令和5年(2023年)7月、東京・丸の内で、伝統工芸品を楽しむことができるイベント「Traditional crafts of Tokyo SESSION WEEK~東京の伝統工芸品を楽しむ5日間~」が開催され、連日大盛況のうちに終了しました。

そんな期間限定ショールームが、令和5年(2023年)11月に帰ってきます!

今回は、そんな11月開催の「Traditional crafts of Tokyo SESSION WEEK 芸術の秋~東京の伝統工芸品を楽しむ6日間~」について、開催情報やイベント内容をご紹介します!

東京都の伝統工芸品の魅力を発信するべく、さまざまな伝統工芸体験が用意されていますので、ぜひ足を運んでみてください♪

7月に行われたイベントの体験レポートはこちらから!

Traditional crafts of Tokyo SESSION WEEK 芸術の秋とは?

Traditional crafts of Tokyo SESSION WEEK 芸術の秋~東京の伝統工芸品を楽しむ6日間~」は、東京都が主催する伝統工芸品のイベントです。

東京駅前の商業施設「KITTE」アトリウムにて、令和5年(2023年)11月2日(木)から11月7日(火)の6日間行われます。

会場は1階アトリウム、地下1階東京シティアイパフォーマンスゾーン内は4つのエリアに分かれており、それぞれ伝統工芸品の楽しさ・魅力を存分に見て、触れて、体験できるコンテンツが用意されています。

Traditional crafts of Tokyo SESSION WEEK 芸術の秋 の見どころ

Traditional crafts of Tokyo SESSION WEEK 芸術の秋~東京の伝統工芸品を楽しむ6日間~」では、どのような工芸品や職人さんたちが登場し、どのような体験ができるのでしょうか?

ここからは、イベント内容をエリアごとにご紹介します♪

示・物品販売エリア

東京都の伝統工芸品を展示・販売するエリアです。

思わず日々の暮らしに取り入れたくなるような魅力的な工芸品の数々が展示され、原材料や製作工程を学んだり、実際に気に入ったものを購入することができます。

工芸品の技術を用いて製作された、オリジナル商品も用意されているそう。

会場には、商品を製作した職人の方がいらっしゃる場合もあり、工芸品の魅力を直接伺うことができます。

その他にも、5,000円以上のお買い物をした方を対象とした、ハズレ無しの“ガラガラ抽選会”や、職人の方による実演トークショー・クイズ大会など、楽しめるコンテンツが盛りだくさんです!

東京都伝統工芸士展 新作コンクール

11月の本イベントでは、「東京都伝統工芸士展 新作コンクール」が開催されます。

時を超える技術と想像。

東京の匠たちによる新作がKITTEに集結します。

会場内のコンクールエリアでは、東京都認定の伝統工芸士が考えた新しい伝統工芸品が展示されており、イベント期間中は来場者参加型の投票が行われます。

そして、最終日の11月7日(火)16時から、投票の結果発表と表彰式が執り行われます。

あなたの一票で今年の金賞が決まります。

投票いただいた方には、先着でノベルティがプレゼントされるそうなので、この機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか♪

演エリア

実演エリアでは、東京都の伝統を守り続ける職人たちが、実際に工芸品を製作する姿を間近で見学することができます。

製作の流れや各工程の意味などを教えてくれるため、工芸品についてより深く知ることができますよ!

イベント中は、毎日日替わりでさまざまな職人が登場しますので、気になる工芸品や職人がいる方は、ぜひ日を合わせていってみてください♪

スケジュールは以下の通りです。

日付伝統工芸品実演内容
11月2日(木)江戸手描提灯提灯へ文字へ描き入れ体験
※有料で名入れサービス実施
東京手植ブラシ毛を丁寧に折り込みながら植毛していく作業
11月3日(金)東京洋傘傘生地をミシンで縫い合わせる工程
東京手彫り印章手彫り印章の製作工程の実演
11月4日(土)江戸刺繍刺繍の製作実演
東京手植ブラシ毛を丁寧に折り込みながら植毛していく作業
11月5日(日)東京洋傘傘生地をミシンで縫い合わせる工程
東京手植ブラシ毛を丁寧に折り込みながら植毛していく作業
11月6日(月)江戸手描提灯提灯へ文字へ描き入れ体験
※有料で名入れサービス実施
東京手描友禅糸目糊置(友禅の柄の輪郭を描く)の実演
11月7日(火)東京手植ブラシ毛を丁寧に折り込みながら植毛していく作業
東京手描友禅糸目糊置(友禅の柄の輪郭を描く)の実演


伝統的な技法を間近で見ることができる、とっても貴重な機会です。

お見逃しなく!

