日本各地には、何百年も前から受け継がれてきた技術を用いて作られる工芸品や美術品がたくさん存在します。

その中でも、経済産業大臣が指定した『伝統的工芸品産業の振興に関する法律』によって認められたものは、「伝統工芸品」と称されています。

日本に数多くある伝統的工芸品のうち、ここでは四国地方に伝わる9品目をご紹介します。

伝統的工芸品とは?
経済産業大臣が指定した「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づいて認められた伝統工芸品のことを指す。
要件は、
・技術や技法、原材料がおよそ100年以上継承されていること
・日常生活で使用されていること
・主要部分が手作業で作られていること
・一定の地域で産業が成り立っていること

本記事の内容は、令和4年(2022年)3月時点のものです。
掲載内容は変更していることもありますので、ご留意ください。

徳島県の伝統的工芸品

香川県の伝統的工芸品

愛媛県の伝統的工芸品

高知県の伝統的工芸品

おわりに

本記事では、四国地方4県の伝統的工芸品を紹介しました。

四国地方は清流や森林など豊かな自然に恵まれているため、千年以上前から存在する和紙や藍染めなど、自然植物を使用した工芸品が多くみられます。

そのどれもが、各土地の風土と卓越した技術に支えられ、独特の魅力で古くから人々に愛用されてきました。

そんな日本が誇るべき伝統的工芸品は、ぜひ忘れ去られることなく、これからも後世に伝えていきたいものばかりですね。