京都へ観光でいらっしゃった方をご案内すると「京都らしい○○を」というご希望がよくある訳ですが、これが案外難しいものなのです。

強いて言えば和風の物事全般が「京都らしい」訳ですが、「京都らしいもの」には「他所には無いもん」という意味も含まれているでしょうし、きっと「歴史がある」とか「由緒がある」ということも暗に求められているでしょう。

こうなると余計に難しい訳です。

今回は、人気観光エリアである京都市と宇治市の中から、地元で長年愛されている、初めてでも暖簾をくぐりやすいオススメの京都の老舗グルメ・お土産・スポットを、京都在住のワゴコロライターがご紹介させていただきます。

京都観光のグルメ巡りやお土産・食べ歩きの参考にお役立ていただければ幸いです。

※本記事の内容は2023年10月時点のものです。
 掲載内容は変更していることもありますので、正式な情報については事前に各施設へお問い合わせください。

【京都老舗】オススメのグルメスポット

南禅寺 順正】京都と言えば湯豆腐と湯葉!南禅寺にお参りしてから京都を味わう

京都の中でも特に人気観光スポットである水路閣すいろかくを有する南禅寺なんぜんじまで足を運んだら、「南禅寺 順正じゅんせい」で湯豆腐ゆどうふなどは如何でしょうか?

南禅寺門前の茶屋料理屋「南禅寺 順正」の敷地内へ一歩足を踏み入れると1200坪の日本庭園が広がり、日常から切り離されたような別世界へと入り込んだような感覚になります。

国の登録有形文化財に指定された石門や書院もあり、和を感じられる建物内で名物の湯豆腐をメインに、湯葉ゆばや田楽、野菜の天ぷらなど季節に合わせた品々や、京会席を味わうことができます。

日本庭園を眺めながら、観光の合間のプチ贅沢として、さっぱりと湯豆腐は格別です。


※水路閣:ローマ式水道橋を参考に建設され、琵琶湖疎水の一部として現在も活躍中。南禅寺の境内にある。

スポット名南禅寺 順正
住所〒606-8437
京都府京都市左京区南禅寺門前
アクセス京都市営地下鉄東西線「蹴上駅」徒歩5分


※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。

京極かねよ】日本一の鰻!京風卵焼き×鰻のマリアージュを愉しむきんし丼

入れ替わりと開発の激しい河原町かわらまちの裏で創業から変わらぬ味を提供し続けているのが、うなぎ料理専門店の老舗「京極きょうごくかねよ」です。

昼間は地元の学生や観光客で賑わう京都の中心街の一つである新京極しんきょうごく商店街から路地に入ると、大正時代の見事な木造建築の存在感と香ばしい鰻の薫りで満たされています。

座布団のような京風玉子焼きの柔らかさと江戸焼き鰻の香ばしさのマリアージュがたまらない“きんし丼”がオススメ。

毎月最終月曜日の夜は、丼代だけで落語が楽しめる“かねよ寄席”が開催され、行列ができます。

スポット名京極かねよ
住所〒604-8034
京都府京都市中京区六角通新京極東入松ヶ枝町456
アクセス京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」徒歩5分
阪急京都本線「京都河原町駅」徒歩6分
京阪本線「三条駅」徒歩7分


※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。

寿司 乙羽】冬の醍醐味!冷え込む京都で食べるなら蒸し寿司

京極かねよ】と同じく新京極にある「寿司 乙羽おとわ」。

四条通りからすぐの位置にあり、冬になると店頭に蒸し器が設置され、もくもくと煙を上げます。

その蒸し器で蒸されているのが、名物である“蒸し寿司”です。

蒸し寿司とは、蒸しあげた温かい状態で食べるちらし寿司のようなもので、刻んだ穴子や椎茸煮などさまざまな具材が混ぜ込まれています。

主に関西の冬に食べられる料理のため、関東地方にお住まいの方にとっては珍しい食べ物かもしれませんね。

冷え込む京都の冬に、芯から温まる蒸し寿司で一杯飲むのは通の愉しみ。

細長く奥行きのある昔ながらの店構えで、冬期以外も通常の寿司屋として営業しています。

スポット名寿司 乙羽
住所〒604-8042
京都府京都市中京区新京極通四条上ル中之町565
アクセス京阪本線「祇園四条駅」徒歩8分
阪急京都本線「京都河原町駅」徒歩1分
京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」徒歩10分