作体験エリア

製作体験エリアでは、先ほどご紹介した実演エリアで見られるような伝統技法を実際に体験することができます。

こちらも日替わりでさまざまな体験を行っているので、作ってみたい工芸品のスケジュールをチェックしてください♪

日付伝統工芸品実演内容
11月2日(木)江戸刺繍①ブローチ・ヘアゴム製作体験
②帯留め製作体験
東京手描友禅手ぬぐいに色挿し体験
11月3日(金)東京手彫り印章干支石印彫刻体験
東京手描友禅①手ぬぐいに色挿し体験
②絹の半襟に色挿し体験
11月4日(土)江戸表具からくり屏風製作体験
東京手植ブラシ馬毛の手植え製作体験
11月5日(日)東京洋傘マスコット傘に絵や字を描く
オリジナル傘製作体験
江戸手描提灯ミニ提灯に文字描き入れ体験
11月6日(月)東京仏壇①組子コースター作り体験
②銘木箸作り体験
江戸手描提灯ミニ提灯に文字描き入れ体験
11月7日(火)江戸表具からくり屏風製作体験
東京手描友禅手ぬぐいに色挿し体験


実際に自分自身で製作することで、伝統工芸の奥深さや楽しさ、職人の方の凄さをさらに感じることができます♪

なお、体験するには体験受付で当日分の体験予約を申し込んでください。

体験受付は11時から開始され、材料がなくなり次第終了となります。

体験枠が埋まることもあるので、気になる工芸品がある方は、早めのお申し込みがオススメです!

※伝統工芸品によって参加料(1,000円~7,700円)、体験時間が異なりますので、詳細は公式サイトまたは現地にてご確認ください。
※体験によっては衣服が汚れる場合があります。

あったらいいな!こんな伝統工芸品」デザインコンテスト 作品展示エリア

11月の本イベントでは、7月にはなかった地下1階のエリアも追加されます。

地下1階の東京シティアイ パフォーマンスゾーンでは、本年6月から募集されていた「あったらいいな!こんな伝統工芸品」デザインコンテストの全362応募作品を展示します!

こちらは、「こんな伝統工芸品があったら、自分で使ってみたい」をテーマに、都内在住の小学生を対象とした伝統工芸品のデザインを募集したコンテストです。

見事最優秀賞となった作品は、伝統工芸士の手によってそのデザインが実現化されます。

11月3日(金)の14時から表彰式も行われますので、小学生ならではの新鮮なアイデアの数々を、ぜひ見に行ってみてくださいね!

イベント概要

イベント名Traditional crafts of Tokyo SESSION WEEK 芸術の秋
~東京の伝統工芸品を楽しむ6日間~
日程令和5年(2023年)11月2日(木)~同月7日(火)

【平日】11:00~20:00
※最終日は18:00まで

【土日祝】11:00~19:00
会場KITTE アトリウム 1階
及び 地下1階 東京シティアイパフォーマンスゾーン

東京都千代田区丸の内2丁目7-2
主催東京都


場( KITTE アトリウム)アクセス

JRからのアクセス

・「東京駅」徒歩約1分
・「京葉線東京駅」徒歩約3分
・「有楽町駅」徒歩約6分

東京メトロからのアクセス

・丸の内線「東京駅」地下道より直結
・千代田線「二重橋前<丸の内>駅」徒歩約2分
・有楽町線「有楽町駅」徒歩約6分

都営地下鉄からのアクセス

三田線「大手町線」徒歩約4分

アクセスマップ