるお店が数件あるので、伊根町観光協会のサイトを参考に探してみてくださいね♪
※日本三大鰤漁場:氷見市(富山県)、五島列島(長崎県)、伊根町(京都府)の総称。
※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。
おわりに
以上、12月も京都を満喫するための、オススメの伝統行事・イベント・観光・グルメスポット 21選でした。
今回はイベントを中心にご紹介して参りましたが、三千院、八瀬や比叡山、南禅寺境内も紅葉で大変綺麗になります。
神社仏閣も境内の木々が色付くと随分と印象が変わりますし、春に訪れたことがある場所でも、この時季に再び行ってみるのも面白いものです。
ご紹介した場所を混ぜながら、ぜひ年末の京都をご堪能ください!

長い歴史と伝統が息づく古都・京都には、世界的にも名の知れた有名なお祭りから地元の人達によって大切に受け継がれている年中行事まで、さまざまなイベントが1年を通して行われています。そこで今回は、京都で一度は見に行きたいお祭り・行事・イベントを一覧でご紹介します♪

全国各地で見られる秋の紅葉の中でも歴史ある場所や建物が多い“京都の紅葉”は、やはり格別。しかし、実際に訪れるとなると、名所が多いだけにどこへ行けば良いのか迷ってしまいますよね。この記事では、京都出身のワゴコロ編集部員が厳選した、『京都のオススメ紅葉スポット20選』を各スポットの特徴とともにご紹介します!

京都観光するなら老舗のお店を巡ってみたい!湯葉・湯豆腐の「南禅寺 順正」、京菓子の「阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月 本店」、八ッ橋の「聖護院八ッ橋総本店」など創業から数百年~千年を超える定番の老舗を中心に、京都在住ライターが厳選したグルメ・お土産・スポットの情報をご紹介します。

清水寺をはじめとする歴史ある寺社仏閣、庭園、史跡が点在する京都府では、何百年も前から受け継がれてきた技術で作り上げた80品目以上の伝統工芸品が存在します。経済産業大臣によって京都府の「伝統的工芸品」として指定されている西陣織、京鹿の子絞、京仏具、京仏壇、京漆器、京友禅、京指物、京焼・清水焼、など17品目をご紹介します。

「舞妓」と聞くと、きれいな着物を着て、京都の街を歩いている女性が思い浮かびます。
実は舞妓は京都にしか存在しておらず、京都以外では別の呼び方をするのです。
落ち着いた佇まいからは想像できないほどハードワークの彼女たちですが、舞妓にはそれだけのやりがいがあります。

四季折々の要素が盛り込まれた美しい形と繊細な色合い、上品な味わいで人気の京都の和菓子。長いこと都であったという歴史と立地などの条件が、京都の菓子文化を発展させてきました。

京都屈指のパワースポットとして有名な『貴船神社』。京都市内から離れた山奥にあるにもかかわらず、多くの参拝客が訪れる人気スポットです。当記事では貴船神社に古くから伝わる逸話や伝説をはじめ、行事や見どころ、周辺のオススメ観光スポットをご紹介します!

京都市内の繁華街から少し離れたところにある「下鴨神社(賀茂御祖神社)」は、広大な森が広がる癒しのスポットです。鴨川(賀茂川)の下流に祀られていることからその名で呼ばれ、世界文化遺産にも登録されています。この記事では、下鴨神社の歴史やイベント、周辺のグルメスポットなどの情報をご紹介します♪

学生から海外の方、さらには地元民まで、連日多くの観光客が訪れる京都屈指の観光名所であり、世界文化遺産にも認定されている『清水寺』。この記事では、清水寺の歴史や見どころ、オススメの観光シーズンまで、清水寺に関する情報を盛りだくさんでお届けします♪

お稲荷さんの愛称で親しまれている“稲荷神社”は全国各地にあり、私たちにとっても大変身近なお参りスポットです。今回ご紹介する京都の『伏見稲荷大社』は、その総本宮というだけあって、1300年以上の歴史を持つ見どころ満載の神社です!この記事では、有名な千本鳥居から穴場まで、伏見稲荷大社の魅力を存分にお伝えします。

早起きして行きたい、京都の早朝にオススメな観光・朝食(朝ごはん)スポットをご紹介!清水寺や上賀茂神社、錦市場に嵐山など、早朝ならではの良さがあり、京都の早朝にしか味わえない魅力的なスポットばかりを取り上げているので、朝活の参考にしてくださいね♪

京都・洛北の観光スポット「大原」。三千院、寂光院などのお寺や大原温泉、名産の赤しそを使ったしば漬や朝採れの大原野菜が買える里の駅、大原女着付け体験などオススメスポットがたくさん!のどかな日本の田園風景が広がる歴史ある大原で、日々の疲れを癒やしましょう♪