※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。

魚三楼】鳥羽伏見の戦いの刀傷が残る!大名家の御用達老舗料亭

明和元年(1764年)から続く京料理のお店「魚三楼うおさぶろう」は、京都の人々からも老舗として認められる、創業200年を超える真の老舗料亭です。

旧幕府軍と新政府軍が衝突した戊辰戦争の発端となった鳥羽伏見の戦いでは、官軍の台所番を務めました。

その際、店前の京町通に布陣した新撰組と銃砲で武装した薩摩藩軍の銃撃戦の弾痕が、表の格子に残っています。

京都屈指の酒処である伏見の酒と京野菜、そして歴史を堪能できる「魚三楼」。

伏見観光と組み合わせて、200年続く京料理の味を堪能してください。

スポット名魚三楼
住所〒612-8083
京都府京都市伏見区京町3-187
アクセス京阪本線「伏見桃山駅」徒歩1分
近鉄京都線「桃山御陵前駅」徒歩2分
JR西日本奈良線「桃山駅」徒歩10分


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さて、ここまでは“京都らしい”をコンセプトにご紹介して参りました。

「いくら京都旅行と言っても、連日懐石料理だとたまったもんじゃない」というお声(が勝手に聞こえたのでそれ)にお応えして、お次は少し毛色の違う老舗店をご紹介しましょう。

キャピタル東洋亭 本店】京都の洋食!明治から愛され続ける庶民の味

京都市の北にある北山きたやま通りに店を構える、京都の洋食屋の代表「キャピタル東洋亭とうようてい 本店」。

流石は京都、洋食屋でも創業125年を超えてきます。

「キャピタル東洋亭 本店」は、西洋料理を京都の庶民に普及させたお店として歴史があり、味も確かです。

看板メニューとして有名なのがオードブルの“丸ごとトマトサラダ”。

ツナサラダの上に、皮を丁寧に湯剥きしキンキンに冷やされた丸ごとのトマトを乗せたもので、インパクトがある一品です。

また、アルミホイルに包まれて出されるビーフシチューソースのかかった“百年洋食ハンバーグステーキ”もジューシーかつボリューミーで人気があります。

デザートには、京都北山の奥地・美山みやまの牛乳を使った“百年プリン”をはじめ、ケーキも取り揃えられているので、前菜からメイン、デザートと満腹必至。

徒歩数分圏内に、京都駅構内のお土産でも名高い“京都北山マールブランシュ”の本店や京都府立植物園、加茂川等があり、20分ほど歩けば上賀茂神社にも行くことができるので、散策中の腹ごなしにもオススメの老舗です!

スポット名キャピタル東洋亭 本店
住所〒603-8053
京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町2-3
アクセス京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」徒歩5分


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【京都老舗】オススメのお土産・食べ歩きスポット

一和(一文字屋和輔)】 お参りの後のお楽しみに“あぶり餅”!今宮神社門前茶屋で一服

京都は特に神社仏閣の多い街ですが、大抵の大きな神社の門前には門前茶屋と銘菓がありますが、その中でも特に有名なのが今宮いまみや神社の“あぶり餅”でしょう。

今宮神社前には2件のあぶり餅屋があり、一つは江戸初頭からの営業で、今回ご紹介する「一和いちわ一文字屋和輔いちもんじやわすけ)」はなんと長保2年(西暦1000年)から営業をしています。

創業千年を超える老舗中の老舗、改めて、京都って恐ろしい所ですね。

一和いちわ一文字屋和輔いちもんじやわすけ)」は、味噌をつけてあぶった小さい“あぶり餅”の一品勝負。

パクパクと無限に食べてしまえそうな甘辛い味で、ここでしか味わうことができません。

お近くにお立ち寄りの際は、必ず寄ってください!

スポット名一和(一文字屋和輔)
住所〒603-8243
京都府京都市北区紫野今宮町69
アクセス京都市バス「今宮神社前」バス停下車、徒歩4分
京都市バス「佛教大学前」下車、徒歩9分


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加茂みたらし茶屋】みたらし団子発祥の地である下鴨神社へのお供物(厄除人形)だった!?

下鴨神社すぐそばに佇む甘味処「加茂みたらし茶屋」は、大正11年(1922年)から続く老舗です。

「みたらし団子なんて何処にでもあるやろ」などと思ってしまったあなたは、悔改めなければなりません。

みたらし団子発祥の地は、下鴨神社(加茂御祖神社かもみおやじんじゃ)ということをご存知でしょうか。

鎌倉時代に後醍醐天皇がご行幸ぎょうこうの折に、御手洗池で水をすくう際に、池の底から大きな泡が1つ、そして続いて小さな泡が4つ出てきたことから、「加茂みたらし茶屋」のみたらし団子は1つ目の団子と他の4つが離れているのだとか。


※行幸:天皇が外出されること。「みゆき」とも言う。

もともとは氏子の間で作られていた厄除人形で、神社へのお供え物でしたが、「加茂みたらし茶屋」が独自に甘めのタレを開発し、現在の一般的なみたらし団子の原型を作ったと言われています。

スポット名加茂みたらし茶屋
住所〒606-0816
京都市左京区下鴨松ノ木町53
アクセス京阪鴨東線・叡山電鉄「出町柳駅」徒歩15分


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出町ふたば】異常な大行列!京都に来たなら一度は味わいたい豆大福

地元の人でそこそこ賑う出町の商店街に、一件だけ異常な人だかりができている老舗の和菓子店、それが「出町でまちふたば」です。

行きしな朝の9時くらいに通り掛かっても、帰りしな夕方5時くらいに通り掛かっても、絶えずに大行列ができています。

時代を超えて大原女おおはらめからも学生からも愛され続けた「出町でまちふたば」の“名代豆餅”。

親しみやすい優しい味の豆大福を求めて、世界中から人が押し寄せています。

回転は速いので、長くても30分くらい並べば手に入ります。


※大原女:京都北郊の大原から、柴や蒔、農作物を頭にのせて京の町まで売りに歩いた行商の女性のこと。

スポット名出町ふたば
住所〒602-0822
京都府京都市上京区出町通今出川上ル青竜町236
アクセス京阪鴨東線・叡山電鉄「出町柳駅」徒歩5分
京都市営地下鉄烏丸線「今出川駅」徒歩15分


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阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月 本店】京都の菓子の大本命!京土産の定番商品

京都の和菓子土産の大本命と言えば「阿闍梨餅本舗あじゃりもちほんぽ 京菓子司 満月 本店」の“阿闍梨餅”。

今や、大阪や東京などの百貨店やデパートでの取り扱いもありますが、せっかく京都観光に来たのなら、ぜひ本店で入手していただきたいです。

表の生地は柔らかいのに、なかなか無くならない歯ごたえと、餡子の甘味が病みつきになります。

自分用はもちろん、お土産にも老若男女問わず必ず喜ばれる“阿闍梨餅”は、一番のオススメ品です。

本店では土日祝限定で屋号にもなっている“満月”が販売されます。

昼過ぎには売り切れてしまいますので、午前中に行くのを強くオススメします!

スポット名阿闍梨餅本舗 京菓子司 満月 本店
住所〒606-8202
京都府京都市左京区鞠小路通り今出川上ル
アクセス京阪鴨東線・叡山電鉄「出町柳駅」徒歩8分
叡山電鉄叡山本線「元田中駅」徒歩8分


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聖護院八ッ橋総本店】お待ちかね、京都と言えば八ッ橋!京都土産の大定番

“京都土産と言えば”の地位を固めている“八ッ橋”ですが、製造元は複数あります。

その中でも、「聖護院しょうごいん八ッ橋総本店」は、元禄2年(1689年)に江戸時代初期の琴(箏)の名手・八橋検校やつはしけんぎょうの墓参りに訪れる人々に向けて茶屋を始めたと言われる、創業300年以上の老舗和菓子店です。

琴(箏)の調べを聴きながら、琴(箏)の形に似せて作られたという“八ッ橋”をはんなりと味わうのもいいですね。

また、お馴染みのつぶあん入り生八ッ橋の“ひじり”もよいでしょう。

なお、「聖護院しょうごいん八ッ橋総本店」の向かいには、“本家西尾八ッ橋本店”と“八ッ橋発祥の地”もあり、食べ比べなどもできてしまいます!

スポット名聖護院八ッ橋総本店
住所〒606-8392
京都府京都市左京区聖護院山王町6
アクセス京都市バス「熊野神社前」バス停下車、徒歩1分
京阪鴨東線「神宮丸太町駅」徒歩9分
京都市営地下鉄東西線「東山駅」徒歩15分


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【京都老舗】地元民オススメスポット

イノダコーヒ本店】 京都の珈琲文化を満喫!地元民が通うローカルチェーン

京都の珈琲文化を体感する上で外せないのが、は京都の人達のたまり場「イノダコーヒ本店」です。

錦市場や大丸、高島屋で買い物を終えて一服するのに、近隣にもいろいろな店舗がありますが、タイムスリップしたかのようなレトロな空間を味わいたければ、三条にある本店がオススメです。

少しドレスアップして行きたい、そんなお店。

寺町・新京極・錦市場の観光の合間に、ぜひ寄ってみてください。

お土産やシーズンギフトに、紙缶のレギュラーコーヒー(挽きのみ)も喜ばれますよ♪

スポット名イノダコーヒ本店
住所〒604-8118
京都市中京区堺町通り三条下ル道祐町140
アクセス阪急京都本線「烏丸駅」徒歩7分
京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池駅」徒歩7分
京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」徒歩12分
京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」徒歩13分
京阪本線「三条駅」徒歩13分


※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。

いもぼう平野家本家】立地の割に庶民的!京都名物・芋料理を食べるならココ

八坂神社(八坂さん)の裏手にある円山公園に店を構える「いもぼう平野家本家」。

江戸時代中期より300年の歴史があり、青蓮院しょうれんいんの宮に仕えていた初代・平野権太夫より代々一子相伝の味が守られてきました。

全国各地の食材が集う都ならではの、海老芋と棒鱈の出会い、名物料理“いもぼう”。

祇園も良いですが、八坂さんにお参りして「いもぼう平野家本家」で隠れた京都名物の芋料理を味わうのもまた一興。

スポット名いもぼう平野家本家
住所〒605-0071
京都府京都市東山祇園円山公園内(八坂神社北側)
アクセス京都市バス「祇園」下車、徒歩6分
京阪本線「祇園四条駅」徒歩11分
京都市営地下鉄東西線「東山駅」13分
阪急京都本線「京都河原町駅」徒歩14分


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白雲庵】黄檗山萬福寺の普茶料理!精進料理を眺めて味わう

黄檗宗おうばくしゅうの大本山・黄檗山萬福寺まんぷくじの門前に塔頭たっちゅうとして創建されたのが、普茶ふちゃ料理(精進料理)の老舗である「白雲庵はくうんあん」です。

寺院料理の影響の強い京料理ですが、中国の名残なごりの強い精進料理は黄檗系の普茶料理でしか味わえません。

要予約で“普茶弁当”は1名から、“特別普茶料理”と“特別普茶御膳”のコース料理は2名から受け付けています。

肉類を用いない、二汁六菜の献立の驚くべき食べ応えを、ぜひ一度味わってみてください。


※塔頭:お墓のこと。元はお釈迦様のお墓のことだったが、寺院における開祖や高僧の死後に弟子が建てる墓頭や庵を指す。

スポット名白雲庵
住所〒611-0011
京都府宇治市五ケ庄西浦30
アクセスJR西日本奈良線「黄檗駅」徒歩5分
京阪宇治線「黄檗駅」徒歩10分


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通圓茶屋】京都と言えば宇治茶!歴史も由緒も別格です

狂言にも“通圓”という曲が現存しますが、室町期には既に老舗であった「通圓茶屋つうえんぢゃや」は、なんと平安時代の永暦元年(1160年)創業。

小説 『宮本武蔵』(吉川英治著)にも登場する「通圓茶屋」は、今宮神社前のあぶり餅【一和】と肩を並べ、通常営業している日本最古の茶屋の一つと言えるでしょう。

そんな恐るべき歴史を持つ店が、宇治橋の東のたもとにちょこんと営業しています。

規模も小さく3組程で満席になってしまいますが、宇治川を眺めながら味わう宇治名物“にしん茶そば”は絶品。

宇治観光の際には何としても寄りたいお店です。

スポット名通圓茶屋
住所〒611-0021
京都府宇治市宇治東内1
アクセス京阪宇治線「宇治駅」駅前


※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。

花やしき浮舟園】平等院観光の後は、宇治川を眺めながらお食事を

世界遺産平等院を超えて宇治川沿いに石畳を上って行くと見えてくるのが、割烹旅館「花やしき浮舟園うきふねえん」。

塔の島と宇治川の変わりゆく景色を眺めながら、京都宇治の四季を堪能できます。

実は宿泊も可能で、宇治川沿いで露天風呂を楽しむこともできてしまいます。

京料理を食べ続けると、肉気も欲しくなってくるもの。

石畳の道を挟んで向かい側には“ステーキ割烹 花やしき”があり、こちらのお肉も絶品です。

創業は明治27年(1894年)と最近ですが、労農党の代表代議士として民主主義国家づくりに奔走し39歳で暗殺された山本宣治せんじは、実は“花やしき”の若主人というのも地元では有名な話です。

スポット名花やしき浮舟園
住所〒611-0021
京都府宇治市宇治塔川20-21
アクセス京阪宇治線「宇治駅」徒歩15分
JR西日本奈良線「宇治駅」 徒歩16分


※情報は変更となる場合がございます。詳細は、施設へお問い合わせください。

おわりに

さて、京都の老舗オススメグルメスポットをご紹介いたしましたが、皆さんの欲していた「京都らしい料理」は見つかりましたでしょうか?

京都市内にも素敵なお店が沢山ありますが、電車で北や南に30 分程移動するだけでも、伏見の酒、黄檗の普茶料理、宇治の茶、城陽の梅……。

その地域ごとに特有の名産品や料理が存在し、観光地もありますので、次の京都観光の際には、ぜひディープな京都をお楽しみください!